ペンネ アラビアータ

2009年2月22日の日記です。
今日もトマトソースを展開します。
Penne all’arrabbiata
arrabbiata(アッラッビャータ)とはイタリア語で”怒った”という意味の形容詞で、
唐辛子を利かせたピリッと辛いトマトソースのパスタです。
Penne all'arrabbiata
【材料1人分】
ペンネリガーテ 100g
ホールトマト 1/2缶
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
バター10g
塩、すりおろしたパルミジャーノ、仕上げのEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して10gの塩を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、
沸騰してきたら弱火にします。
ホールトマトを手で潰してヘタを取り、唐辛子は縦に2つに割って種を取り除き
1つは飾り用にそのままに、もう1つは微塵切りにします。
(唐辛子は切り口から辛味が出てきますので、細かくしたほうが辛くなります)
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、
唐辛子を加え少し長めにフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
ホールトマトを加え、塩ひとつまみを加えます。
中火弱で加熱し、トマトが煮詰まってきたら弱火にします。
ある程度ソースができてきたら、ペンネをパッケージの茹で時間通り茹でます。
トマトソースに同量弱のパスタの茹で汁を加え、
フライパンを細かくゆすって乳化させた後バターを加えます。
茹であがったパスタをソースに和え、パルミジャーノを加えて味を調えます。
お皿に盛りつけて飾りの唐辛子を乗せ、
パルミジャーノをふって仕上げのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】40分
【費用】約250円
【コメント】
同じトマトソースでも、パスタをロングパスタからショートパスタにするだけで
ずいぶん雰囲気が変わります。
パスタの表面積が違ってきますのでソースとの絡み具合が異なりますし、
食感も力強い気がします。
なんだかモリモリ食べたい気分のとき、僕はペンネにすることが多いです。

フレッシュトマトのフェデリーニ

2009年2月21日の日記です。
同じトマトソースでも、
今日は缶詰のホールトマトじゃなくフレッシュトマトを使ってみました。
Fedelini al pomodoro fresco
【材料1人分】
フェデリーニ 100g
フルーツトマト 2個
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
バジリコ 3枚
唐辛子 1本
バター10g
塩、すりおろしたパルミジャーノ、仕上げのEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して10gの塩を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、
沸騰してきたら弱火にします。
フルーツトマトを十字に切ったものをそれぞれ半分に切って
バジリコ2枚を適当な大きさにちぎり、唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、
唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
トマトを加え、塩ひとつまみとバジリコを加えます。
トマトの形が崩れすぎないように、弱火で煮込みます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、
フライパンを細かくゆすって乳化させた後バターを加えます。
茹であがったパスタをソースに和え、パルミジャーノを加えて味を調えます。
お皿に盛りつけて彩りのバジリコを乗せ、
パルミジャーノをふって仕上げのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】30分
【費用】約450円
【コメント】
作り方としては昨日のトマトソースとそんなに変わりません。
また、ホールトマトのときほど煮込まないので少しだけ早くできました。
僕はやや小ぶりなフルーツトマトを使ったので2個にしましたが、
大きめなトマトなら1個でもいいと思います。
同じトマトソースでも、ホールトマトとフレッシュトマトでは雰囲気が変わってきますね。
フレッシュトマトのほうがパスタの味自体を楽しめる感じがします。

トマトソースのスパゲッティーニ

2009年2月20日の日記です。
シンプルなトマトソースのパスタです。
1番イタリアらしく、そしてイタリアで1番愛されているパスタじゃないかと思います。
Spaghettini al pomodoro
【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
ホールトマト 1/2缶
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
バジリコ 3枚
唐辛子 1本
バター10g
塩、すりおろしたパルミジャーノ、仕上げのEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して10gの塩を入れます。
(ウチはだいたい15分ぐらいかかります)
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
(みじん切りだと焦げやすくなりますし、僕は適当な大きさに切るだけです)
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、
沸騰してきたら弱火にします。
(フライパンの柄をヤカンに乗せて斜めの状態を保ったまま他の作業してます)
ホールトマトを手で潰してヘタを取り、バジリコ2枚を適当な大きさにちぎり、
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、
唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
(ニンニクは10分弱、唐辛子は30秒ぐらいでしょうか)
ホールトマトを加え、塩ひとつまみとバジリコを加えます。
中火弱で加熱し、トマトが煮詰まってきたら弱火にします。
(約20分)
ある程度ソースができてきたら、パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
(パスタを入れて軽く混ぜたら中火弱にします)
トマトソースに同量弱のパスタの茹で汁を加え、
フライパンを細かくゆすって乳化させた後バターを加えます。
茹であがったパスタをソースに和え、パルミジャーノを加えて味を調えます。
お皿に盛りつけて彩りのバジリコを乗せ、
パルミジャーノをふって仕上げのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】35分
【費用】約250円
【コメント】
タマネギ、ニンジン、セロリを炒めたりしないで作る
本当にシンプルで簡単なトマトソースです。
久しぶりに作ってみたんですけど、なんだかホッとする味でした。

カプレーゼ

2009年1月27日の日記です。
Insalata caplese
トマトとモッツァレラにバジリコ、塩、胡椒にEXオリーヴオイル。
シンプルゆえに素材が大事になってくるカプレーゼ。
美味しいカプレーゼは、なんだか忘れてるものを思い出させてくれるような気がします。

猪のラグーソースのペンネ

2009年1月3日の日記です。
Penne al ragu di cinghiale
これまたいただいた猪を使ってパスタにしてみました。
フィレンツェのチェントロにその名も Cinghiale(チンギアーレ)=猪、というレストランがあって
作ってるときはそのお店をイメージしながら作っていました。
って言いながら、実際に Cingiale に入ったことはないのですが。(苦笑)
なぜか気になるお店で何度も前を通ったりしたのですが、今のところ入ったことはありません。

アマトリチャーナのフェデリーニ

2008年12月21日の日記です。
Fedelini all'amatriciana
パンチェッタとタマネギのトマトソースのパスタ、アマトリチャーナです。
イタリアにいた頃、友人のイタリア人で2日に1回はアマトリチャーナ食べてるヤツがいました。
シンプルだからこそ毎日のように食べても飽きないパスタなんでしょうね。

リコッタとホウレン草のトマトソースのファルファッレ

2008年12月14日の日記です。
Farfalle alla ricotta e spinaci
リコッタとホウレン草のラヴィオリからイメージして作ったパスタです。
リコッタの優しい感じを大事にしたかったので、トマトソースは少なめにしてみました。
これも僕の中ではポイント高いパスタです。

ホタテとブロッコリーのフレッシュトマトのフェデリーニ

2008年12月7日の日記です。
Fedelini alle capesante e broccoli
火の入れ方がちょっと難しかったですけど、肉厚なホタテはなんとも言えず美味しかったです。
生で食べたりそのまま焼いたりしても抜群に美味しいんでしょうけど、
やっぱりパスタにしてしまいました。(苦笑)

ノルマ風ペンネ

2008年11月30日の日記です。
Penne alla Norma
ナスとリコッタチーズのトマトソース、ノルマ風ペンネです。
ノルマというのはカターニャ出身の作曲家、
ヴィンチェンツォ ベッリーニのオペラの名作が由来になっているそうです。
ただ今せっせと100近い日記を移行している最中なのですが、
ご紹介させていただくすべてのパスタの中で個人的に1番満足のいく出来だったのがこのパスタです。
美味しいだけなら他にも美味しいパスタはあるんですけど、
なんかこぉ、「素材の持つ力をかなりのところまで引き出せたかな」って気がしました。
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自画絶賛ですいません。(笑)

カルボナーラのスパゲッティーニ (2)

2008年11月29日の日記です。
Spaghettini alla carbonara 29ott08
烏骨鶏以来、久しぶりに作ったカルボナーラです。
今となっては覚えていませんが、写真からするとちょっと水分量が足らなかったのかな? って感じです。
ほんと、何回作ってもカルボナーラは難しい一皿だと思います。

剣先イカのフェデリーニ

2008年11月9日の日記です。
Fedelini ai calamari
いつもブログを見てくれてる友人に「イカスミのパスタ作ってみて」と言われ
お世話になってる魚屋さんに行ってみたのですが、残念ながら墨を持ってるイカが売ってませんでした。
で、代わりに作った剣先イカのパスタです。
墨はなかったんですが、オマケしてもらった刺身用にさばいたイカの余った肝を
たっぷり入れたソースが抜群に美味しかったです。

ボスカイオーラのリングイーネ

2008年9月28日の日記です。
Linguine alla boscaiola
ツナとキノコのフレッシュトマトのリングイーネです。
冷蔵庫に残っていたもので作ってみました。
イタリア語で森は bosco(ボスコ)と言い、boscaiolo(ボスカイオーロ)できこりを意味します。
で、ツナとキノコの入ったトマトソースのことを boscaiola(ボスカイオーラ)と呼ぶのですが、
なんできこり風のパスタにツナが入ってるんでしょうね?
ちょっと不思議です。
個人的には、イタリアンパセリがなかったので彩り的に今イチな感じです。
あり合わせで作ったわりには美味しかったんですけど。(苦笑)

鶏レバーとブラウンマッシュルームのペンネ

2008年9月15日の日記です。
Penne al fegato di pollo e funghi
鉄分たっぷりで栄養価も高く、安くて美味しいのでイタリアでもよく作りました。
これもまた作るのに時間のかかるんですが、時々無性に食べたくなるパスタです。
見た目はあんまりよろしくないですが、美味しいんですよ。

ペーストにした赤ピーマンのクリームソースのペンネ

2008年9月7日の日記です。
Penne al pesto di peperone
グリルした赤ピーマンがほんのりと甘い、優しい感じのパスタでした。
作るのにちょっと時間かかるんですけど、たまに食べたくなる一皿です。
にしても、これも写真がダメですね~。
この頃なんかあったんでしょうか?(笑)

キノコと牛肉のスパゲッティーニ

2008年8月31日の日記です。
Spaghettini ai funghi e manzo
美味しい牛肉をいただいたのでパスタにしてみました。
(ホントになんでもパスタにするヤツだ・苦笑)
パスタにする前に1枚焼いて食べてみたら、思わず笑顔になってしまうぐらい美味しいお肉でした。
でもこれも写真がダメダメですね~。
なんかヘンな光の当たり方になっちゃってます。
美味しかったお肉とパスタに申し訳ない。

フルーツトマトの冷製フェデリーニ

2008年8月10日の日記です。
Fedelini ai frutti di pomodoro
いただいたトマトで作ったのですが、久しぶりにイタリアのトマトの味を思い出したぐらい美味しいトマトでした。
感謝です。
ソースの色がいつもより若干濃い目なのは、バルサミコの量がやや多かったからでしょうか?
それにしても、この頃の僕は冷製ばっか作ってたんですねー。(苦笑)

生ハムとルーコラの冷製フェデリーニ

2008年8月3日の日記です。
Fedelini al prosciutto crudo e rucola
僕が大好きなペルージャのピッツェリア、メディテッラーネアの看板メニュー、
ピッツァ メディテッラーネアにのっている具材を使って冷製パスタを作ってみました。
栄養満点な感じのパスタです。
それにしても、ルーコラって日本とイタリアでなんでこんなに形が違うんでしょうね?

味来を使った冷製オルトラーナのペンネ

2008年7月21日の日記です。
Penne all'ortolana
昨日のオルトラーナのソースに、
ビネガーと味来(みらい)というトウモロコシをプラスして冷製パスタにしてみました。
普段はトウモロコシとかあまり食べないんですけど、
味来は生で食べても驚くほど甘いトウモロコシで僕も毎年楽しみにしています。

野菜たっぷりオルトラーナのフェデリーニ

2008年7月20日の日記です。
Fedelini all'ortolana
orto(オルト)は、イタリア語で菜園を意味し、ortolana(オルトラーナ)になると菜園風という意味になります。
イタリアは野菜が安くて美味しいので、向こうに住んでたときはよく作ってました。
滋味あふれる、という言葉がしっくりくるような優しい味わいです。
それにしても、写真がダメダメですね~。

烏骨鶏のカルボナーラ

2008年7月13日の日記です。
Spaghettini alla carbonara
この日記のちょっと前に食べた、比内地鶏の親子丼が卵濃厚でとても美味しかったので、
「もし卵にこだわってカルボナーラを作ったらどうなるんだろう?」
と思い高い卵を探しに行ったところ、2個698円の烏骨鶏の卵に出会いました。
さすがは芦屋マダム御用達の ikariスーパー。
普段高い卵なんか買ったことのない僕を固まらせるには充分な価格でした。(苦笑)
卵2個で698円ってとんでもない価格ですけど、
700円弱でちょっとした贅沢ができると考えるといいかもしれないですね。