濃厚なモッツァレラ、幻のチーズ ブッラータが新登場です!!

新商品ブッラータのご紹介です。
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南イタリア、プーリア州名産のBurrata(ブッラータ)はBurro(ブッロ)=バターからきた言葉で、形容詞burrato(ブッラート)ではバターを塗ったという意味になりますので、あえてブッラータを意訳するならば「バターのような、バターのように濃厚な」といった感じでしょうか?
生クリームとほぐしたモッツァレラを合わせたものをストラッチャテッラと言います。
これはこれでまた極上のチーズで、どれぐらい美味しいかと言いますと昔イタリアに住んでいた友人が「ストラッチャテッラは置いてないんですか?あれが1番食べたい」と言うぐらいです。
そのストラッチャテッラを、モッツァレラの中に詰め込んだのがブッラータです。
元々はモッツァレラを作るときに出る端っこの余った部分をなんとか活用できないかということで始まったそうなのですが、今ではプーリア名産の幻のチーズとして知られています。
とは言え、僕はイタリアに住んでた頃もその存在を知らず、初めてブッラータに出会ったのは7年ぶりにペルージャを訪れた2009年の春のことでした。
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写真のお店はペルージャで僕がよく行ってた生クリームが超絶に美味しいお店で、普段カプチーノに生クリームを乗せたりすることはない僕がこのお店だけは特別で、生クリームを乗せたカプチーノをオーダーするぐらい極上の生クリームを楽しめます。
「生クリームが美味しいお店」ってなんのこっちゃわからないかもですが、もしペルージャを訪れることがあればぜひ足を運んでいただきたいお店です。
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ちなみにこれが極上の生クリームです。
甘さ控えめでなめらかでほんと美味しいです。
閑話休題。
この写真のサイズだとまったく読み取れませんが、たまたま僕が行ったときお店の前に黒板があり、そこにはたった一言こう書かれてありました。
“Burrata pugliese”
「プーリア(州)の・・・ブッラータ?」
ブッラータってなに? と思いながらもお目当てはパンナ=生クリームでしたので特に気にも留めなかったのですが、数時間後思いがけないところでその名を耳にします。
(それにしてもこの【ブッラータあります】的な黒板、シンプル過ぎますね・笑)
その夜、たまたま入ったワインバーでお薦めを聞いたところ、『今日はブッラータがあるよ』とのこと。
「ブッラータ、ってどっかで聞いたことある名前やなぁ・・・ あ、そうや!パンナのお店の黒板に書いてあったやつや!」
店員さんにブッラータとはなにか聞いたところ、プーリアのチーズで普段は滅多に入ってこないから絶対食べたほうがいいとのこと。
そこまで言われては食べない訳にはいきません。
オーダーしたら生ハムと一緒に出てきて、見た目はモッツァレラとあまり変わらないもののモッツァレラとはまた違う美味なチーズだったのですが、すいませんワインバーが暗過ぎてそのときの写真がピンボケのものしかありません。
モッツァレラをミルキーな味わいとするならば、ブッラータはその名が示すとおりクリーミーな味わいで、濃厚でコクがあってなめらかでありながら、モッツァレラのフレッシュ感も残っているという、初めて経験する不思議な美味しさでした。
ところで、なぜこのブッラータが幻と言われるかというと、プーリアでは作られたその日に食べるため他の地域には出回らなかったんだそうです。
(賞味期限1日??)
出来たその日に作られたブッラータは、きっと僕がペルージャで食べたものよりも日本で食べたものよりもさらに美味しいんだと思います。
そんなプーリアのブッラータに思いを馳せながらも、遠く離れた日本でこれだけのブッラータに出会えることを嬉しく思います。
生産者とインポーターの方をはじめ、関わったすべての方に感謝します。
幻と言われた極上のチーズをぜひお楽しみくださいませ。
※ご予約商品のため、他の商品をご一緒にご注文されました場合はブッラータの到着を待ってお届けさせていただきます。あらかじめご了承くださいませ。
◇ブッラータはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/deli_burrata125/
◇白トリュフ入りブッラータはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/deli_burrata_tar125/

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