ツナとキノコのトマトソース、ボスカイオーラのリングイーネ

Boscaiola(ボスカイオーラ)=きこり職人風、という名前のパスタなのですが、ツナとキノコのトマトソースがなぜきこり職人風なのか?
一節によりますと、ツナ缶のふたを開けた状態が切り株に見えたからなんていう説もあるのですが、それを聞いて僕は
「ってことは意外と新しいレシピなのかな? 缶が発明されてから出来たレシピ??」
と思いました。
まぁ、いつもながらイタリア人のネーミングは不思議だと思います。
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【材料1人分】
リングイーネ 100g
アンチョビフィレ 2切れ
ツナ缶 小1缶
しめじ 1/2パック
乾燥ポルチーニ 2切れ
タマネギ 1/4個
EXオリーブオイル スプーン2杯
ホールトマト缶 1/3缶
ミニトマト 4個
バター 10g
塩(粗粒)、黒胡椒、香りのEXオイル、白ワイン、バジル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩を入れます。
タマネギは薄くスライス、ミニトマトは半分にカット、しめじは石突きを切っておきます。
乾燥ポルチーニを水に漬けて戻します。
フライパンにEXオイルを入れ加熱し、ツナとアンチョビ、刻んだポルチーニを加え中火で炒めます。
香りが立ってきたらタマネギとしめじを加え炒めます。
タマネギがしんなりしてきたら、白ワインを加え中火強でアルコールを飛ばします。
ホールトマト、バジル少々を加え、弱火で煮込んでいきます。
パスタをパッケージの時間より1分短く茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁とミニトマト、バターをフライパンに加えます。
フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをフライパンに加え、中火でしっかりとソースの水分をパスタに吸わせます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いて、バジルを飾ったら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
これも大好きなパスタなんですけど、振り返ってみると長らく作っていませんでした。
久しぶりに食べたんですけどやっぱり美味しいです。
アンチョビと乾燥ポルチーニでソースに奥行きが出て、ホールトマトとミニトマトを使うことで食感の違いも楽しむことが出来ます。
この辺はなくても大丈夫ですので、なきゃないで作っていただければと思いますが、あると全然違いますのでぜひお試しいただければと思います。

絶対に失敗しない簡単しっとりジューシーな鶏むね肉とアボカド、パルミジャーノのサラダ

鶏むね肉というとパサパサしているというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、すべては火の通し方です。
茹で過ぎるとどうしても硬くパサパサになってしまいますので、沸騰したお湯に入れて火を止めるこのやり方をお試しいただければと思います。
簡単にしっとりジューシーな鶏むね肉が出来る上に、失敗することもありません。
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【材料1人分】
スペルト小麦 80g
鶏むね肉 170g
パルミジャーノ 4切れ
ミニトマト 4個
タマネギ 1/4個
アボカド 1/2個
EXオリーブオイル スプーン4杯
白ワインビネガー スプーン2杯
バルサミコ スプーン1杯
レモン果汁 スプーン1杯
塩、バジリコ 適量
【作り方】
片手鍋に1Lの水を入れて塩ひとつまみ加え沸騰させます。
火を止めてタイマーを10分にセットして、鶏むね肉を入れて蓋をします。
その間にタマネギを薄くスライス、アボカドを適当な大きさにカット、ミニトマトを半分にカットしてボウルに入れます。
10分経ったところで鶏むね肉を取り出し、アルミホイルで包みます。
鶏むね肉を茹でていた鍋にスペルト小麦を入れて弱火で茹でます。
スペルト小麦は15分~20分ぐらい茹でてお好みの硬さになったところでザルにあげ、流水で洗います。
(ちなみに僕は15分茹でました)
水気をよく切ってボウルの具材と合わせます。
白ワインビネガー、オリーブオイル、バルサミコを加えてさらに混ぜます。
ちぎった鶏むね肉とバジリコを加えさらに混ぜます。
お皿に盛って、レモン果汁を落としてパルミジャーノを飾ったら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
スペルト小麦(古代小麦)やアボカド、パルミジャーノはなくてもOKですので、しっとり鶏むね肉をぜひお試しくださいませ。
今回あらためて思ったのですが、アボカドとパルミジャーノの相性もいい感じです。
この組み合わせでもなにか考えてみたいと思います。

サルシッチャとモッツァレラ、いろいろ野菜のオーブン焼き

オーブントースターを使った簡単なグラタン風の一皿です。
じゃがいもとブロッコリーを下茹でして、グラタン皿にあれこれ詰めてオーブンで焼くだけ。
超簡単で美味しいです。
ここに美味しいバゲットとスープがあれば最高です。
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【材料1人分】
サルシッチャ 1本
じゃがいも 1個
ミニトマト 7個
ブロッコリー 1/3本
モッツァレラ 一口サイズ3個
パルミジャーノ、塩、黒胡椒、EXオリーブオイル 適量
【作り方】
じゃがいもは塩茹でして皮を剥き、やや厚めにスライスします。
ブロッコリーも同じく塩茹でしておきます。
グラタン皿にオリーブオイルを塗って、そこにジャガイモ、モッツァレラ、ブロッコリー、ミニトマト、適当に切ったサルシッチャを入れます。
その上からパルミジャーノをたっぷりすりおろします。
5分温めたオーブントースターで15分焼きます。
(ちなみに僕が使ったのは1000Wです)
サルシッチャに焼き色がついていればだいたいOKですので、オーブントースターから取り出し黒胡椒を挽いていただけば完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
茹でたペンネを一緒に焼いたり、バゲットを一緒に焼いてみても美味しいと思います。
モッツァレラの水分がけっこー出てきますので(これはこれで美味しいのですが)、モッツァレラ少なめパルミジャーノ多めの方がバランス的にはいいように思います。
次はパスタかバゲットと一緒に試してみたいと思います。

まぐろのフィレのオイル漬けとタマネギ、アボカドのパニーノ

昨日のまぐろのフィレのオイル漬けを使った贅沢なパニーノです。
アボカドは残ってたからプラスしてみたんですけど、これがまたいい感じでした。
普通のツナ缶で作っても美味しいんですけど、素材の違いを感じさせてくれる一品です。
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【材料1人分】
バゲット 1/2本
まぐろフィレのオイル漬け 1切れ
アンチョビフィレ 2切れ
ケッパー塩漬け Tスプーン1杯
アボカド 1/2個
タマネギ 1/4個
胡椒、EXオリーブオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
タマネギは薄くスライスし、まぐろのフィレと適当な大きさにカットしたアボカド刻んだアンチョビ、ケッパー、イタリアンパセリと一緒にボウルに入れます。
バゲットの端を落として半分に切り、内側にEXオリーブオイルを塗ります。
ボウルの中身をバゲットに挟んだら完成です。
【所要時間】10分
【コメント】
このバゲットは近所で見つけたパン屋さんで初めて買ったものなのですが、これがまた大当たりで美味しかったです。
近所に美味しいパン屋さんを知らなくて、三宮まで買いに行くかスーパーのバゲットで済ませていたのですがこれからはもうこちらのお店で決まりです。
美味しいパン屋さんに入ると幸せな気分になるのは僕だけでしょうか??(笑)

まぐろのフィレのオリーブオイル漬けを使った冷製スパゲッティ

「まぐろ」と聞くのと「ツナ」と聞くのではなにか印象が違ったりしませんか?
まぐろを英語で言うとツナになるわけですが、日本ではまぐろといえばお刺身やお寿司を、ツナはツナ缶をイメージしてしまい別物のように感じてしまう部分もあるかと思います。
新商品のまぐろのフィレのオリーブオイル漬けは分類するならまぐろというよりツナにあたるかと思いますが、日本で食べられる一般的なツナ缶とは味も香りも歯ごたえもまったく違う、上質なまぐろの旨みを感じさせてくれる一品です。
そのまぐろのフィレのオリーブオイル漬けを使って定番の冷製パスタを作ってみました。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
まぐろのフィレ フィレ1片
タマネギ 1/2個
アンチョビフィレ 2切れ
ケッパー塩漬け Tスプーン1杯
EXオリーブオイル スプーン4杯
白ワインビネガー スプーン2杯
海塩(粗粒)、レモンジュース、、イタリアンパセリ、黒胡椒 適量
【作り方】
タマネギは薄くスライスし、ボウルにまぐろのフィレ、タマネギ、刻んだアンチョビフィレとケッパーを入れよく混ぜます。
白ワインビネガー、EXオリーブオイルを加えてよく混ぜます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを水道水で洗います。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
ボウルの中でソースとパスタをあわせ塩とEXオイルで味と濃度を調えてます。
お皿に盛ってレモンジュースをひとまわしして刻んだイタリアンパセリを散らし、黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
普通のツナ缶とはひと味もふた味も違います。
イタリアでの暮らしで驚かされた食材はいくつもあるのですが、このまぐろのフィレのオイル漬けもその1つでした。
初めて目にしたとき、「なんでこんなツナ缶の親戚みたいのがここまで高いねん?」と思いましたが、食べてみて納得、僕の中にあったツナ缶のイメージとはまったく別のものでした。
今回、久しぶりにまぐろのフィレのオイル漬けを食べてみて、「やっぱりツナ缶とは別物やな」と思ったのですが、さすがにこの価格です。
『・・・この値段出すなら刺身買うよ』
と言われれば仰る通りですとしか言いようがないのですが、まぐろの煮付けとか塩焼きが好きな方にはぜひお試しいただきたい一品です。
そのままお召し上がりいただいても、火を入れても香ばしく美味しくお楽しみいただけますので、ぜひ。

ナポリから作りたてが空輸されます水牛のモッツァレラ

ナポリから作りたてが空輸されます水牛のモッツァレラ、4/7(木)発送分のご予約受付締切は明日3/30(水)17時です。
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作りたてだからこそのフレッシュ感と芳醇な香り、水牛ならではのミルキーな味わいをお楽しみくださいませ。
塩とオリーブオイルでそのままお召し上がりいただくのはもちろん、カプレーゼにサラダに温かいパスタに冷製パスタにグラタンに、いろいろな場面で活躍してくれます極上モッツァレラです!!
◇25g一口サイズから、通常の125gサイズ、超特大250gまでいろいろありますモッツァレラはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/c/0000000251/

バルサミコとの相性が抜群です、鰹のタタキとミニトマト、アボカドの冷製ペンネ

まだ少し寒いのですが冷製パスタです。
鰹のタタキとバルサミコ、意外な組み合わせかもしれませんが驚くほどの相性の良さです。
鰹も栄養価の高い食材ですので、意識して食べるようにしています。
ポン酢で食べるのも好きですけど、オリーブオイルとバルサミコも美味しいですのでぜひお試しくださいませ。
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【材料1人分】
ペンネリガーテ 100g
鰹のタタキ 100g
アンチョビペースト Tスプーン1杯
ケッパー塩漬け Tスプーン1杯
プチトマト 4個
アボカド 1/2個
EXオリーブオイル スプーン2杯
バルサミコ スプーン1杯
白ワインビネガー スプーン1杯
レモンジュース スプーン1杯
塩(粗粒)、黒胡椒 適量
【作り方】
ミニトマトを十字に切り、一口大に切った鰹とアボカド、刻んだケッパー、アンチョビペーストと一緒にボウルに入れ、よく混ぜます。
白ワインビネガー、EXオリーブオイル、バルサミコ、レモンジュースを加えながらその度よく混ぜます。
出来たソースを冷蔵庫で冷やしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使ってしっかりと水分を取ります。
ボウルの中でソースとあわせ、お皿に盛って黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
久しぶりに作ったんですけど、やっぱり美味しいです。
パスタじゃなくてもそのまま前菜としてもお楽しみいただけますので、ぜひぜひお試しくださいませ。

楽天スーパーSALE開催中!!(限定クーポンあります!!)

3/31(木)1:59まで楽天スーパーSALE開催中。
期間中、神戸いたりあ屋でご利用いただけます3種類のクーポンをご用意させていただきましたので、ぜひご利用くださいませ。
◇スーパーSALEと言えばまずはエントリーをお忘れなく
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パリパリサクサクの独特の食感の生地と、リコッタチーズの軽い味わいのクリームがクセになりますナポリの郷土菓子スフォリアテッラ。
最近の僕のお気に入りは、香りのいいストレートティーとスフォリアテッラを合わせることです。
って、イタリアはやっぱり紅茶よりエスプレッソですので、らしくないと言えばらしくないんですけど。(苦笑)
◇スフォリアテッラ35gはこちらからどうぞ
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◇スフォリアテッラ160gはこちらからどうぞ
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ナポリから作りたてが空輸されます水牛のモッツァレラ、4/7(木)発送分のご予約受付締切は3/30(水)17時です。
作りたてだからこそのフレッシュ感と、水牛ならではのミルキーな味わいをぜひお楽しみくださいませ。
パスタにサラダにカプレーゼに大活躍です。
◇水牛のモッツァレラのご予約はこちらからどうぞ
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みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

カルボナーラより美味しい!? 目玉焼きとサルシッチャ、ペコリーノのトロフィエ

先日作った目玉焼きとペコリーノのパスタが美味しかったので、ちょっとアレンジしてみました。
初めてのときは特に手を加えずレシピのままに作ってみて、そこで感じたものを次回試してみることが多いです。
今回はサルシッチャから出た脂で目玉焼きを焼く感じにして、パスタをスパゲッティからトロフィエに変えてみました。
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トロフィエ 100g
全卵 2個
サルシッチャ 50g
EXオリーブオイル スプーン3杯+1杯
ペコリーノ 30g
海塩(細粒)、海塩(粗粒)、香りのEXオリーブオイル、黒胡椒、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
フライパンにオリーブオイルスプーン3杯を入れ加熱し、温まったら皮を剥いてちぎったサルシッチャを入れて炒めます。
しっかり焼き色がついて半分ぐらい火が通ったところで卵1個を割り入れ、目玉焼きを作ります。
後でパスタをあえるため余熱で火が入ることを考慮して、黄身が半熟2歩手前ぐらいで火を止めます。
パスタの茹で時間が残り3分ぐらいになったところで、別のフライパンにオリーブオイルスプーン1杯を入れて加熱し、卵1個を割り入れて中火強で火を入れ塩少々、白身の端がやや色づいたらパスタの茹で汁少々を加えふたをして蒸し焼きにします。
余熱を考慮の上、半熟に仕上がるタイミングで火を止めます。
茹であがったパスタを最初のフライパンに入れて、目玉焼きを潰しながらパスタとあえます。
必要に応じてパスタの茹で汁とオリーブオイルを加えながらちょうどいい濃度にして、ペコリーノ30gを加えよく混ぜます。
お皿に盛りつけて後で焼いた目玉焼きを乗せ、香りのオリーブオイルをひとまわしして、黒胡椒をひいて刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
相変わらず派手さも豪華さもオシャレ感もない一皿ですが、素朴で飾らない美味しさがいい感じで僕はかなり好きです。
ポイントは2枚の目玉焼きの黄身を固めすぎないことだと思います。
食べるときに余熱で混ざればいいやぐらいの感じで、くれぐれも焼き過ぎないようにお願いします。
・・・・・・書きながらもまだ考えてしまうところですが、これカルボナーラとほぼ同じ材料ながらどっち作ろうか迷うぐらいお気に入りです。
ぜひぜひお試しくださいませ!!

アンチョビがいい仕事してます、ツナとタマネギ、ミニトマトの冷製スパゲッティ

暖かくなってきたので冷製パスタなどを・・・・・・と言いますか、このパスタは季節関係なくときどき食べたくなる一皿です。
お皿もソースも冷やさずに、パスタも水道水でサッと洗っただけの冷製ならぬ常温?パスタですが充分すぎるぐらい美味しいです。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
ツナ 小1缶
ミニトマト 4個
タマネギ 1/2個
アンチョビフィレ 2切れ
ケッパー塩漬け Tスプーン1杯
ブラックオリーブ 7個
EXオリーブオイル スプーン4杯
白ワインビネガー スプーン2杯
海塩(粗粒)、レモンジュース、、イタリアンパセリ、黒胡椒 適量
【作り方】
タマネギは薄くスライスし、ミニトマトを十字にカットします。
ボウルにツナ、ミニトマト、タマネギ、刻んだアンチョビフィレとケッパー、オリーブを入れよく混ぜます。
白ワインビネガー、EXオリーブオイルを加えてよく混ぜます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを水道水で洗います。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
ボウルの中でソースとパスタを和わせ塩とEXオイルで味と濃度を調えてます。
お皿に盛ってレモンジュースをひとまわしして刻んだイタリアンパセリを散らし、黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
飽きのこない、飾らない美味しさです。
ソース自体に塩はふっていません。
アンチョビの塩気とケッパーについてくる塩だけですがこれで充分です。
この2つを入れるだけでグッと奥行きが出てきますので、ぜひぜひお試しくださいませ。
オリーブはたまたまあったので入れてみたのですが、他にブロッコリーやルーコラを合わせていただいても美味しいですのでお好みでどうぞ。

サンダニエーレ産生ハムとブロッコリー、ペコリーノのスパゲッティ

まだ少し寒いですが、春はすぐそこまで来ている神戸です。
これも定番のパスタですが、少し崩れたブロッコリーがパスタと絡まってそこに生ハムの香りと塩気がプラスされて、シンプルながら優しい味わいのパスタです。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
サンダニエーレ産生ハム 4枚
ブロッコリー 1/3株
EXオリーブオイル スプーン4杯
ニンニク 1片
唐辛子 1本
ペコリーノ 20g
バター 10g
塩、香りのEXオイル、黒胡椒 適量
【作り方】
大きめの鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)、を入れます。
ブロッコリーは適当な大きさに切ります。
ニンニク1片を包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
生ハム1/2枚を弱火で炒め、香りがたってきたら取り出します。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り4分の時点でブロッコリーを入れました。
ソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタとブロッコリーをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
火を止めてペコリーノを加えよく混ぜます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、残りの生ハムを飾って黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
実は、頭で考えてたスパゲッティと実際に使ったスパゲッティが違うブランドで、セットしたタイマーの時間が全然違ってまして。
「なんかエライやわらかいな?」
と思ったのですがしばらくは理由がわからないまま・・・・
完全に油断してお湯の中を見るでもなくタイマーを過信してました。(苦笑)
これだけ作ってきて記憶にないので、たぶん初めてのやらかしだと思うんですが、みなさまはくれぐれも同じ失敗はされませんようお気をつけくださいませ。

さつましゃものもも肉のソテー

閉店間際のスーパーに行ったら、さつましゃもが半額で売っていたので鶏肉好きの僕は迷うことなくゲット。
・・・・・・半額でも普段僕が買ってる鶏肉より高いんですけど。(苦笑)
はたして、どれぐらい違うのか?
とりあえずシンプルに焼いてみました。
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【材料1人分】
鶏もも肉 180g
じゃがいも 1個
ミニトマト 2個
バター 10g
塩、黒胡椒、EXオリーブオイル、バルサミコ、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
鶏肉を常温に戻し、肉叩きで叩いて薄くするとともにできるだけ厚みを均一にしてから、ちょっと強いかなぐらいに塩、胡椒をして5分ぐらい置いておきます。
ミニトマトを半分にカットします。
じゃがいもは皮を剥いてスライスします。。
フライパンに火をつけて温まったらオリーブオイルを加え、温度が上がったら鶏肉を皮目から中火強でしっかり焼き色がつくまで炒めます。(約7分)
鶏肉のまわりにジャガイモを並べ、6分ぐらいまで火が入ったところで鶏肉をひっくり返します。(約5分)
串を刺して中まで温まっていたら鶏肉を取り出し、お皿に盛りつけてオリーブオイルとバルサミコをひとまわしして、じゃがいもとミニトマトを添えたら完成です。
【所要時間】20分
【コメント】
さすがに美味しかったです、さつましゃも。
一緒に焼いたじゃがいもも美味しかったです。
鶏肉とバルサミコの相性も抜群ですので、焼いてオリーブオイルとバルサミコで充分に美味しいですのでぜひぜひ。

サルシッチャと卵黄2個の濃厚カルボナーラのトロフィエ

昨日のパスタ食べながら、「サルシッチャ美味しいな~、トロフィエ美味しいな~」と思って今日はカルボナーラにしてみました。(笑)
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【材料1人分】
トロフィエ 100g
サルシッチャ 50g
卵黄 2個
EXオリーブオイル スプーン1杯
パルミジャーノ 30g
ペコリーノ10g
バター 10g
海塩、黒胡椒、白ワイン、牛乳 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩を入れます。
ボウルに卵黄を割り入れ、塩ひとつまみ加えてよく混ぜます。
すりおろしたパルミジャーノとペコリーノ加えてよく混ぜます。
この時点で完全に固形になっているかと思いますので、ある程度なめらかになるぐらいまで牛乳をちびちび加えてよく混ぜます。
フライパンにオリーブオイル入れ加熱し、フライパンが熱くなったら皮を剥いてちぎったサルシッチャを加え中火で炒めます。
サルシッチャに焼き色がついたら、白ワインを入れてアルコール分を飛ばし、弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタを入れて中火で和え、塩と茹で汁で味と濃度を調えます。
(卵を入れてからは余裕がなくなりますので、出来るかぎりこの段階で濃度を決めてください)
フライパンのパスタをボウルに加え混ぜます。
ソースの水分が多いと感じたら、ボウルで和えたパスタとソースをフライパンに戻し、ごくごく弱火で火を入れていきます。
菜箸でゆっくりとかき混ぜていくと、水分がとんで卵が固まってくるタイミングで混ぜる菜箸に重みを感じるときがありますので、そのタイミングで火を止めます。
お皿に盛りつけて黒胡椒をひいたら完成です。
お好みでさらにパルミジャーノをかけていただいても美味しいと思います。
【所要時間】35分
【コメント】
サルシッチャでカルボナーラを作っても美味しいです。
トロフィエとカルボナーラの相性もいいです。
グアンチャーレやパンチェッタで作るのが一般的ですが、サルシッチャもぜひ1度お試しいただきたい美味しさですのでぜひ。

まだ間に合うホワイトデーのお返しにトリュフチップスと3種のチョコレートを

まだ間に合うホワイトデーのお返しに、イタリア発トリュフブランドがおくるトリュフ入りポテトチップスと3種類のチョコレートのセットはいかがでしょうか?
ラッピングバッグもご用意しておりますので、商品をご確認いただきました後ラッピングバッグに入れていただき、リボンを結んでいただけばそのままお渡しいただけます。
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あす楽は12時までの受付とさせていただいておりますが、12時以降にいただいたご注文も可能な限り即日発送させていただきますので、どうぞご利用くださいませ。
◇トリュフ入りポテトチップスとトリュフ入りチョコレートを含む3種類のチョコレートのセットはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/set_patati_3ciocco/

サルシッチャと菜の花、ブラウンマッシュルームのトロフィエ

菜の花を使いたいな、と思って作ったパスタです。
最初はサルシッチャと菜の花だけで作ろうと思ったのですが、冷蔵庫にブラウンマッシュルームが残っていたのでプラスしてみました。
さらにさらに、トマトソースを使うかどうかも迷ったのですが、使わない方が菜の花を味わえるかな、と思ってこんな感じにしてみました。
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【材料1人分】
トロフィエ 100g
サルシッチャ 50g
菜の花 1/2束
ブラウンマッシュルーム 2個
EXオリーブオイル スプーン2杯
バター 10g
塩、香りのEXオイル、ペコリーノ、白ワイン、黒胡椒 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩を入れます。
菜の花は茎と葉の部分に分け、やや小さめにざくざくカットし、サルシッチャは手でちぎります。
ブラウンマッシュルームはスライスします。
フライパンにEXオイルを入れて加熱し、温まったらサルシッチャとブラウンマッシュルームを加え中火強で焼き色を付けます。
焼き色が付いたら白ワインを加え、アルコールを飛ばします。
パスタをパッケージの時間通り茹でます。
残り4分で菜の花の茎を加え、残り2分で歯の部分を加えパスタと一緒に茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターをフライパンに加えます。
フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタと菜の花をフライパンに加え、中火でしっかりとソースの水分をパスタに吸わせながら味と濃度を整えます。
火を止めてすりおろしたペコリーノを加えよく混ぜます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】35分
これはかなり美味しいので、ぜひ作っていただきたいです。
トロフィエとの相性も良かったです。
菜の花が終わる前にもう1回作ってみたいと思います。

合い挽きミンチとごぼう、ブラウンマッシュルームのラグーのペンネ

ごぼうが食べたくなって、パスタに使おうと思いいろいろ考えてみました。
とりあえずお肉のラグーに合わせることを決め、サルシッチャにするか牛挽き肉にするか考えながら合い挽きミンチを選んでみました。
ごぼうというと、どうしても和の雰囲気が漂ってきますが、そこからどう脱却するかが1つのテーマでした。
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【材料1人分】
ペンネリガーテ 100g
合い挽きミンチ 50g
ごぼう 1/5本
ブラウンマッシュルーム 3個
ホールトマト缶 1/3缶
EXオリーブオイル スプーン2杯
バター 10g
塩、胡椒、赤ワイン、ペコリーノ、香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
ごぼうは水洗いしてから包丁の背で適当に皮をそいで、包丁でささがきにして水にさらします。
合い挽きミンチに塩、胡椒をします。
ブラウンマッシュルームはスライスしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩を入れます。
フライパンにオリーブオイルを入れ加熱し、温まったら合い挽きミンチを中火で炒めます。
半分ほど火が入った時点でブラウンマッシュルームとごぼうを加え、さらに炒めます。
ごぼうに火が通ったら赤ワインを入れ強火でアルコールを飛ばします。
ホールトマトを入れて軽く煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタを3分かけてソースに和え、EXオイルと茹で汁、ペコリーノと塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししてイタリアンパセリを散らし胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
ごぼうの存在感にやられました。
最初は皮剥きを使ってささがきにしようとしたのですが、「これだとさすがに薄すぎるよなぁ」と思い包丁を使ったのですが、しかし。
あまりにもごぼうが前に出てきてしまいました。(苦笑)
さらに合わせるお肉も、サルシッチャの方が相性がいいように思います。
合い挽きミンチでも若干パンチ不足でした。
ただ、可能性は感じる一皿でしたので、またいろいろ試行錯誤しながら作ってみたいと思います。
なんか1つ足せばすごく良くなるような気がするのですが、欠けているパーツがなんなのか、今はまだぼんやりとしか浮かんでません。

ディカプリオのアカデミー賞受賞でタイタニックを思い出す

ついにレオナルドディカプリオがアカデミー主演男優賞を受賞しましたね。
ディカプリオで僕が思い出すのはやはりタイタニックです。
と言っても、その理由はおそらく普通の人とは違うものなのですが・・・・
ペルージャで暮らし始めた頃に公開されたのがタイタニックで、イタリアで僕が初めて見た映画でした。
異国で見る初めての映画、イタリアの映画事情にもいろいろと驚かされたものです。
まずは価格。
曖昧な記憶なのでもしかしたら多少違ってるかもしれないんですが、大人1枚800円ぐらいでした。
さらに学割は約500円。
日本と比べるとビックリするぐらいの安さです。
次に驚いたのは映画館です。
昔の劇場をそのまま使っていたらしく、やたらと豪華なんです。
オペラが始まりそうなぐらいなんか中世な空間でした。
そんな環境で初めて見た映画タイタニック。
おそらくご覧になられた方も多いと思いますが、僕は人とは違うかなり変わった経験をしているんです。
その変わった経験とは何かと言いますと、<< セリフを全く覚えていない >>んです。
大学の友人に誘われタイタニックを見に行くことになった僕。
ペルージャで暮らし始めてまだ1ヶ月も経ってない頃で、もちろん映画で使われるようなイタリア語を理解できる訳もありません。
しかもその頃の僕は、まだ耳が慣れなくて普通に話すときも相手の目じゃなく、口の動きを見て、そこから言葉を推測しながら会話するようなレベルだったんです。
ちなみに英語も全然ダメです。
そんな語学力なので「英語のセリフにイタリア語の字幕って厳しそうやなぁ・・・」なんて思っていたのですが、しかし。
映画はまさかのイタリア語吹き替えでした。(汗)
ディカプリオが話すオリジナルはもちろん英語です。
そこにイタリア語の吹き替えが入る。
ということは、
<< 英語の口の動きにイタリア語がかぶさるんです。 >>
 
口の動きの助けを借りてもおぼつかない当時の僕にとってこれは厳しすぎました。
物語の序盤にしてセリフを理解することをあきらめた僕は、役者をガン見することにしました。
聴覚を遮断して、視覚でなんとかしようとしたんです。
もちろん、なんとかなるはずもなかったんですが。(笑)
タイタニックは、僕が今まで見た映画の中で、間違いなく1番役者の表情に集中した作品だったと思います。
今回のアカデミー賞受賞のニュースを見て、久しぶりにペルージャで見たタイタニックのことを思い出しました。
日本に帰ってからも結局タイタニックは1度も見てないんですけど、DVD借りに行ったほうがいいでしょうかね~?
タイタニックの感想が、
「感動した」
でも
「面白くなかった」
でもなくて、
「セリフ全くわかんなかった」
なのはちょっとどうかと。(苦笑)

美容と健康に♪スペルト小麦とツナのサラダ

今日の神戸は暖かく、なんだかサラダをもりもり食べたい気分だったので久しぶりにスペルト小麦のサラダを作って見ました。
スペルト小麦は現代社会に広く普及している小麦の原種にあたるもので、旧約聖書にも登場するぐらいその起源は古く、古代小麦と呼ばれることもあります。
タンパク質、アミノ酸、ビタミンBやミネラルが豊富で、消化がよく普通の小麦に比べてナイアシンや食物繊維がより多く含まれています。
また、プチプチとした独特の食感が楽しくナッツのような独特の風味があり健康上や栄養的な理由よりも単純に美味しいからということで、好んで使われる方もいらっしゃいます。
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【材料1人分】
スペルト小麦 80g
ツナ缶 小1缶
アンチョビペースト Tスプーン1杯
ケッパー塩漬け Tスプーン1杯
トマト 1個
タマネギ 1/4個
きゅうり 1/2本
オリーブの実 7個
EXオリーブオイル スプーン4杯
白ワインビネガー スプーン2杯
レモン果汁 スプーン1杯
塩、バジル 適量
【作り方】
トマトは湯むきして種を取り、一口大にカットし、タマネギは薄くスライスします。
きゅうりは適度に皮をむいて乱切りにします。
片手鍋にたっぷりめに水を入れて塩ひとつまみ加え、スペルト小麦を入れて中火弱で茹でます。
ボウルにトマト、タマネギ、きゅうり、ツナ、刻んだケッパー、アンチョビペースト、オリーブの実、ちぎったバジルを入れて白ワインビネガーを加えよく混ぜます。
オリーブオイルを加えさらに混ぜます。
スペルト小麦は15分~20分ぐらい茹でてお好みの硬さになったところでザルにあげ、流水で洗います。
水気をよく切ってボウルの具材と合わせます。
お皿に盛って、レモン果汁を数滴おとしたら完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
簡単で美味しくてヘルシーでそれなりにボリュームもある。
言うことなしです。
今回、食感のアクセントにきゅうりを入れてみましたけど、なくてもいいかな(ないほうがいいかも?)と思いました。
鶏むね肉と合わせるときはきゅうりがあったほうがいいと思うんですけど、ツナとタマネギのときはよりシンプルなほうがいいかな、と。
あと、トマトもミニトマトを使った方がこのサラダには合うような気がしました。
いろいろ考えて試しながら、少しずつ好みの味に近づけていきたいと思います。
スペルト小麦美味しいですのでサラダやスープにぜひ。
◇スペルト小麦はこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/yuky_farro/

デュラムセモリナと良質な卵をたっぷり使ったマルケ伝統の手打ちパスタ

本日のアンチョビクリームのパスタで使いました、イタリア中東部マルケ州伝統の手打ちパスタです。
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イタリア中東部に位置するマルケ州の、アドリア海に面した海抜202mの高台に位置するカンポフィローネの町。
人口約2000人のこの小さな町に古くから伝わる卵をたっぷりと使った手打ちパスタ、マッケロンチーニは、その昔、養鶏が盛んだったこの地方で卵を無駄にすることなく保存食として有効利用できるようにと考え出されたのが始まりだと言われています。
(※他の説もあるそうです)
そんな長い歴史を持つマッケロンチーニはカンポフィローネの名産として特に有名で、1998年にはマルケ州の公式伝統食材の認定を受け毎年8月末に行われるカンポフィローネのマッケロンチーニのお祭りには多くの観光客で賑わいます。
町の名前に定冠詞「La」を付けた1912年創業のラカンポフィローネの手打ちパスタは、自家農園で栽培したデュラムセモリナ(超硬質極上小麦)と2009年にGood Egg賞を受賞した良質な卵をたっぷりと使った限りなく手打ちパスタに近い食感の手打ちパスタです。
水を一切使わず、1kgの粉に対して約10個の新鮮な卵を使ったコシのあるパスタは、豊かな風味と通常の乾燥パスタとはまた違った食感をお楽しみいただけます。
わずか1~2分で茹であがってしまうところも乾燥パスタとは違うところで、時間のないときにも重宝します。
イタリアでは多くの家庭にパスタマシンがあって、休日にはマンマが手間暇かけて愛情込めて作った手打ちパスタを楽しんだりすることが多いです。
もちろん、レストランにも様々な手打ちパスタは登場します。
日本でも乾燥パスタは深く浸透してきましたが、手打ちパスタとなるとまだ少し距離があるように思います。
ラカンポフィローネの手打ちパスタで、本場の伝統の味をお楽しみくださいませ。
◇ラカンポフィローネの手打ちパスタはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/c/0000000310/

アンチョビペーストのクリームソースの手打ちパッパルデッレ

こちらも定番アンチョビペーストのクリームソースのパスタです。
簡単に作れて美味しい、という意味においてこれを越えるパスタはないんじゃないかと思うぐらいの一皿です。
合わせたのは卵入り手打ち幅広パスタ、パッパルデッレです。
乾麺とはまた違う食感のパスタが濃厚なソースによく合います。
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【材料1人分】
パッパルデッレ 80g
アンチョビペースト 20g 
EXオリーブオイル スプーン2杯
生クリーム 50ml
バター 10g
海塩(粗粒)、黒胡椒、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
フライパンにオリーブオイルと、アンチョビペースト、バターを加え中火弱で加熱します。
香りが立ってきたら中火強にして白ワインを加え、アルコールを飛ばします。
生クリームを加え、ごくごく弱火で煮詰めます。
パスタをパッケージの時間通り茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え取り出したキャベツを戻し、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、茹で汁とオリーブオイルで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】20分
【コメント】
派手さはないですが本当に美味しい一皿です。
すべては濃厚で臭みもないアンチョビペーストと美味しい手打ちパスタのおかげで僕はなにもしてないに等しいのですが。(笑)
そしてこのパスタのときはややゆるめ(多め)にソースをお作りいただいて、バゲットにたっぷりソースをつけてお召し上がりくださいませ。
こちらも欠かせないお楽しみです。
アンチョビペーストは魚介を使った料理の隠し味にお使いいただくだけでグンと風味をUPさせてくれる、僕の料理には欠かせないアイテムです。
ぜひお試しくださいませ。
◇アンチョビペースト 500g
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/mar-002/
◇アンチョビペースト 80g
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/fb_alicep80/

モッツァレラとブッラータ、ご予約締切は明日3/2(水)17時です

月に1度作りたてがナポリから空輸されます水牛のモッツァレラと、新商品濃厚なモッツァレラ、ブッラータのご予約受付締切は明日3/2(水)17時です。
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水牛ならではのミルキーな味わいと、作りたてだからこそのフレッシュ感をぜひお楽しみくださいませ。
春が近づいてきて、バゲットとカプレーゼで休日のランチというのも素敵だと思います。
◇25g一口サイズから超特大250gサイズまで、水牛のモッツァレラのご予約はこちらからどうぞ
モッツァレラの発送は3/10(木)です。
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/c/0000000244/
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ほぐしたモッツァレラと生クリームを合わせたものをストラッチャテッラと言うのですが、モッツァレラの中にそのストラッチャテッラを詰め込んだのが南イタリア、プーリア州の名産幻のチーズブッラータです。
濃厚なモッツァレラとも言われる独特の味わいをぜひお楽しみくださいませ。
特にトリュフ入りはモッツァレラのフレッシュ感とストラッチャテッラの濃厚な味わいとトリュフの芳醇な香りが絶妙にして最高のハーモニーを奏でる、MST最強スリートップです。
◇ブッラータのご予約はこちらからどうぞ
ブッラータの発送は3/12(土)でございます。
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/c/0000000321/
※モッツァレラとブッラータをご一緒にご予約された場合、ブッラータの到着を待って3/12(土)に発送させていただきますので予めご了承くださいませ。
みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

鯛のアーリオオーリオのスパゲッティ

鯛とニンニクの組み合わせって好きなんです。
ニンニクオイルでソテーしたりアヒージョっぽくするのも好きなのですが、ここはやっぱりパスタにしてみました。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
鯛の切り身 1切れ
アンチョビフィレ 1切れ
EXオリーブオイル スプーン4杯
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩、白ワイン、イタリアンパセリ、香りのEXオイル、レモンジュース 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩を入れます。
鯛は軽く塩をします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクとアンチョビフィレを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
鯛を入れて皮目から焼きます、半分ぐらい火が入ったところでひっくり返し、強火にして白ワインを加えアルコールを飛ばします。
8分ぐらい火が入ったところで鯛をいったん取り出し、骨を外して適当な大きさに切ります。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分ぐらいで取り出した鯛とお玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて仕上げのEXオイルをひとまわしして、刻んだイタリアンパセリを散らしレモンジュースをひとまわししたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
焼いてから骨を外した方がラクだし、と思って実際にラクだったのですが、見た目的にもうちょっとなんとかならなかったのかと。(苦笑)
次は鯛飯ならぬ鯛のリゾットにしても美味しいかな~、なんて思いました。
トマトソースにしても美味しいと思いますので、ぜひ。

じっくり時間をかけて作ったアマトリチャーナのブカティーニ

普段は30分ぐらいで作ってしまうアマトリチャーナを、じっくり弱火でグアンチャーレとタマネギを炒めて作ってみたらどれぐらい違うだろう? と思って作ってみました。
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【材料1人分】
ブカティーニ 100g
グアンチャーレ 40g
トマト 1個
タマネギ 1/2個
EXオリーブオイル スプーン2杯
ペコリーノ 20g
バター 10g
海塩(粗粒)、黒胡椒、白ワイン、香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
トマトを湯剥きして適当な大きさにざくざく切ります。
フライパンにオリーブオイルを入れ、拍子木切りにしたグアンチャーレを加えごくごく弱火で30分じっくりと炒め充分に脂を出します。
グアンチャーレからしっかりと脂が出たところで、薄くスライスしたタマネギを入れごく弱火でさらに40分炒めます。
(グアンチャーレの脂で炒める感じです)
タマネギが飴色になってきたら白ワインを加え、中火強にしてアルコールを飛ばします。
トマトを加え煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分ぐらいでお玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、すりおろしたペコリーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを飾って黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】80分
【コメント】
じっくり丁寧に作ったアマトリチャーナはいつもより美味しかったです。
グアンチャーレのサクサク感とか、タマネギの甘みが違いました。
そしてアマトリチャーナにはやはりブカティーニがよく合います。
ブカティーニは円形のロングパスタの中心に穴が開いているパスタで、アマトリチャーナ以外にあまり使うことがないのですが、ぜひお試しいただければと思います。

アンチョビ香るたらことオクラのスパゲッティ

お久しぶりのたらこスパゲッティです。
たらこスパゲッティはそのままでも充分美味しいですけど、アンチョビを使っていただいたりオクラや帆立、イカなんかを合わせていただくとさらに美味しくなりますのでいろいろお試しくださいませ。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
タラコ 1腹
オクラ 4本
アンチョビ 2切れ
EXオリーブオイル スプーン2杯
バター 20g
塩(粗粒)、香りのEXオイル、白ワイン 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
たらこの皮に包丁を入れ、包丁の背を使って中身を取り出します。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
オクラも一緒に入れて4分茹でたら取り出します。
フライパンにオリーブオイルを入れ、中火強で熱したらアンチョビを加え潰しながら炒めます。
アンチョビの香りが立ってきたら白ワインを加え、アルコールを飛ばします。
取り出したオクラを冷水に取り、やや薄めの輪切りにしてフライパンに加えます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースにあえます。
火を止めてタラコを加えよく混ぜます。
お皿に盛りつけて香りのオリーブオイルをひとまわししたら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
僕はたらこを選びましたが、もちろん辛子明太子でも美味しく作れます。
アンチョビ加えるだけでずいぶんと奥行きが出てきますので、ぜひひと手間プラスしていただければと思います。
たらこは冷凍してたものが残っていて、オクラも残ってたので入れてみたぐらいの気軽さですが、充分すぎるぐらいの美味しさです。
イタリアにはないパスタですが、それほど和風っぽく感じることもないのはアンチョビのおかげでしょうか?

イタリアのトリュフブランドがおくるトリュフ入りポテトチップス新発売です。

やみつき覚悟!
イタリア屈指のトリュフブランドがおくるトリュフの香りあふれる厚切りポテトチップスが新登場です。
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個人的に間食しない上にスナック菓子はほとんど食べないのですが、これはちょっと止まらなくなってしまいました。
「どんなもんなんかな~?」と思いながら袋を開けてみますと、予想以上のトリュフの香りが漂ってきてちょっと驚きました。
適度な塩がやや厚めのポテトにからみ、思わずビールが欲しくなってしまいました。(苦笑)
お昼でしたのでビールではなくガス入りミネラルウォーターを飲んでいたのですが、こちらとの相性も抜群でした。
と、ここでパッケージを見ていて気づいたのですが、「原産国スペイン」とあります。
販売はイタリア北西部ピエモンテ州アルバの会社なのですが、生産はスペインでされている模様です。
まあ、美味しいことには変わりはないのですが。
45gはやや少なめだと思いますが、「もう少し食べたいな」と思うこれぐらいの量がちょうどいいのではないかと思います。
いろいろな味のポテトチップスが世の中にある中で、個人的に1番好きだったのは昔ロンドンで食べたその名も「ソルト&リネカー」という、イサッカーンイグランド代表にして名古屋グランパスでもプレーしたリネカーの名をもじったソルト&ビネガー味のポテトチップスだったのですが、僕の中のその思い出の味を超えてしまったんじゃないかというぐらい美味しかったです。
また、その珍しさも手伝ってちょっとした贈り物にも最適だと思います。
美味しいのはもちろん、話題性も含めて喜ばれるのではないでしょうか。
次はビールとともにゆっくりと味わいたいと思います。
至福の瞬間です。
◇トリュフ入りポテトチップスはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/tf_patatine45/

硬くなったバゲットを美味しく食べるパンツァネッラにサンダニエーレ産生ハムを添えて

昨日の残りのバゲットをパンツァネッラにしてみました。
パンツァネッラはイタリア中部、トスカーナ州の郷土料理で、向こうで食べたときはもっとパンが細かくて水で濡らしてしっとりとしてましたけど、僕はこれぐらいの方が好きです。
入れる野菜も、お好きなものをお好きなだけ入れていただければと思います。
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【材料1人分】
硬くなったミニバゲット 1/2本
トマト 1個
タマネギ 1/4個
きゅうり 1/2本
ニンニク 1/2片
サンダニエーレ産生ハム 3枚
EXオリーブオイル スプーン3杯+3杯
赤ワインビネガー スプーン1杯+1杯
バルサミコ スプーン1杯+1杯
塩、胡椒、バジル 適量
【作り方】
バゲットを一口大にカットして、ボウルで塩、胡椒、ビネガー、バルサミコ、オリーブオイルで和えてよく混ぜます。
別のボウルにみじん切りにしたニンニク、カットしたトマト、薄くスライスしたタマネギ、乱切りにしたキュウリ、ちぎったバジルを入れ同じように塩、胡椒、ビネガー、バルサミコ、オリーブオイルで和えてよく混ぜます。
最後にバゲットと野菜を和えてよく混ぜて、お皿に盛りつけて生ハムを飾ったら完成です。
【所要時間】10分
【コメント】
茹でたブロッコリーやアスパラガスをあわせていただいても美味しいと思います。
ホームパーティーのときにあらかじめ作っておけば、とりあえず時間とボリュームを稼げる!ということで重宝したりもします。(笑)
前の日のバゲットが残ったときにはぜひお試しくださいませ。

濃厚なモッツァレラ、幻のチーズ ブッラータが新登場です!!

新商品ブッラータのご紹介です。
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南イタリア、プーリア州名産のBurrata(ブッラータ)はBurro(ブッロ)=バターからきた言葉で、形容詞burrato(ブッラート)ではバターを塗ったという意味になりますので、あえてブッラータを意訳するならば「バターのような、バターのように濃厚な」といった感じでしょうか?
生クリームとほぐしたモッツァレラを合わせたものをストラッチャテッラと言います。
これはこれでまた極上のチーズで、どれぐらい美味しいかと言いますと昔イタリアに住んでいた友人が「ストラッチャテッラは置いてないんですか?あれが1番食べたい」と言うぐらいです。
そのストラッチャテッラを、モッツァレラの中に詰め込んだのがブッラータです。
元々はモッツァレラを作るときに出る端っこの余った部分をなんとか活用できないかということで始まったそうなのですが、今ではプーリア名産の幻のチーズとして知られています。
とは言え、僕はイタリアに住んでた頃もその存在を知らず、初めてブッラータに出会ったのは7年ぶりにペルージャを訪れた2009年の春のことでした。
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写真のお店はペルージャで僕がよく行ってた生クリームが超絶に美味しいお店で、普段カプチーノに生クリームを乗せたりすることはない僕がこのお店だけは特別で、生クリームを乗せたカプチーノをオーダーするぐらい極上の生クリームを楽しめます。
「生クリームが美味しいお店」ってなんのこっちゃわからないかもですが、もしペルージャを訪れることがあればぜひ足を運んでいただきたいお店です。
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ちなみにこれが極上の生クリームです。
甘さ控えめでなめらかでほんと美味しいです。
閑話休題。
この写真のサイズだとまったく読み取れませんが、たまたま僕が行ったときお店の前に黒板があり、そこにはたった一言こう書かれてありました。
“Burrata pugliese”
「プーリア(州)の・・・ブッラータ?」
ブッラータってなに? と思いながらもお目当てはパンナ=生クリームでしたので特に気にも留めなかったのですが、数時間後思いがけないところでその名を耳にします。
(それにしてもこの【ブッラータあります】的な黒板、シンプル過ぎますね・笑)
その夜、たまたま入ったワインバーでお薦めを聞いたところ、『今日はブッラータがあるよ』とのこと。
「ブッラータ、ってどっかで聞いたことある名前やなぁ・・・ あ、そうや!パンナのお店の黒板に書いてあったやつや!」
店員さんにブッラータとはなにか聞いたところ、プーリアのチーズで普段は滅多に入ってこないから絶対食べたほうがいいとのこと。
そこまで言われては食べない訳にはいきません。
オーダーしたら生ハムと一緒に出てきて、見た目はモッツァレラとあまり変わらないもののモッツァレラとはまた違う美味なチーズだったのですが、すいませんワインバーが暗過ぎてそのときの写真がピンボケのものしかありません。
モッツァレラをミルキーな味わいとするならば、ブッラータはその名が示すとおりクリーミーな味わいで、濃厚でコクがあってなめらかでありながら、モッツァレラのフレッシュ感も残っているという、初めて経験する不思議な美味しさでした。
ところで、なぜこのブッラータが幻と言われるかというと、プーリアでは作られたその日に食べるため他の地域には出回らなかったんだそうです。
(賞味期限1日??)
出来たその日に作られたブッラータは、きっと僕がペルージャで食べたものよりも日本で食べたものよりもさらに美味しいんだと思います。
そんなプーリアのブッラータに思いを馳せながらも、遠く離れた日本でこれだけのブッラータに出会えることを嬉しく思います。
生産者とインポーターの方をはじめ、関わったすべての方に感謝します。
幻と言われた極上のチーズをぜひお楽しみくださいませ。
※ご予約商品のため、他の商品をご一緒にご注文されました場合はブッラータの到着を待ってお届けさせていただきます。あらかじめご了承くださいませ。
◇ブッラータはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/deli_burrata125/
◇白トリュフ入りブッラータはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/deli_burrata_tar125/

白トリュフ入りブッラータとサンダニエーレ産生ハムのパニーノ

新商品の白トリュフ入りブッラータをどうやって食べようかと思い、まずはシンプルにそのまま食べて、残りをパニーノに挟んでみました。
見ためは普通のブッラータとまったく変わりはないのですが、開けた瞬間に広がるトリュフの香りがとんでもなかったです。
しばし酔いしれました。(笑)
で、パニーノですがこちらです。
生ハムとトマトを合わせてみたのですが、主役はもちろんブッラータです。
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【材料1人分】
ハーフバゲット 1/2本
白トリュフ入りブッラータ125g 1/2個
サンダニエーレ産生ハム 1枚
トマト 2切れ
EXオリーブオイル スプーン1杯
【作り方】
トマトを厚めにスライスします。
バゲットの両端を落として半分に切り、内側にEXオリーブオイルを塗ります。
バゲットにトマトと生ハム、ブッラータを挟んだら完成です。
【所要時間】5分
【コメント】
トリュフの香りに酔いしれ、口に入れるとトリュフの香りが鼻腔に抜けていき口いっぱいにブッラータの濃厚な味わいが広がります。
なんていうかこれ、反則ですね。
もうここまで素材が素晴らしいと、いっそのことなにもしない方が美味しいのですが、それでもいろいろイメージが浮かんできてしまいます。
まずはオリーブオイルをひとまわしして、心ゆくまでご堪能していただきた逸品です。

目玉焼きとペコリーノのスパゲッティ

昔どこかで見たのを、記憶を頼りに作ってみました。
グアンチャーレ以外はカルボナーラとほぼ同じ材料なのですが、こちらの方が卵をダイレクトに味わえる感じです。
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スパゲッティ 100g
全卵 2個
EXオリーブオイル スプーン3杯+1杯
ペコリーノ 20g+10g
海塩(細粒)、海塩(粗粒)、香りのEXオリーブオイル、黒胡椒 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
フライパンにオリーブオイルスプーン3杯を入れ加熱し、温まったら卵1個を割り入れて塩少量して目玉焼きを作ります。
後でパスタをあえるため余熱で火が入ることを考慮して、黄身が半熟2歩手前ぐらいで火を止めます。
パスタの茹で時間が残り3分ぐらいになったところで、別のフライパンにオリーブオイルスプーン1杯を入れて加熱し、卵1個を割り入れて中火強で火を入れ塩少々、白身の端がやや色づいたらパスタの茹で汁少々を加えふたをして蒸し焼きにします。
余熱を考慮の上、半熟に仕上がるタイミングで火を止めます。
茹であがったパスタを最初のフライパンに入れて、目玉焼きを潰しながらパスタとあえます。
必要に応じてパスタの茹で汁を加えながらちょうどいい濃度にして、ペコリーノ20gを加えよく混ぜます。
お皿に盛りつけて後で焼いた目玉焼きを乗せ、香りのオリーブオイルをひとまわしして、黒胡椒をひいてペコリーノ10gを散らしたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
昔、学生の頃、当時は今のように料理も出来なかったのですが、白いご飯に目玉焼きを乗せて醤油をまわすだけの目玉焼き丼をよく食べてたのを懐かしく思い出しました。
シンプルな・・・・ もっと言えばチープな感じですが、こんな感じがやみつきになりそうな素朴な味です。
ある意味茹でたパスタを目玉焼きに合わせてペコリーノすりおろすだけですので、とても簡単で気軽にお作りいただけるパスタです。

ソースに深みを与えてくれるイタリアの荒挽き生ソーセージ、サルシッチャ

僕のパスタには欠かせない存在です、イタリアの荒挽き生ソーセージ、サルシッチャ。
イタリアでは普通のお肉よりもよく食べてるぐらい大好きでした。
フライパンで焼いてたら、皮の向こう側で肉汁が暴れているのが透けて見えるぐらいジューシーで美味しいのですが、皮を剥いで中身を挽き肉のようにしてパスタソースにお使いいただいても最高です。
サルシッチャが出汁のような役割をして、ソースにコクと深みを与えてくれます。
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その他、ざくざく刻んでキャベツと炒めるのも大好きです。
千葉県産のブランド豚、柏幻霜ポークを使ったサルシッチャは、ニンニク香るプレーン(デッラカーザ)、1番イタリアらしい、ういきょうの香りフィノッキオーナ、辛いものが大好きな方にお薦めのピッカンテの3種類ご用意しております。
ぜひお試しくださいませ。
◇3種類のサルシッチャはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/c/0000000319/

サルシッチャとクリームソースのノルチャ風ペンネ

ノルチャはペルージャ近郊にあるウンブリア州の小さな町で、黒トリュフの産地として知られています。
一部の方には、ペルージャの負けがこむ度にガウッチ会長が強制合宿送りにした町としても知られています。(笑)
そんなノルチャですが、ペルージャのレストランでは alla norcia(アッラ ノルチャ=ノルチャ風)という名前のパスタをよく見かけました。
「ノルチャ風ってどんな料理ですか?」
と聞いてみると、サルシッチャを使ったクリームソースのパスタとのこと。
派手さはないですが、シンプルに美味しい、僕にとって思い出の味です。
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【材料1人分】
ペンネリガーテ 100g
サルシッチャ 50g
ブラウンマッシュルーム 3個
EXオリーブオイル スプーン2杯
生クリーム 50ml
バター 10g
塩(粗粒)、香りのオリーブオイル、パルミジャーノ、白ワイン、黒胡椒、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
サルシッチャは皮を剥いて適当な大きさにちぎり、ブラウンマッシュルームはスライスします。
フライパンにオリーブオイルを入れ加熱し、温まったらサルシッチャを加え中火強で炒めます。
半分ぐらい火が通ったらブラウンマッシュルームを加え、ブラウンマッシュルームがしんなりとしてきたら白ワインを加えアルコールを飛ばします。
生クリームを加えて弱火にします。
パスタをパッケージの時間通り茹でます。
残り1分ぐらいでソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、茹で汁とオリーブオイル、パルミジャーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、黒胡椒を挽いて刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
ブラウンマッシュルームはなくても良かったんですけど、冷蔵庫に残ってたのでプラスしてみました。
サルシッチャと生クリーム、パルミジャーノの時点で旨味たっぷりですし、ペンネを使えば茹で加減もそんなにシビアではないですので、失敗しにくく美味しい、しかもイタリアを感じさせてくれるまさに至れり尽くせりの一皿です。
ホームパーティーなどにもお薦めです。

ブッラータとサンダニエーレ産生ハム、ルーコラの前菜

近々ショップでもご案内させていただく予定のブッラータが届きました。
南イタリア、プーリア州名産のBurrataはBurro(ブッロ)=バターからきた言葉で、形容詞burrato(ブッラート)ではバターを塗った、という意味になりますので、あえてブッラータを意訳するならば「バターのように濃厚な」といった感じでしょうか?
burrata e crudo.jpg
【材料1人分】
ブッラータ 125g 1個
サンダニエーレ産生ハム 5枚
EXオリーブオイル、ルーコラ 適量
【作り方】
お皿の真ん中にルーコラを敷きつめてその上にブッラータを乗せてナイフを入れ、まわりに生ハムを飾ってオリーブオイルをまわしたら完成です。
【所要時間】5分
【コメント】
モッツァレラがミルキーならブッラータはクリーミーという言葉がぴったりでしょうか。
濃厚なモッツァレラ、といった感じのチーズです。
美味しい食材に出会うと、1日も早くみなさまにご紹介したくなってしまいます。(笑)
モッツァレラと同じくご予約制で、作りたてを空輸していただくスケジュールになるかと思いますが、まだ曜日等の調整が出来ていませんので、今しばらくお待ちいただけますようよろしくお願いいたします。

芳醇な香りと自然な甘さ、僕がお薦めする愛用のバルサミコ

ワインビネガーやカラメルなどが入った安価な普及品から長期熟成のトラディツィオナーレまで、いろいろありますバルサミコ。
普及品の中だけでもいろいろありますが、安価なものは酸っぱいだけでバルサミコの本質に迫るものは少ないと僕は思います。
leonardi_saba_rms.jpg
先ほどのパスタの隠し味にも少しだけ入れましたこちらのバルサミコ。
僕も愛用しているバルサミコなのですが、Condimento Balsamico(コンディメント バルサミコ)=バルサミコの調味料、という名称で、Aceto Balsamico(アチェート バルサミコ)=バルサミコ酢を名乗ることが出来ません。
伝統的な製法で作られる、原産地名称保護制度DOPを受けるトラディツィオナーレと同じく添加物を一切使わないバルサミコでありながら、熟成期間が足りないため伝統的なAceto Balsamico DOPを名乗ることのできないコンディメント バルサミコ。
一方の、ワインビネガーやカラメルが添加された普及品はAceto Balsamico(アチェート バルサミコ)を名乗ることが出来るというのは個人的にはなんだかな、と思う部分もありますが、どちらもバルサミコであることに違いはないですので、お好みでお選びいただければと思います。
僕がバルサミコに求めるものは酸味ではなく香りと甘みですので、酸味がほとんどなく芳醇な香りと自然な甘み、適度な濃度が使いやすいこちらのコンディメント バルサミコ“サバ”が1番のお気に入りです。
僕は伝統的な長期熟成のバルサミコ酢を口にしたことはないのですが、きっとこのサバの延長線上にトラディツィオナーレがあるんだろうなぁ、と感じさせてくれるバルサミコです。
「バルサミコって最近よく聞くけど、美味しいと思ったことがない」
とおっしゃる方にぜひお試しいただきたい、深遠なるバルサミコの世界の入り口に立つ1本です。
◇僕がお薦めするコンディメント バルサミコ“サバ”はこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/bal-005/

鶏レバーとブラウンマッシュルームのラグーのエリコイダーリ

こちらも僕の中の定番です、鶏レバーのラグー。
鶏レバーは栄養豊富でビタミンA、ビタミンB2、鉄分、葉酸などが豊富に含まれています。
とはいえ、ビタミンAの過剰摂取は悪影響になる場合もございますので、体にいいからと言って食べすぎにはご注意くださいませ。
「あー、なんか久しぶりに鶏レバー食べたいなぁ・・・」ぐらいのときにお作りいただくのが良いのではと思います。
体が発する信号は、意外にその栄養素が足りてなかったりするんじゃないかと考えている僕です。
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【材料1人分】
エリコイダーリ 100g
鶏レバー 50g
タマネギ 1/4個
ブラウンマッシュルーム 3個
ホールトマト缶 1/3缶
EXオリーブオイル スプーン2杯
バルサミコ スプーン1杯
バター 20g
塩(細粒)、塩(粗粒)、胡椒、赤ワイン、パルミジャーノ、香りのEXオイル、強力粉、イタリアンパセリ、牛乳 適量
【作り方】
鶏レバーは血管と脂を取り除いて牛乳に漬けておきます。
(1時間ぐらい漬けてればより良いです。ちなみに僕は15分ぐらいでした)
タマネギとブラウンマッシュルームはスライスしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
フライパンにオリーブオイルを入れ加熱し、温まったらタマネギを中火弱で炒めます。
その間に鶏レバーの水気をよく切ってを適当な大きさに切り塩(細粒)、胡椒して強力粉をはたきます。
タマネギがやや色づいてきたらバターを加え、バターが溶けたらブラウンマッシュルームと鶏レバーを入れ中火強で炒めます。
しっかり焼き色がついたら赤ワインを入れ強火でアルコールを飛ばします。
ホールトマトとバルサミコを入れて軽く煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタを3分かけてソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノと塩(細粒)で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししてイタリアンパセリを散らし黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
レバーが嫌いだという人にもけっこう好評だったりします。
牛乳に漬けることと隠し味程度のバルサミコで香りは良くなっていますし、細かくして強力粉をはたきブラウンマッシュルームを合わせることで食感も変わっていますし。
エリコイダーリはブランドが変わればリガトーニとも呼ばれる、ペンネの先がなくなってさらに大きくなったパスタですが、このソースにはペンネやエリコイダーリ、リガトーニのような存在感のあるパスタを合わせていただければと思います。
それにしても鶏肉は、美味しくてヘルシーで栄養価が高くてしかも安い、素晴らしい食材だと思います。
鶏肉大好きです。

イタリア版からすみ、サルデーニャ島名産のボッタルガ

イタリア版からすみ、ボラの卵巣を塩漬けにした地中海に浮かぶサルデーニャ島の名産Bottarga di muggine(ボッタルガ ディ ッジーネ)は芳醇な香りとねっとりとした味わいが特徴の珍味です。
イタリアでは薄くスライスしてそのまま食べたり、すりおろしてパスタに使うことが多いです。
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ボラのボッタルガが1番有名ではありますが、一部地域ではマグロのボッタルガBottarga di tonno(ボッタルガ ディ トンノ)があったりもします。
ボラよりもクセのある香りが特徴で、ボラのボッタルガの方が上品でマグロの方は野性味あふれるといった感じでしょうか。
また機会があればマグロのボッタルガもご紹介させていただきたいと思います。
◇ボッタルガブロックはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/sa_bottarga50/
◇ボッタルガパウダーはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/sa_bottargap50/
そんなボッタルガを使った僕のお薦めレシピはこちらの2つです。
【福山雅治がフィレンツェで作ったボッタルガのスパゲッティ】
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こちらは初心者の方にもお薦めで乳化を理解するのにも役立つ一皿です。
https://shop.plaza.rakuten.co.jp/italiaya/diary/detail/201510040000/
【真鯵とボッタルガの焦がしバターソースのスパゲッティ】
spaghetti alla bottarga con aji.jpg
鯵とボッタルガの相性が抜群の、僕のお気に入りの一皿です。
https://shop.plaza.rakuten.co.jp/italiaya/diary/detail/201405300000
ぜひお試しくださいませ。

ホタルイカとオクラ、ボッタルガのスパゲッティ

先日たまたまホタルイカとオクラを食べてるときに、「これ一緒にしたら美味しいかも?」と思い、1つの器に入れてポン酢かけて食べたらこれがまた美味しかったんです。
で、「この組み合わせでパスタ作ろう!」と思い立って作ったのが今日のパスタです。
(←なんでもかんでもパスタにしてしまおうという発想が・・・・笑)
最初はホタルイカとオクラ、ミニトマトで作ろうと思っていたのですが、ふと「ボッタルガを合わせてさらにねっとりとした感じにしたら面白いかも?」と考えて作ったのがこちらです。
spaghetti ai calamari e okura.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
ボッタルガホール 1/8腹
ホタルイカ 100g
オクラ 4本
EXオリーブオイル スプーン4杯
赤唐辛子 1本
海塩(粗粒)、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
ホタルイカは目を取っておきます。
パスタをパッケージの時間より1分短く茹でます。
オクラも一緒に入れて5分間茹でます。
フライパンにオリーブオイルを入れ、ボッタルガホール半分を粗めのチーズおろしですりおろしていれます。
種を取って縦半分に割った赤唐辛子を加えます。
取り出したオクラのへたを取って縦半分に切ります。
残り2分ぐらいでフライパンにパスタの茹で汁を少しずつ加え、オイルと馴染ませます。
ホタルイカとオクラも加え、フライパンの様子を見ながら茹で汁をさらに加えてのばしていきます。
とろみが出てクリーミーな感じになってきたらソースは完成です。
茹であがったパスタをフライパンに入れ、中火でソースの水分をパスタに吸わせながら混ぜます。
お皿に盛りつけて残りのボッタルガをすりおろして、パスタの上に散らし刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】35分
作る前から美味しいだろうとは思っていましたが、やっぱり美味しかったです。
ソースがパスタにねっとりと絡みついて、なんとも奥行きのある味わいになっていました。
実際に食べてみて、最初に考えてたミニトマトを合わせるものもいい感じになりそうな雰囲気を感じたので、またの機会に試してみたいと思います。
ホタルイカとオクラの前菜も美味しいと思いますので、こちらもぜひ。

美容と健康にオリーブの実を

オリーブオイルが健康にいい、というのは日本でも浸透していると思いますが、そのオイルを搾る元となるオリーブの実ももちろん栄養価の高い優れた食品です。
オレイン酸、ビタミンE、Bカロチン、カルシウムや鉄分を豊富に含んでいて、美容と健康のために少しずつ日常的にお召し上がりいただきたいところです。
なかなか日本の食卓にオリーブの実が出てくることはないのでしょうが、サラダに入れていただいたりパスタソースに入れていただいたり、もちろんそのままお召し上がりいただいても結構です。
僕がよく行くスペイン料理のお店では、前菜の1つとしてオリーブの実とアンチョビフィレが出てきます。
アンチョビの塩気とやわらかな味わいのオリーブの実の相性が絶妙で、思わず白ワインがすすんでしまいます。(笑)
正直、僕も昔はオリーブの実が苦手な方だったのですが、それは美味しいオリーブの実を知らなかっただけで、今では冷蔵庫に常備してちびちび食べるようになりました。
オリーブオイル同様、オリーブの実も品種や生産地によって個性がありますので、ぜひお好みのオリーブの実に出会っていただければと思います。
ちなみに、僕が今食べているオリーブの実がこちらです。
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オーガニックにこだわる作り手による、低濃度の塩水に漬けられた無添加無着色の瑞々しくやわらなか味わいが特徴のブラックオリーブです。
◇トンマーゾマッシャントーニオのブラックオリーブはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/tom-olive-n/

イタリアのバレンタインの思い出

2月14日バレンタインデー。
日本では女性が男性にチョコレートを贈る日、として浸透していますがイタリアは愛する男女がお互いに贈り物を贈る日で、感覚としては日本のクリスマスに近い雰囲気でしょうか。
恋人同士がおしゃれして町に繰り出して外食を楽しむ、のが定番です。
えぇ、貧乏留学生にはあまり関係のない日でしたが、なにか?(笑)
そもそもの起源はイタリア中部テルニという町の聖ヴァレンティーノに由来するという節があって、このテルニという町は僕が住んでたペルージャから電車でローマに行く途中に名前を見かける、行ったことはないけれどなんとなく知っている町でした。
不思議に思ったのは、イタリアではそれぞれの町にそれぞれの守護聖人がいて、たとえばペルージャなら聖コスタンツォが守護聖人で、1月29日聖コスタンツォの日はペルージャのみ祝日なんです。
大学で授業を受けてたら、明日は祝日だよって突然言われまして、僕が持ってた日本の「イタリアの祝日一覧」みたいなのにはそんなの載ってませんでしたので、なんで休みなんだろう? ととても不思議でした。
そして迎えた翌日、聖コスタンツォの日になると町の中心でドルチェとワインがふるまわれるんです。
僕のような外国人でキリスト教徒でもない人がもらっていいのかな、という思いは少しありましたが、ありがたく美味しくいただきました。
当然テルニでは聖ヴァレンティーノが守護聖人ですから、テルニでは2月14日が祝日です。
「・・・バレンタインがお休みの人とそうでない人がいるなんて、なんか不思議。ってか、テルニに住んでてペルージャで働いてる人とか、ペルージャに住んでてテルニで働いてる人はどうなるんだろう?」
とか思ってみたりもしたのですが、詳しいことはいまなおわかりません。
情報不足ですいません。
さて、そんなイタリアのバレンタインですが、ペルージャで暮らし始めて1ヶ月ちょっとの間、ほぼ毎日一緒に住んでたイタリア人と2人でご飯作って食べてました。
で、2月14日当日。
スーツ姿の彼が僕のところにやってきて
『今日はこれから彼女とレストラン行くから一緒にご飯は作れないんだ』
と言ってきたので、
「オッケー、楽しんできてね。彼女によろしく伝えといて。」
と返すと、そこから意外な展開になっていきました。
突然、バレンタインに対して愚痴りだしたんです。
『マサ、僕はなぜこんなバレンタインみたいなイベントがあるのか理解できない。この日はみんな外に出てレストランで食事して・・・ そんなの僕は好きじゃない。』
とか言ってきたので、
「でも彼女が喜ぶんならそれでいいんじゃない?」
と答えて、彼が手に持っていた一輪のバラを指して
「それ彼女にあげるの?」
と聞いたら
『そうなんだ。ところで彼女は僕に何をくれたと思う?』
と僕に聞きながら、満面の笑みで腕にはめた真新しい腕時計を見せてきました。
「・・・その腕時計もらったの? その腕時計もらって、君からはバラの花一輪なの???」
と驚いたら
『ダ、ダメかな?』
と急に不安になりだしたので
「(そりゃダメだろ、と心の中で思いながらも)いいんじゃない。」
と苦笑いしながら答えておきました。
イタリアで過ごす初めてのバレンタインで、イタリアのバレンタインは男女がプレゼントを贈りあうということを知るとともに、イタリア男的に腕時計のお返しにバラ一輪はありなんだ、ということを知りました。
そして後日、彼女がウチに遊びにきたときに『このあいだ彼がバレンタインにバラの花をくれた』と嬉しそうに僕に話しかけるのを見て、なんていい子なんだ!!と思いました。
余談ですがこの彼と彼女、その後結婚して幸せに暮らしています。
彼も彼女も、ほんといいヤツです。

豚肉とキャベツのトマトソースのスパゲッティ

パスタって炒飯のように冷蔵庫の残り物で作れるのがうれしいです。
こま切れ豚肉とキャベツを使って、そのままだと肉野菜炒めっぽい雰囲気が残りそうだったのでトマトソースにしてみました。
いつものパスタとはちょっと雰囲気が違う感じですが、たまにはこんなのもいいかなと思います。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
こま切れ豚肉 50g
キャベツの葉 2枚
ホールトマト 1/3缶
EXオリーブオイル スプーン2杯
ニンニク 1片
唐辛子 1本
ペコリーノ 20g
バター 10g
海塩(細粒)、海塩(粗粒)、黒胡椒、香りのEXオイル、イタリアンパセリ、白ワイン 適量
【作り方】
大きめの鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
キャベツは適当な大きさに切ります。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
豚肉を加え中火強で炒めます。
焼き色がついたらキャベツと白ワインを加え、蓋をして蒸し焼きにします。
キャベツがしんなりしてきたらホールトマトを加え弱火で煮込みます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
火を止めてペコリーノを加えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、刻んだイタリアンパセリを散らし黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
たまたま豚肉とキャベツがあったので選んでみたのですが、他の野菜やお肉でもOKだと思います。
簡単に作った割にはなかなか美味しかったです。
ペコリーノとかイタリアンパセリを使ってるわりには、イタリアらしくないのが不思議ではあったのですが。

サルシッチャのラグーに揚げ茄子をプラスしたマファルデ

揚げた茄子が食べたいな、と思いサルシッチャのラグーと合わせてみました。
最初はショートパスタで考えていたのですが、パスタを入れている棚を開けるとマファルデが見えて「そういえば最近使ってないな」と思いマファルデを選びました。
ちなみに揚げ茄子はすでに揚げてある冷凍のものです。
事務所で1人だとこちらの方が手軽ですので。
もちろん揚げたての茄子の美味しさにはかないませんので、僕1人じゃなくておもてなしのときとかにはちゃんと茄子を買ってきて揚げます。
このへんは時間等いろいろ考慮してお選びいただければと思います。
mafalde al ragu con melanzane.jpg
【材料1人分】
マファルデ 100g
揚げ茄子 7個
ホールトマト スプーン3杯
EXオリーブオイル スプーン1杯
バター 10g
塩(粗粒)、パルミジャーノ、香りのEXオイル、赤ワイン、イタリアンパセリ、黒胡椒 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
サルシッチャの皮を取り、小さめにちぎります。
フライパンにEXオイルを入れ加熱し、温まったらサルシッチャを加え中火強でしっかり焼き色をつけます。
サルシッチャに焼き色がついたら赤ワインを加え、赤ワインのアルコール分が飛んだらホールトマトを加えごく弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分ぐらいでソースと同量弱のパスタの茹で汁とバター、揚げ茄子を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをフライパンに加え和えた後、火を止めてパルミジャーノを加えよく混ぜます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いてイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
マファルデはほんとラグーによく合います。
こんな太くてヘンなパスタ使えない、と思う方も多いと思いますが(昔の僕もそうでした・笑)、ショートパスタ含めいろいろな形のパスタをお使いいただくことで間違いなくパスタ作りの楽しみが増えますので、ぜひぜひお試しくださいませ。
揚げた茄子も美味しかったです。
ちなみに両端が波打ってるロングパスタ、マファルデはこんな感じです。
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◇マファルデはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/par_mafalde/

ペルージャに住んでたら中田英寿が移籍してきた!!(驚)

日本が初出場したフランスW杯以降、イタリアでも中田の移籍は折に触れて取りあげられていました。
多くのチームの名前が紙面に載りましたが、セリエA昇格プレイオフをPK戦の末に勝ち抜くという、これ以上ないぐらいギリギリでセリエA昇格を決めたペルージャの名前なんてそこにはもちろんありませんでした。
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(画像はペルージャポイントで売ってた額付きで売ってた写真です)
そしてあの運命の日、僕はいつものように大学に行く前に売店でLa Gazzetta dello sport(以下ガゼッタ)を買って教室に入りました。
普段なら休み時間に紙面を開くのですが、その日はなぜか夕方までカバンの中に入れたままで家に着きました。
家でパラパラとガゼッタをめくっていると、「中田がペルージャと握手した」の見出しが!!!
思わずペルージャ在住日本人の友人達に、「見た!? 見た!?」と電話しまくり、数日後には地元紙に「早くも中田マニアがペルージャに上陸!」という見出しでずっと前からペルージャに住んでる日本人が町を歩いていたところを写真に撮って記事にし(笑)、町には突然日本のTV局が現れるようになり、僕も2回ほどインタビュー受けました。
日本でオンエアされたかどうかはわからないのですが。
それからというもの、人口20万人にも満たない小さな町にホームゲームの度に何百人もの日本人が訪れるようになりました。
ローマやミラノのような大都市に日本人が多くいることはそれほど不思議ではないかもしれませんが、ペルージャでのあの光景はある意味異様でした。
今になって振り返ってみると、ずっと応援していた選手が自分が住んでた町にやってきたというのはなんと幸せなことだったんだろう、と思います。
どこか当たり前のように感じている部分はあったし、貧乏学生だったためにアウェイはほぼ行けないし試験の前日はホームのゲームでも自重したりしてましたけど、なんとかしてもっと行ってればな、と。(苦笑)
そんな中田英寿について思い出すのは、ペルージャの人達が彼について語るとき「ナカタは本物のジョカトーレだ」といつも言っていたことです。
ローマに移籍してからももちろん、2009年に僕が久しぶりにペルージャを訪れたときも「ナカタはどうしてる?」と近況を聞かれた後、「彼は本物のジョカトーレだった。」と何度も耳にした懐かしい言葉を言われました。
多くのペルージャの人達に中田が愛されたのは、彼が結果を出したことはもちろん、試合や練習で見せた姿勢もあったのではないかと思います。
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いよいよ今週末、新しい挑戦の舞台が幕を開けます。
サッカー選手として飛躍するのはもちろん、町の人達に愛されいつまでも語り続けられる、そんな存在になってほしいと思います。
キミは君らしく、Forza !!!!!!!

荒挽きウインナーとキャベツのアーリオオーリオのスパゲッティ

ときどき食べたくなりますこのパスタ。
これ作るときはサルシッチャより市販のウインナーで作る方がなんか好きです。
そんなめちゃめちゃ美味しい、とかではないですけどなんかこうしみじみ美味しいな~、と思う一皿です。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
ウインナー 60g
キャベツの葉 2枚
EXオリーブオイル スプーン4杯
ニンニク 1片
唐辛子 1本
バター 10g
海塩(細粒)、海塩(粗粒)、黒胡椒、香りのEXオイル、白ワイン 適量
【作り方】
大きめの鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
キャベツは適当な大きさに切り、ウインナーは半分にカットします。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
ウインナーを加え中火強で炒めます。
焼き色がついたらキャベツと白ワインを加え、蓋をして蒸し焼きにします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
キャベツ美味しいです。
キャベツが食べたくなったときに作ってる気もします。
なんか今ふと思ったんですけど、ホットドッグ作るといもキャベツとウインナーですね。
ってことは、トマトソースにしても美味しいのかなぁ、などと考えた僕です。
次はトマトソースで作ってみたいと思います。

しっとり鶏むね肉とミニトマト、ペコリーノのリゾット

いつもはサラダにするしっとり鶏むね肉を使ってリゾットにしてみました。
いつもリゾット作るときは普通の水を使うのですが、今回は鶏むね肉を茹でた汁でリゾットを作りますのでほんのり旨味がついていい感じです。
risotto al pollo.jpg
【材料1人分】
イタリア産カルナローリ米 100g
鶏むね肉 180g
ミニトマト 4個
タマネギ 1/4個
バター 20g
海塩(細粒)、黒胡椒、香りのEXオリーブオイル、ペコリーノ、白ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
片手鍋に1Lの水を入れて塩ひとつまみ加え沸騰させます。
火を止めてタイマーを10分にセットして、鶏むね肉を入れて蓋をします。
フライパンにEXオリーブオイルスプーン2杯とバター10gを入れ、バターが溶けたらみじん切りにしたタマネギを加え弱火で炒めます。
(タマネギが色づかないように気をつけてください。)
タマネギに火が通ったら米を洗わずにそのまま入れます。
米を油で包むようにして炒め、米のまわりに油の膜が出来てきたら白ワインを入れ強火でアルコールを飛ばします。
フライパンの米がかぶる倍ぐらいの鶏むね肉を茹でている水を加え、中火強で加熱します。
最初の1回目はやや多めの水で、それからは米が浸かるギリギリのところぐらいにして少しずつ米を煮ていきます。
一気に水を加えると、米を炊く感じになるのでアルデンテに仕上がらないです。
米があたらないように木べらでゆっくりと混ぜながら3回か4回ぐらい水を加えたあと、米が好みの硬さになったところで水分を調整し割いた鶏むね肉と半分にカットしたミニトマト、バターを加え、ざっくりと混ぜた後すりおろしたペコリーノで味を調えます。
お皿に盛って香りのオリーブオイルをひとまわしして刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
鶏むね肉がお米の色とかぶってわかりにくいですね。
なんとも地味な見ためです。(苦笑)
鶏むね肉はリゾットと合わせるときに少し熱が加わりますので、今回はいつものようにアルミホイルで巻いて寝かせることはしませんでした。
鶏むね肉は火の入れ方で食感が全然変わってきますので、しっとりと美味しく仕上げてくださいませ。
あっさりとして鶏むね肉に香り高く濃厚なペコリーノ、ミニトマトがアクセントになって見ためとは裏腹に美味しい一皿になりました。

ポイント最大35倍! スーパーポイントアップマラソン開催中です

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みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

ペルージャで僕が借りていた部屋

たまにはイタリアでの生活をご紹介させていただこうかと思います。
もうずいぶんと昔の話になりますが、僕がペルージャで暮らしていた頃に借りていた部屋です。
最初は隣の広い部屋に住んでいたのですが、こちらの方が家賃が安かったので引っ越したのを覚えています。
via bontempi4.jpg
3DKのアパートで、他の2つの部屋の住人とキッチン、ユニットバス、ダイニング共用、部屋にはベッド、机、箪笥があって布団も用意してもらってベッドのシーツも定期的に交換してくれます。
噂によると築100年を余裕で超えてる建物だそうです。
via bontempi2.jpg
建物の扉を開けると中はこんな感じです。
いかにもな感じの古さです。
キッチンには冷蔵庫にガスコンロ、お皿や鍋、フライパンなど一通りは揃っていますので特に何も買わなくても普通に生活は出来ました。
光熱費込でたしか550,000リラ、日本円にすると3万円ちょっとでしょうか。
イタリアで暮らし始めてまず驚いたのは、とにかく部屋が暗い。
ここで約10畳ぐらいの広さだったのですが、豆電球1個です。
蛍光灯の明るさと素晴らしさをあらためて知りました。
そして部屋が寒い。
この部屋の下がちょうどダダッ広い倉庫になっていたこともあってか、特に寒かったです。
via bontempi3.jpg
階段を上った扉が部屋の入り口、左下が倉庫です。
暖房は写真左奥の壁に備え付けてある暖房があるのですが、光熱費込の家賃のためタイマーで決まった時間しか作動しません。
そしてこんな小さな暖房が1時間ほど動いたところで、この広い部屋はまったく暖かくなりません。
部屋で勉強するときはダウンを着て、寝るときは毛布5枚に挟まれて寝返りもうてないぐらいの重さに包まれていました。
寒さでもう1つ忘れられないのはシャワーです。
なぜかわからないのですが、シャワーを浴びていると突然お湯が出なくなり冷水に変わることが多々ありました。
真冬に体を温めようとシャワーを浴びていたら冷水に変わって、ガタガタ震えながら冷水がお湯に変わるのを待っていたのも懐かしい思い出です。
後に同じ建物の上のフロアの部屋を借りたこともあるのですが、そちらはちゃんとお湯が出たので下の階特有のものだったのかもしれません。
写真奥に見える扉は中庭に通じるものなのですが、そのせいか隙間から蟻が入ってきたり、ある日部屋の中で小さいサソリの死骸を見つけたりしたこともありました。
サソリの死骸を見つけたときはもし刺されてたらどうなってたのかとさすがにビビりました。
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中庭はこんな感じです。
ここでお茶飲んだりパーティーしたりサッカーしたりしてました。
PCはもちろんTVもなく、とりあえずなんかあったときのために携帯だけ買ったのですが後に日本人の方にTVを安く譲っていただいたのですが、なんと白黒TVでした。(驚)
えぇ、もちろん人生初白黒TVです。
ちなみにこれ、もうすぐ21世紀になろうかというフランスW杯の年です。
まさか僕の人生に白黒TVを見ることがあるなんて思ってもみませんでした。
イタリアで暮らしてたというとなんかちょっとオシャレな感じに聞こえるかもしれませんが、どちらからというとサバイバルな感じだった気がします。
もちろん、これは貧乏学生の生活でお金出せばもっといい部屋に住めますのでご心配なく。
でもこれも今となってはいい思い出で、ネタにできる分だけありがたい感もあります。(笑)

風邪対策に考えてみました、生姜と梅干、しらすのパスタ

風邪に効く栄養たっぷりなパスタを、と思い考えてみました。
特に風邪引いてるとかじゃないんですけど。(笑)
ペルージャで暮らし始めて1ヶ月ぐらい経った頃、ひどい風邪を引いて大学にも行けずご飯も食べれず寝込んでいたら、一緒に住んでるイタリア人が小さなパスタを浮かべたスープを作ってくれたことを思い出しました。
異国での暮らしは最初の3ヶ月ぐらいがいろいろキツイと思うけど、体調を崩したり怪我のないよう、新たな挑戦を頑張ってほしいと願っています。
Forza !!!
閑話休題。
ニンニクに唐辛子、生姜、梅干し、すだち、レモン、しらすを選んで、まずはお試し的な感じで作ってみました。
とりあえず体には良さそうですが、はたして美味しいのかどうか??
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【材料1人分】
スパゲットーネ 100g
EXオリーブオイル スプーン4杯
生姜 小1個
ハチミツ漬け梅干し 2個
すだち 3個
ニンニク 1片
唐辛子 1本
しらす 20g
レモンジュース たっぷりめに
塩、香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
すだちを4等分してボウルに搾り、種を取り出します。
生姜は皮を剥いてすりおろし、ボウルに加えます。
梅干しは適当な大きさに切ります。
ニンニク1片を包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分ぐらいのところでボウルの中身とソースと同量弱ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁で濃度を調え、レモンジュースをたっぷりかけます。
お皿に盛りつけ、しらすを飾って香りのEXオイルをひとまわしして刻んだ梅干しとイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
なにの味が前に出てくるかな~、と作りながら思っていたのですが生姜が全面的に主張してきます。
次に梅干しでした。
僕は普段梅干しをほとんど食べないので、梅干しをカットした後に種を口に含んでみると「すっぱ!」となったのですが、これだけすっぱいものだらけだと逆に梅干しが甘く感じました。(笑)
なかなか面白い経験です。
残りのすだち、レモン、しらす、ニンニク、唐辛子はそれほど感じることが出来ませんでした。
生姜パワー強力すぎです。
イタリアでも生姜は売ってたんですが、僕自身パスタに生姜使ったのは初めてかもしれません。
主張の強さは考えないといけないですが、使いにくいとは思わないですし面白そうなアイデアも浮かんだのでまたチャレンジしてみたいと思います。
パスタは今回太めのものを選んだんですが、もし風邪引いてるならやっぱり細めのもののほうが食べやすいと思います。

イタリア人気No.1(だと思います)、アマトリチャーナのカサレッチェ

なにかの番組のランキングでは、日本人が1番好きなパスタはカルボナーラだということでした。
実際にイタリアで見た訳じゃないのですが、もしランキングがあるとすればアマトリチャーナが1位になるような気がします。
もちろん、イタリアはその土地土地の料理を愛する傾向が強い部分がありますし、「マンマが作るパスタ!」が圧倒的1位になってしまう可能性もありますが、イタリア国内どこでも食べられるようなポピュラーなパスタで考えるとアマトリチャーナなんじゃないかと僕は思います。
そんなアマトリチャーナは、伝統的にはブカティーニという穴の空いたロングパスタを合わせるのですが、僕がペルージャにいた頃は普通にスパゲッティとか合わせる人が多かったです。
僕もブカティーニで作ろうかと思ったのですが、なんとなくショートパスタを食べたかったのでカサレッチェにしてみました。
ペンネよりも食べやすく、フジッリよりはしっかりとした歯ごたえでソースともよくからむ美味しいパスタです。
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【材料1人分】
カサレッチェ 100g
グアンチャーレ 40g
チェリートマトソース 110g
タマネギ 1/2個
EXオリーブオイル スプーン2杯
ペコリーノ 20g
バター 10g
海塩(粗粒)、黒胡椒、白ワイン、香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
フライパンにオリーブオイルを入れ、拍子木切りにしたグアンチャーレを加え中火弱でじっくりと炒め充分に脂を出します。
グアンチャーレの表面にしっかりと焼き色がついたところで、薄くスライスしたタマネギを入れ中火弱で炒めます。
(グアンチャーレの脂で炒める感じです)
タマネギが色づいてきたら白ワインを加え、中火強にしてアルコールを飛ばします。
チェリートマトソースを加え軽く煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分ぐらいでお玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、すりおろしたペコリーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを飾って黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
チーズはペコリーノとパルミジャーノをミックスしたりすることもあるのですが、今日はペコリーノだけで作ってみました。
いつもそんなに期待値高くない感じで作るんですけど、最近はたまに作ると美味しいなぁ、と思うパスタです。
香り高いグアンチャーレから出た脂でタマネギをじっくりと炒めるのが美味しさの秘密だと思います。
ぜひぜひ美味しいグアンチャーレかパンチェッタを。

ビタミンCたっぷりのブラッドオレンジジュースで風邪の予防を

先月の大寒波ほどではないですが、まだまだ寒い日が続きます。
ビタミンC、アントシアニンたっぷりのブラッドオレンジジュースで風邪の予防を。
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地中海最大の島、シチリア島の活火山エトナ山周辺の肥沃な火山灰の土壌で有機栽培によって育てられた真っ赤なオレンジを、その日搾る分だけ1個1個手摘みで収穫しそのまま搾ったストレート果汁100%の甘すぎないすっきりとした味わいのブラッドオレンジジュースです。
赤い色素であるアントシアニンとビタミンCを豊富に含み、濃縮還元ではなく砂糖などの添加物も一切使用しておりませんので、果汁本来の自然な甘みと酸味が特徴です。
シチリアの強烈な太陽と大地の恵みを受け、地中海の風が育んだブラッドオレンジジュースをぜひ。
◇ブラッドオレンジジュースはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/dabere-001/

レモンたっぷり鶏むね肉のソテーにブロッコリーとミニトマトを添えて

イタリアではポピュラーなメニューです鶏むね肉のソテー(だったりグリルだったり)。
香ばしく焼かれた表面に中はしっとり、ソースなんてものは一般的なトラットリアではほとんどと言っていいほどなくオリーブオイルとレモンを搾っていただきます。
シンプルだけど美味しい、そして栄養価も高くお財布にも優しい一皿です。
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【材料1人分】
鶏胸肉 180g
ミニトマト 3個
ブロッコリー 1/2株
オリーブオイル スプーン2杯
塩、黒胡椒、香りのEXオリーブオイル、レモンジュース 適量
【作り方】
鶏肉を常温に戻し、肉叩き等で叩いて厚みを均一にします。
ちょっと強いかなぐらいに塩をして5分ぐらい置いておきます。
冷たいフライパンにオリーブオイルを入れの上に乗せて皮目からごく弱火で火を入れていきます。
カットしたブロッコリーも入れて一緒に炒めます。
皮目12分、ひっくり返してミニトマトも入れて5分、とにかく弱火でゆっくり火を入れます。
取り出してアルミホイルで巻き、5分ほど置いて落ち着かせます。
串を刺して中まで温まっていたら、野菜と一緒にお皿に盛りつけて黒胡椒を挽き、オリーブオイルとレモンをたっぷりかけたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
ブロッコリーは普段茹でることが多いのですが、炒めてみても食感が変わって面白いです。
オリーブオイルとレモンで鶏のむね肉を食べると、なんだかイタリアを思い出します。
正直バルサミコのソースの方が美味しいとは思いますけど(笑)、これはこれで美味しくて僕にとっては懐かしい味でもあります。
イタリアらしい、一皿だと思います。

ホタルイカのラグーソースのリングイーネ

イカが食べたくなったんですけど、普通のイカだと1人分にはちょっと多いですので、ホタルイカにしてみました。
お値段も安いですし。
生のホタルイカはなかなか手に入らないのでボイルしたホタルイカを使いましたけど、もし生のホタルイカが手に入る方は生のホタルイカ使ってくださいませ。
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【材料1人分】
リングイーネ 100g
ホタルイカ 50g
アンチョビ 2切れ
EXオリーブオイル スプーン2杯
チェリートマトソース 100ml
ニンニク 1片
唐辛子 1本
黒オリーブ 7個
塩(粗粒)、白ワイン、香りのEXオイルイタリアンパセリ 適量
【作り方】
ホタルイカは目を取ってある程度細かくなるまで包丁で叩きます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがやや色づいてきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
ホタルイカとアンチョビを加え、中火弱で炒めます。
香りが立ってきたら白ワインを加え中火強にしてアルコールを飛ばします。
チェリートマトソースを加え軽く煮込みます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁と黒オリーブを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタを3分ぐらいかけてソースをパスタに吸わせるように和え、EXオイルと茹で汁で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】60分
【コメント】
普通のイカとはまたちょっと違う、ホタルイカの香りが楽しめる美味しいパスタでした。
この手のソースはタコでもイカでもホタルイカでも魚介いろいろでも美味しいですので、ぜひぜひお試しくださいませ。
そして今回もアンチョビくんがいい仕事してくれてます。(笑)