芳醇な香りと自然な甘さ、僕がお薦めする愛用のバルサミコ

ワインビネガーやカラメルなどが入った安価な普及品から長期熟成のトラディツィオナーレまで、いろいろありますバルサミコ。
普及品の中だけでもいろいろありますが、安価なものは酸っぱいだけでバルサミコの本質に迫るものは少ないと僕は思います。
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先ほどのパスタの隠し味にも少しだけ入れましたこちらのバルサミコ。
僕も愛用しているバルサミコなのですが、Condimento Balsamico(コンディメント バルサミコ)=バルサミコの調味料、という名称で、Aceto Balsamico(アチェート バルサミコ)=バルサミコ酢を名乗ることが出来ません。
伝統的な製法で作られる、原産地名称保護制度DOPを受けるトラディツィオナーレと同じく添加物を一切使わないバルサミコでありながら、熟成期間が足りないため伝統的なAceto Balsamico DOPを名乗ることのできないコンディメント バルサミコ。
一方の、ワインビネガーやカラメルが添加された普及品はAceto Balsamico(アチェート バルサミコ)を名乗ることが出来るというのは個人的にはなんだかな、と思う部分もありますが、どちらもバルサミコであることに違いはないですので、お好みでお選びいただければと思います。
僕がバルサミコに求めるものは酸味ではなく香りと甘みですので、酸味がほとんどなく芳醇な香りと自然な甘み、適度な濃度が使いやすいこちらのコンディメント バルサミコ“サバ”が1番のお気に入りです。
僕は伝統的な長期熟成のバルサミコ酢を口にしたことはないのですが、きっとこのサバの延長線上にトラディツィオナーレがあるんだろうなぁ、と感じさせてくれるバルサミコです。
「バルサミコって最近よく聞くけど、美味しいと思ったことがない」
とおっしゃる方にぜひお試しいただきたい、深遠なるバルサミコの世界の入り口に立つ1本です。
◇僕がお薦めするコンディメント バルサミコ“サバ”はこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/bal-005/

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