イタリア人気No.1(だと思います)、アマトリチャーナのカサレッチェ

なにかの番組のランキングでは、日本人が1番好きなパスタはカルボナーラだということでした。
実際にイタリアで見た訳じゃないのですが、もしランキングがあるとすればアマトリチャーナが1位になるような気がします。
もちろん、イタリアはその土地土地の料理を愛する傾向が強い部分がありますし、「マンマが作るパスタ!」が圧倒的1位になってしまう可能性もありますが、イタリア国内どこでも食べられるようなポピュラーなパスタで考えるとアマトリチャーナなんじゃないかと僕は思います。
そんなアマトリチャーナは、伝統的にはブカティーニという穴の空いたロングパスタを合わせるのですが、僕がペルージャにいた頃は普通にスパゲッティとか合わせる人が多かったです。
僕もブカティーニで作ろうかと思ったのですが、なんとなくショートパスタを食べたかったのでカサレッチェにしてみました。
ペンネよりも食べやすく、フジッリよりはしっかりとした歯ごたえでソースともよくからむ美味しいパスタです。
casarecce allamatriciana.jpg
【材料1人分】
カサレッチェ 100g
グアンチャーレ 40g
チェリートマトソース 110g
タマネギ 1/2個
EXオリーブオイル スプーン2杯
ペコリーノ 20g
バター 10g
海塩(粗粒)、黒胡椒、白ワイン、香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
フライパンにオリーブオイルを入れ、拍子木切りにしたグアンチャーレを加え中火弱でじっくりと炒め充分に脂を出します。
グアンチャーレの表面にしっかりと焼き色がついたところで、薄くスライスしたタマネギを入れ中火弱で炒めます。
(グアンチャーレの脂で炒める感じです)
タマネギが色づいてきたら白ワインを加え、中火強にしてアルコールを飛ばします。
チェリートマトソースを加え軽く煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分ぐらいでお玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、すりおろしたペコリーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを飾って黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
チーズはペコリーノとパルミジャーノをミックスしたりすることもあるのですが、今日はペコリーノだけで作ってみました。
いつもそんなに期待値高くない感じで作るんですけど、最近はたまに作ると美味しいなぁ、と思うパスタです。
香り高いグアンチャーレから出た脂でタマネギをじっくりと炒めるのが美味しさの秘密だと思います。
ぜひぜひ美味しいグアンチャーレかパンチェッタを。

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