パンチェッタとブロッコリーのアーリオオーリオのパスタ

オイルベースのソースで、ペンネをがっつりと食べたい気分でした。
penne alla panncetta e broccoli.jpg
【材料1人分】
ペンネ 100g
パンチェッタ 50g
ブロッコリー 1/2株
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット、黒胡椒、香りのEXオリーヴオイル、白ワイン 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
適当に切ったブロッコリーを茹でて冷水にとります。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
拍子木切りにしたパンチェッタを弱火で炒めます。
パンチェッタがカリカリになってきたら、白ワインを入れて強火にし一気にアルコール分を飛ばします。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタとブロッコリーをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いて完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
ペンネに限らず、この組み合わせもよく作るパスタです。
シンプルで素朴なものほど、ふと食べたくなる美味しさなんじゃないかと思います。

ホルモンのエリコイダーリ

「トリッパがあるんだからこれもありかな?」ぐらいの軽い気持ちで作ってみました。(笑)
elicoidali al Motsu.jpg
【材料1人分】
エリコイダーリ 100g
ホルモン 1パック
タマネギ 1/4個
トマトソース 60g
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
バター 10g
塩のタブレット、胡椒、パルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
ホルモンを適当な大きさに切って塩胡椒します。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
スライスしたタマネギを弱火で炒めます。
タマネギがやや色づいてきたらホルモンを加え、中火強で炒めます。
焼き色がついたら白ワインを入れ強火でアルコールを飛ばします。
トマトソースと塩ひとつまみを加え弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタとバターをソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノと塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししてイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】45分
【コメント】
やっぱトリッパのほうが美味しいなぁ・・・・・(笑)
って感じでしたが、これはこれでナカナカの味わいでした。
意外と簡単でしたし、また作ってみたいと思います。

パンチェッタとアスパラのミニトマトのスパゲッティーニ

なかなかに太いアスパラが売ってたので迷わず購入し、パンチェッタとミニトマトでパスタにしてみました。
最初にイメージしてたのはアスパラベーコンだったんですけど、作ってみると全然違うもにのになりました。(笑)
spaghettini al pomodoro fresco con pancetta e asparagi.jpg
【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
パンチェッタ 50g
ミニトマト 8個
アスパラガス 4本
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレットパルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
適当に切ったアスパラガスを茹で、冷水に取ります。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
拍子木切りにしたパンチェッタを弱火で炒めます。
パンチェッタがカリカリになってきたら白ワインを入れて強火にします。
白ワインのアルコールが飛んだら弱火にして、半分に切ったミニトマトを加え軽く塩をします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
アスパラと茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノと塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししてイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
アスパラをかなり適当に茹でてしまったので、ちょっと色が悪いです。
すいません。
でもやっぱり、パンチェッタとアスパラの組み合わせは鉄板です。
今度はアスパラを茹でずにグリルしてみようと思います。

海の幸のスパゲッティーニ

普段はあんまり作んないんですけど、ときどき食べたくなる海の幸のスパゲッティーニです。
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【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
海老 3尾
ゲソ 1/2パック
帆立 3個
あさり 1/2パック
トマトソース 60g
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
海老、ゲソ、帆立はそれぞれ適当な大きさに切り軽く塩をし、あさりは砂抜きしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
魚介類を全部入れて強火にし、白ワインを入れフタをします。
アルコールが飛んであさりが開いたらトマトソースを加え弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
素直に海の幸が美味しいパスタです。
食材揃えるのがちょっとアレですけど。(苦笑)

ツナとミニトマトの冷製スパゲッティーニ (2)

たぶんこれからの季節に1番よく作っているパスタじゃないかと思います。
ツナとミニトマトの冷製スパゲッティーニです。
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【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
ツナ 小1缶
ミニトマト 6個
たまねぎ 1/2個
ケッパー塩漬け 8粒
アンチョビペースト 大さじ1/2
レモン入りEXオリーヴオイル 大さじ4
赤ワインビネガー 大さじ1
バルサミコ 大さじ1
塩のタブレット、胡椒、バジリコ 適量
【作り方】
ミニトマトを半分に切ります。
ボウルに薄くスライスしたたまねぎ、ミニトマト、刻んだケッパー、油を切ったツナ、アンチョビペーストを入れ軽く塩をしてよく混ぜます。
赤ワインビネガーを加えてよく混ぜます。
EXオリーヴオイルを加えてよく混ぜます。
バルサミコを加えてよく混ぜます。
出来たソースは冷蔵庫で冷やしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
ボウルの中でソースと和わせ、塩とEXオイルで味と濃度を調えます。
お皿に盛ってちぎったバジリコを散らし、黒胡椒を挽いて完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
隠し味程度に入れたアンチョビペーストとケッパーがいい感じでした。
僕は適当にミニトマトを選びましたけど、美味しいトマトを選んでたらさらに美味しいかったんだと思います。
ちょっと高いのでなかなか手が出ないんですけど。(苦笑)

全卵+卵黄のカルボナーラのエリコイダーリ

久しぶりにパンチェッタを使おうと思いメニューを考えたのですが、結局カルボナーラになっちゃいました。(苦笑)
で、今回は全卵と卵黄を使ってエリコイダーリをあわせてみました。
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【材料1人分】
エリコイダーリ 100g
パンチェッタ 30g
全卵 1個
卵黄 1個
EXオリーヴオイル 大さじ2
パルミジャーノ 大さじ5
塩のタブレット、黒胡椒、白ワイン、パルミジャーノ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個入れます。
ボウルにすりおろしたパルミジャーノ、全卵と卵黄、ミルで挽いた黒胡椒をひいて混ぜます。
拍子木切りにしたパンチェッタを弱火で炒め、脂が透明になって外側がカリカリになってきたら強火にして白ワインを入れてアルコールを飛ばします。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
フライパンに茹であがったパスタを入れてソースに和え、塩と茹で汁で味と濃度を調えます。
ボウルのソースをフライパンに加え、手早くパスタと和わせます。
水分は気持ちシャバイ感じで卵がトロリとしてきたら火を止めて余熱で調整します。
お皿に盛りつけてパルミジャーノをふって黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
カルボナーラを作るときは毎回緊張するんですけど、結構いろんなことが気分次第だったりもします。
卵黄だけにするのか全卵も使うのか、生クリームやペコリーノはどうするのか、パルミジャーノの量が多かったり少なかったり、どのパスタをあわせるのか etc.
まぁ、正解なんてないと思いますし、少しずつ違うのが面白い感じです。

鱧とミニトマトのスパゲッティ

「イタリアで鱧って見たことないけど、イタリア語でなんて言うんだろう?」
と思いウィキペディアで調べたらイタリア語は載ってませんでした。
で、そこで初めて知ったんですが、鱧って関東ではあんまり食べないんですか?
関西では結構身近な食材で、普通にスーパーとかにも売ってるんで意外でした。
spaghetti al Hamo.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
鱧 1パック
ミニトマト 8個
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
適当に切った鱧を入れて強火にし、白ワインを入れフタをします。
アルコールが飛んで鱧に軽く火が通ったらいったん取りだし、半分に切ったミニトマトを入れて煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタと鱧をソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
最初は土瓶蒸しのイメージでキノコと合わそうかと思いましたが、
シンプルにミニトマトと合わせてみました。
鱧を食べるときはほとんどが湯引きですが、こうやって食べるのも美味しいですね。
また使ってみたい食材です。

ゲソと万願寺唐辛子のアーリオオーリオのスパゲッティ

なんかイカが食べたい気分だったので、ヤリイカのゲソを使ってアーリオオーリオに。
あわせる野菜はちょっと変化球で万願寺唐辛子を。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
ゲソ 1/2パック
EXオリーヴオイル 大さじ4
アンチョビペースト 大さじ1/2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
万願寺唐辛子 3本 
ケッパー塩漬け塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
細切りにした万願寺唐辛子を加え軽く塩をし、中火で炒めます。
ある程度火が通ったら適当に切ったゲソに軽く塩をし、フライパンに入れ白ワインを加えたら強火でアルコールを飛ばします。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にします。
刻んだケッパーとアンチョビペーストを入れます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
イカって身近にあって栄養価も高いですし、よく使う食材です。
ほんとはヤリイカ一杯で考えてたんですけど、僕がスーパーに行ったときにはすでにありませんでした。
まぁ、ゲソだけでも美味しかったんですけど。

Buca di San Francesco / Arezzo

昨日はパンツァネッラを作った訳ですが、そういえば去年イタリアでパンツァネッラを食べたのを思い出したので久々にこのカテゴリーが登場です。
ブォンリコールドのお皿をGETするために訪れたアレッツォのBuca di San Francesco です。
そう言えばアッシジで行ったブォンリコールドのお店も同じ名前でしたね。
ristorante buca di san francesco.jpg
店内です。
お店はその名もサンフランチェスコ通り1番地にあり、半分地下に降りていくような作りになってました。
写真がボケてるのは僕のせいじゃありません。
撮ったのは店のオーナーです。(笑)
とりあえずブォンリコールドのお皿をGETするために食べなきゃいけないメインディッシュは決まっていたので、パスタを何にしようかメニューを見ていたのですが、メニューを見てもあまり心魅かれるものがない!(苦笑)
menu di buca di san francesco.jpg
結局、店のオーナーの薦めるがままにこの地方の特別なパスタとやらを注文することになったのですが、しかし。
panzanella di buca di san francesco.jpg
まず最初に運ばれてきたのがこの一皿でした。
「あれ? 前菜は頼んでないけど ???」
と不思議に思ってると、
「コレハ、私達ノ地方ノトテモ美味シイ郷土料理、パンツァネッラデス。
 サービスデスノデ、ゼヒ食ベテ下サイ。」
とのこと。
「これが本場のパンツァネッラなのね。って、パンも野菜もこんなに潰しちゃうのね。」
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正直、こっちとかあっちとかでっちとかの方が美味しかったぞ、と。
で、続いて出てきたオーナーお薦めのパスタ。
pasta di buca di san francesco.jpg
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手打ちパスタに、EXオリーヴオイルとパン粉がまぶしてあるだけです。(驚)
手打ちパスタはモチモチしてて、一口二口はそれなりに美味しいんですけど、さすがに一皿はちょっとキツかったです。
とにかくのどが渇くパスタでした。(苦笑)
ってか、前菜でもパン食べてプリモでもパン粉食べて、もちろんバゲットもついてきて・・・・・・・・ どんだけパンばっか食べさせる気やねん !? って感じでした。
この頃すでに僕のテンションはダダ下がりだったのですが、さらなる悪夢はこの後に訪れました。
secondo di buca di san francesco.jpg
これがブォンリコールドのお皿のためには避けて通れなかった一皿です。
なんだか前菜盛り合わせみたいな感じでしたが、立派なメインディッシュだそうです。
写真から乗ってたものを思い出してみますと、手前がキノコ、そしてソーセージ、右に白いんげん豆で左奥が鶏レバー、奥がポレンタ、そして中央のパルミジャーノの下に隠れているのが・・・・・・・・・・・・・・まったく味のしない、なんかの野菜を茹でただけのものでした。
余談ですが僕は、小さい頃から「作ってくれた人に感謝して、好き嫌いせず残さずに食べなさい。」と教えられて育ってきたので、基本的に出されたものを残すのが嫌いです。
しかし、この緑の悪魔だけはどーすることもできませんでした。
参りました。
味がしないんです。
そして異常なほどの量なんです。
まぁ、前菜からプリモでのどカラカラにされてた影響もあったかもしれません。
buon ricordo di buca di san francesco.jpg
そんな苦闘の末に手に入れたブォンリコールドのお皿がコレです。
お世話になったシェフがブォンリコールドのお皿を集めているので行ったお店だったんですが、残念ながら2度目はないです。
1ヶ月のイタリア滞在の中で、違う意味で印象に残ったお店です。(笑)

残り物のパンを美味しくいただくパンツァネッラ

パスタだとちょっと重いかな、ぐらいのときによく作るパンツァネッラです。
よく冷えた白ワインと美味しい生ハムともにいただく、
シンプルながらどこか豊かさを感じる一皿でした。
panzanella al 6 mag.jpg
【材料】
硬くなった残り物のバゲット 4切れ
EXオリーヴオイル 大さじ4+大さじ2
赤ワインビネガー 大さじ1
バルサミコ 大さじ1
ニンニク 1片
ミニトマト 8個
キュウリ 1/2本
タマネギ 1/4個
、胡椒、バジリコ 適量
【作り方】
ボウルに適当に切ったバゲットを入れ、塩胡椒して混ぜた後EXオリーヴオイル大さじ2を加えよく混ぜます。
別のボウルに半分に切ったミニトマト、スライスしたタマネギ、乱切りにしたキュウリ、皮と芯を取り除いてみじん切りにしたニンニク、ちぎったバジリコを入れ、塩胡椒で味をつけます。
赤ワインビネガーを加えてよく混ぜます。
EXオリーヴオイルを加えてよく混ぜます。
バルサミコを加えてよく混ぜます。
もうひとつのボウルのバゲットを加えてよく混ぜます。
器に盛り付けて彩りのバジリコを散らせば完成です。
【所要時間】 約10分
【コメント】
バゲットにしてもサラダにしても、1番美味しくいただく方法は塩胡椒とEXオリーヴオイルなんじゃないかと思います。
逆に、パンツァネッラだからこそEXオリーヴオイルの個性を感じる部分もありますし。
僕はシンプルにこんな食材だけで作ってみましたけど、お好みでいろいろな野菜を入れていただいたり、パルミジャーノやモッツァレッラを入れていただいてもいいんじゃないかと思います。
元々は残ったパンを美味しくいただくために、トスカーナの人々が考えた一皿だったんですから、いろいろ冷蔵庫にあるもので試しっちゃってください。

サルシッチャとナスのサルサローザのブカティーニ

なぜかはわからないのですが、4月はブカティーニがよく売れました。
ありがとうございます。
という訳で、パルマ産黒豚のサルシッチャとナスのサルサローザのブカティーニです。
bucatini alla salsa rosa di salsiccia.jpg
【材料1人分】
ブカティーニ 100g
パルマ産黒豚のサルシッチャ 1本
EXオリーヴオイル 大さじ2
トマトソース 40g
生クリーム 20g
ナス 1/2本
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレットパルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル、赤ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対してタブレット1個を入れます。
一口大に切ったナスに塩をし、アク抜きするとともに軽く下味をつけます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて好みの大きさに切ります。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
サルシッチャの皮を取り、適当な大きさにちぎります。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがやや色づいてきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
サルシッチャを入れて中火にし、焼き色がついてきたら強火にして赤ワインを入れます。
赤ワインのアルコール分が飛んだらナスを入れ、中火弱で炒めます。
ナスがサルシッチャの脂と赤ワインの水分を吸って火が通ってきたらトマトソースと塩ひとつまみ、生クリームを加え弱火で煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和えてEXオイルと茹で汁、塩とパルミジャーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを散らしたら完成です。
お好みでパルミジャーノをたっぷりかけてお召し上がりください。
【所要時間】45分
【コメント】
ブログ見返してみたら、なんかメッチャ同じようなパスタ作ってました。(苦笑)
まぁ、似てるようで違う雰囲気ですし、どちらも美味しかったんですけどね。
ところで、イタリア語でローザはバラ、バラ色、ピンクを意味するんですが、バラの花でピンクって想像しますかね~?
(僕は赤とか白とか)
逆に日本語だと桃になっちゃうんでしょうか?
色を表す言葉って、なんか面白いですね。

トリュフオイルで仕上げるブラウンマッシュルームときのこペーストのリゾット

時間がないときはリゾットに限ります。
慣れてしまえば20分ちょっとで出来ちゃいますので。
risotto ai funghi.jpg
【材料1人分】
イタリア産カルナローリ米 100gブラウンマッシュルーム 4個
きのこペースト 大さじ1
タマネギ 1/4個
EXオリーヴオイル 大さじ2
、白ワイン、バター、トリュフオイルパルミジャーノ、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
ブラウンマッシュルームをスライスしてEXオリーヴオイルで炒め、軽く塩をしておきます。
フライパンにEXオリーヴオイルとバター少量を入れ、バターが溶けたらみじん切りにしたタマネギを加え弱火で炒めます。
タマネギに火が通ったら米を洗わずにそのまま入れます。
米を油で包むようにして炒め、米のまわりに油の膜が出来てきたら白ワインを入れ強火でアルコールを飛ばします。
ここから水を加えていって米をアルデンテに仕上げていくのですが、人によって水だったりお湯だったりブロードだったりします。
また、米にはさわらずにフライパンを振って混ぜる人と、とにかく木ベラで混ぜる人がいたりもします。
ちなみに僕は、水を使って米はさわらない派です。
で、先ほどの米がかぶる倍ぐらいの水を加え、中火強で加熱します。
最初の1回目はやや多めの水で、それからは米が浸かるギリギリのところぐらいにして少しずつ米を煮ていきます。
一気に水を加えると、米を炊く感じになるのでアルデンテに仕上がらないです。
だいたい3回か4回ぐらい水を加えたあと、米が好みの硬さになったところで水分を調整し塩ひとつまみを加え、マッシュルームときのこペースト、バターを入れて、塩とパルミジャーノで味を調えます。
お皿に盛ってトリュフ入りEXオリーヴオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを散らして完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
きのこ香る美味しいリゾットでした。
僕はブラウンマッシュルームだけ使いましたけど、いろいろなきのこでも美味しいと思います。
もちろん、トリュフオイルはなきゃないで全然OKです。

トマトと水牛のモッツァレッラの冷製カサレッチェ

いわゆるカプレーゼを冷製パスタにしてみました。
美味しいモッツァレッラが手に入ったときはそのまま食べるのもいいんですけど、パスタにしても美味しいです。
casarecce fredde al pomodoro e mozzarella.jpg
【材料1人分】
カサレッチェ 100g
水牛のモッツァレッラ 小4個
トマト 小4個
EXオリーヴオイル 大さじ4
バルサミコ 大さじ1
塩のタブレット、胡椒、バジリコ 適量
【作り方】
トマトを湯むきして適当な大きさに切ります。
ボウルにトマトと一口大に切ったモッツァレッラ、バジリコを入れて塩、胡椒をしてよく混ぜます。
EXオリーヴオイルを加えてよく混ぜます。
バルサミコを加えてよく混ぜます。
出来たソースは冷蔵庫で冷やしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
ボウルの中でソースと和わせ、塩胡椒、EXオリーブオイルで味と濃度を調え、お皿に盛ったら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
ほぼ素材で決まってしまう、簡単でシンプルながら美味しいパスタです。
美味しいモッツァレッラや美味しいトマトが手に入ったときは、ぜひ冷製にしてみてください。
カサレッチェも冷製によくあいましたし、これから登場する頻度も高くなりそうです。

砂肝と軟骨、ブラウンマッシュルームのアーリオオーリオ

ちょっとしたビールのおつまみに作ってみました。
ventriglio di pollo.jpg
【材料】
砂肝 1/2パック
鶏軟骨 1/2パック
ブラウンマッシュルーム 4個
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
、胡椒、醤油、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
皮がついたままのニンニクをビンや包丁で潰し、皮と芯を取り除きます。
唐辛子は縦に半分に切って種を取り除きます。
砂肝、軟骨に軽く塩、胡椒をして下味を付けます。
冷たい状態のフライパンにニンニクとEXオリーヴオイルを入れ、弱火でゆっくりとニンニクの香りをオイルに移します。
ニンニクが色づいてきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えてフライパンを回し、辛味をオイルに移します。
砂肝と軟骨、4つ切りにしたブラウンマッシュルームをフライパンに入れ、中火強で加熱します。
6~7割ぐらい火が通った時点で鍋肌に醤油をひと回しします。
器に盛り付けて彩りのイタリアンパセリを散らせば完成です。
【所要時間】 10分弱
【コメント】
普段は砂肝だけで作るんですけど、今回は軟骨とブラウンマッシュルームも加えてみました。
きのこは強めの火で手早く炒めないと水分が出ちゃうのでお気をつけください。

鶏肉とブラウンマッシュルームのクリームソースのファルファッレ

鶏の胸肉に、ブラウンマッシュルームとほうれん草をあわせてクリームソースにしてみました。
クリームソースが濃厚なので、腿肉よりはヘルシーな胸肉のほうがバランスいい感じです。
farfalle alla crema con pollo.jpg
【材料1人分】
ファルファッレ 100g
鶏胸肉 小さめ1枚
ブラウンマッシュルーム 4個
ほうれん草 1束
生クリーム 100ml
EXオリーヴオイル 大さじ2
バター 10g
塩のタブレット、胡椒パルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル 適量
【作り方】
フライパンにEXオイルとバターを入れ、バターが溶けたら塩胡椒した鶏の胸肉を塊のまま皮目から中火強で焼き、焼き色がついたら4ッ切りにしたマッシュルームを入れます。
マッシュルームが軽く色づいたら白ワインを入れ強火でアルコールを飛ばし、ふたをして弱火でゆっくり火を通します。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
鶏肉に火が通ったらいったん取り出して適当な大きさに切ります。
フライパンに生クリームを加え軽く煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
途中でほうれん草を加えます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁をソースに加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
鶏肉と茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノと塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】45分
【コメント】
あっさりとした鶏の胸肉がクリームソースやパルミジャーノとよく合います。
鶏の胸肉は火を通し過ぎるとパサパサしちゃいますので、お気をつけくださいませ。
胸肉が苦手な方は、腿肉でもいいと思います。

アンチョビペーストと菜の花、ホワイトアスパラのスパゲッティ

なんか突然アンチョビたっぷりのパスタが食べたくなったので、残ってた菜の花とホワイトアスパラをあわせて作ってみました。
spaghetti al pesto d'alice e cima di rapa.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
アンチョビペースト 大さじ1
菜の花 1/2束
ホワイトアスパラガス 2本
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
大きめの鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
掃除して適当な大きさに切ったホワイトアスパラを茹でます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
アンチョビペーストを加え、オイルに馴染んだら白ワインを入れて強火でアルコールを飛ばします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
途中で半分に切った菜の花を入れます。
ソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタとホワイトアスパラ、菜の花をソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししたら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
シンプルにアンチョビとEXオリーヴオイルを味わえるパスタです。
いろいろな野菜ともあうと思いますので、ぜひお試しを~。

鶏レバーとブラウンマッシュルームのサルサローザのエリコイダーリ

鉄分たっぷり栄養満点、お財布にも優しい鶏レバーのパスタです。
ちなみにサルサローザ salsa rosa は直訳すると“バラ色のソース”という意味で、トマトソースに生クリームをプラスして煮込んだソースのことを言います。
まわりのイタリア人は主にお肉系のソースによく使ってましたね~。
elicoidali al fegato di pollo.jpg
【材料1人分】
エリコイダーリ 100g
鶏レバー 50g
ブラウンマッシュルーム 4個
タマネギ 1/4個
トマトソース 40g
生クリーム 20g
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
ケッパー塩漬け 6粒
バター 10g
塩のタブレット、胡椒パルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル、牛乳、強力粉、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
鶏レバーは血管と脂を取り除いて牛乳に一晩漬けておきます。
鶏レバーを適当な大きさに切って、塩胡椒したあと強力粉をはたきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
スライスしたタマネギを弱火で炒めます。
タマネギがやや色づいてきたらバターを加え、バターが溶けたら鶏レバーを入れ中火強で炒めます。
焼き色がついたらスライスしたマッシュルームを加えます。
マッシュルームに火が通ったら白ワインを入れ強火でアルコールを飛ばします。
トマトソースと生クリーム、刻んだケッパーを入れ軽く煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノと塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししてイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】45分
【コメント】
エリコイダーリって1個1個のパスタが結構大きくて、茹でる前は同じ100gでもちょっと少なく感じました。
実際にはご覧の通りかなりのボリュームになったんですけど。(苦笑)

トリュフの香り漂うカルボナーラのスパゲッティ

卵と相性抜群のトリュフですから、カルボナーラにトリュフあわせても美味しくなるのは必然です。
さすがにこの時期フレッシュのトリュフは手に入りませんので、トリュフオイルを使ってみました。
carbonara con olio al tartufo.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
パンチェッタ 50g
卵黄 2個
EXオリーヴオイル 大さじ2
パルミジャーノ 大さじ4
ペコリーノ 大さじ4
塩のタブレット、黒胡椒、白ワイン、トリュフオイル仕上げのパルミジャーノ、牛乳 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個入れます。
ボウルにすりおろしたパルミジャーノとペコリーノ、卵黄2個、牛乳、ミルで挽いた黒胡椒をひいて混ぜます。
拍子木切りにしたパンチェッタを弱火で炒め、脂が透明になって外側がカリカリになってきたら強火にして白ワインを入れてアルコールを飛ばします。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
フライパンに茹であがったパスタを入れてソースに和え、塩と茹で汁で味と濃度を調えます。
ボウルのソースをフライパンに加え、手早くパスタと和わせます。
水分は気持ちシャバイ感じで卵がトロリとしてきたら火を止めて余熱で調整します。
お皿に盛りつけてトリュフオイルをひとまわしし、パルミジャーノをふって黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
トリュフの香りが贅沢な、いつもとはまた雰囲気の違うカルボナーラです。
僕の中でカルボナーラは、なんかパンチ効いてるというか下町っぽいイメージのパスタなので。
それにしても、僕の作るカルボナーラの写真ってなんかいつもイマイチですね。
写真の撮り方が悪いのか、そもそも料理が悪いのか・・・・・・
味は悪くないつもりなんですけど。(苦笑)
また近いうちに、ちょっと意識しながら作ってみたいと思います。

新じゃがとパンチェッタの前菜

イメージしたのはここで食べた前菜です。
ほっこりとしたポテトとトマトの酸味にラルドのまろやかな脂が折り重なり、EXオリーヴオイルがすべてを包み込んでくれる前菜はシンプルながら優しい味わいでした。
で、今回はラルドの代わりにパンチェッタを使い、キノコをプラスしてみました。
焼き立てのバゲットとよく冷えた白ワインとともに、ゆったりと過ごす休日のランチを彩ってくれました。
patate al forno con pancetta.jpg
【材料1人分】
新じゃが 1個
パンチェッタ 60g
ミニトマト 4個
しめじ 1/3パック
EXオリーヴオイル
パルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル 適量
【作り方】
じゃがいもの芽を取り、茹でて皮をむいて適当な大きさに切ります。
器にEXオリーヴオイル、茹でたじゃがいも、半分に切ったトマト、しめじ、バターを入れ塩胡椒し、パルミジャーノをたっぷり散らします。
オーブントースターに入れ焼き色がつくまで火を通します。
いったん取り出し、スライスしたパンチェッタをのせてふたたびオーブントースターに入れ、パンチェッタの脂が透明になってきたら取り出します。
香りのEXオイルをひとまわしすれば完成です。
【所要時間】20分
【コメント】
ホントはじゃがいもとトマトだけでも良かったんですけど、冷蔵庫にしめじが残ってたので使っちゃいました。
手軽でシンプルなんですけど、素材の良さが引き立つ美味しい一皿です。

白いミートソース、ラグージェノヴェーゼのペンネ

タマネギたっぷりトマトソースで煮込まないミートソース、ラグージェノヴェーゼです。
普通のミートソースに引けを取らない美味しさです。
penne al ragu genovese di pollo.jpg
【材料1人分】
ペンネ 100g
鶏肉ミンチ 100g
ミニトマト 4個
タマネギ 1個
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
バター 10g
塩のタブレット、胡椒、香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、パルミジャーノ、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除き、半分に切ります。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
スライスしたタマネギを加え弱火で炒めます。
タマネギがしんなりして飴色になってきたら鶏ミンチを入れ中火強で炒め、あまり混ぜずにしっかりと焼き色を付けます。
焼き色が付いてきたらワインを入れて強火にし、アルコールを飛ばします。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にして半分に切ったミニトマト、刻んだイタリアンパセリを加えます。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁をソースに加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和えてバターを加え、EXオイルと茹で汁、塩とパルミジャーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて仕上げのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】120分
【コメント】
あっさりしたミートソースとでも言うのでしょうか、僕は鶏肉が好きで使ったのでヘルシーな感じでしたが他のお肉でも美味しくできると思います。

サルシッチャとラディッキョのリゾット

久しぶりにリゾットを作ってみました。
ラディッキョは日本ではトレヴィスになるのでしょうか?
色鮮やかでほんのり苦い野菜で、サルシッチャの濃厚な味わいとよくあいます。
risotto alla salsiccia e radicchio.jpg
【材料1人分】
イタリア産カルナローリ米 100g
サルシッチャ 1本
ラディッキョ 1/4個
タマネギ 1/4個
EXオリーヴオイル 大さじ2
、白ワイン、バター、香りのEXオリーヴオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
サルシッチャは皮をむき、ある程度ほぐしてEXオリーヴオイルで炒めておきます。
フライパンにEXオリーヴオイルとバター少量を入れ、バターが溶けたらみじん切りにしたタマネギを加え弱火で炒めます。
タマネギに火が通ったら米を洗わずにそのまま入れます。
米を油で包むようにして炒め、米のまわりに油の膜が出来てきたら白ワインを入れ強火でアルコールを飛ばします。
ここから水を加えていって米をアルデンテに仕上げていくのですが、人によって水だったりお湯だったりブロードだったりします。
また、米にはさわらずにフライパンを振って混ぜる人と、とにかく木ベラで混ぜる人がいたりもします。
ちなみに僕は、水を使って米はさわらない派です。
で、先ほどの米がかぶる倍ぐらいの水を加え、中火強で加熱します。
最初の1回目はやや多めの水で、それからは米が浸かるギリギリのところぐらいにして少しずつ米を煮ていきます。
一気に水を加えると、米を炊く感じになるのでアルデンテに仕上がらないです。
だいたい3回か4回ぐらい水を加えたあと、米が好みの硬さになったところで水分を調整し塩ひとつまみを加え、サルシッチャとバターを入れて、塩とパルミジャーノで味を調えます。
最後にラディッキョを入れて軽く馴染ませたら、お皿に盛って香りのEXオリーヴオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを散らして完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
日本の米ではなくイタリアの1年熟成カルナローリ米を使ったのですが、粘りが出にくく香りもよいので、アルデンテで粒がしっかりと残る、いい感じに仕上がりました。
リゾット苦手な方は、カルナローリ米で試してみると自信つくかもしれません。
それにしても、サルシッチャはホントに万能ですね。
僕のイタリア料理には欠かせない食材です。(笑)

海老とズッキーニのフレッシュトマトのパンタッチェ

海老が食べたい気分だったのでパスタにしてみたんですが、海老を使うときってなぜか僕はフレッシュトマトのソースにすることが多いです。
なぜなんでしょう ???
pantacce ai gamberi e zucchini.jpg
【材料1人分】
パンタッチェ 100g
海老 4尾
ズッキーニ 1/2本
ミニトマト 8個
ニンニク 1片
唐辛子 1本
EXオリーヴオイル 大さじ4
塩のタブレット香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
海老は殻をむいて背ワタを取り、適当な大きさに切ります。
油を引いていないフライパンに輪切りにしたズッキーニを入れて塩をし、、軽く火を通します。
大きめの鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
海老を加えて塩をして中火で炒め、軽く色づいたら白ワインを入れて強火にしアルコールを飛ばします。
半分に切ったミニトマトとズッキーニを加え、弱火で煮込みます。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししてイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
海老とアーリオオーリオ、トマトの組み合わせは濃厚なのにどこか優しい味わいで、ホント美味しいです。
あわせるパスタや彩りの野菜を変えて、また作ろうと思います。

ツナマヨとポテト、茹で卵の冷製スパゲッティーニ

ツナサンドを食べてて思いついたパスタです。
家ではマヨネーズほとんど食べないので、ある意味ちょっとチャレンジでした。
てか、濃度がありすぎてこんなに高々と盛りつけちゃいました。
ご愛敬です。(笑)
spaghetti freddi alla maionese con tonno.jpg
【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
ツナ 小1缶
新じゃが 小1個
卵 1個
ケッパー塩漬け 10個
タマネギ 1/4個
レモン入りEXオリーヴオイル 大さじ4
白ワインビネガー 大さじ1
塩のタブレット、マヨネーズ、牛乳、クレソン 適量
【作り方】
茹で卵を作って適当な大きさに切ります。
じゃがいもを茹でて皮をむき、適当な大きさに切ります。
卵とじゃがいもが冷めたら、ツナ、スライスしたタマネギ、刻んだケッパーと一緒にボウルに入れ、軽く塩をしてよく混ぜます。
白ワインビネガーを入れてよく混ぜます。
EXオリーヴオイルを加えてよく混ぜます。
マヨネーズを加えよく混ぜます。
必要に応じて牛乳で濃度を調整します。
出来たソースは冷蔵庫で冷やしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
ボウルの中でソースと和わせ、お皿に盛ってクレソンを飾ったら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
気軽な感じで作ってみたのですが、予想してた以上に美味しかったです。
濃度を調整するのがちょっとアレでしたが。(苦笑)
ただ、じゃがいもはもうちょっと大きく切れば良かったかな、ってのとロングパスタよりはショートパスタのほうが相性が良さそうだな、ってのはありました。
次回への反省点です。

春キャベツとパンチェッタのトマトソースのカサレッチェ

先日はアーリオオーリオにした春キャベツを、今回はトマトソースにしてみました。
さらに、トマトソースにミニトマトを加えてちょっとした遊びゴコロを。(笑)
casarecce al pomodoro con cavolo.jpg
【材料1人分】
カサレッチェ 100g
パンチェッタ 50g
トマトソース 60g
ミニトマト 4個
キャベツ 2枚
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレットパルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、クレソン 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
拍子木切りにしたパンチェッタを弱火で炒めます。
パンチェッタがカリカリになってきたらキャベツを加え、白ワインを入れて強火にし蓋をします。
キャベツがしんなりしてきたらトマトソースと半分に切ったミニトマトを加えます。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノと塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししてクレソンを散らし、黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
トマトソースにミニトマトを加えると、2種類の風味と食感を味わえるので楽しいです。
もちろん、春キャベツやパンチェッタとの相性も抜群でした。
こーゆーシンプルなパスタが美味しくできると、なんか嬉しいです。

たけのことパンチェッタのアーリオオーリオのスパゲッティ

筍をいただいたのでアーリオオーリオに。
それにしても、なんでもパスタにしちゃいますね僕って。(苦笑)
spaghetti al bamboo e pancetta.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
パンチェッタ 50g
筍 適量
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット、黒胡椒、白ワイン、香りのEXオイル、クレソン 適量
【作り方】
筍は下茹でしてスライスします。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
拍子木切りにしたパンチェッタを弱火で炒めます。
パンチェッタがカリカリになってきたら筍を入れて塩ひとつまみを加えます。
筍に軽く火が通ったら白ワインを入れて強火にし一気にアルコール分を飛ばします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いてクレソンを散らしたら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
筍をこんな風に使ったのは初めてだったんですけど、美味しかったです。
まぁ、旬の野菜をアーリオオーリオにすればほとんどのものは美味しくなると思うんですけど。(苦笑)
筍ってデカイし下茹で必要だしでなかなか手の出ない食材だったのですが、これからはこのパスタを作るために買おうかと思うぐらい気に入りました。

たらこと菜の花のクリームソースのスパゲッティ

たらこが安かったのでパスタにしてみました。
でも和風ではなく、パルミジャーノと生クリームであくまでイタリアンな感じです。
Spaghetti al uovo di merluzzo.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
たらこ 1腹
菜の花 1/2束
生クリーム 100ml
バター 10g
塩のタブレットパルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
たらこは皮から中身を取り出します。
フライパンに白ワインを入れ、強火でアルコールを飛ばします。
生クリームと塩ひとつまみを加え、弱火で煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
途中で半分に切った菜の花を入れます。
ソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタと菜の花をソースに和え、バターとたらこを加えてEXオイルと茹で汁、パルミジャーノと塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて、お好みでパルミジャーノをふって完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
美味しくできたのはほとんど素材のおかげですので、とりあえず僕が邪魔しないのが1番です。(笑)
イタリアでたらこって見たことないんですけど、食べる習慣あるんですかね~?
きっとイタリア人も好きな味だと思うんですけど。

はじめてのイカスミパスタ

最初はイカを使って別のパスタを作ろうと思っていたのですが、ふと思い立ってイカスミのパスタを作ってみることにしました。
spaghettini alla seppia nera.jpg
【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
剣先イカ 1/3杯
スミイカ 1/3杯
トマトソース 20g
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
イカを掃除して適当な大きさに切ります。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
イカとイカスミを加え白ワインを入れ強火にします。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にしてトマトソースを入れ煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】 60分
【コメント】
はじめてのイカスミだったんですが、最初のイカの掃除が一番大変でした。(苦笑)
その後はそれなりに出来たんですが、いつも行くヴェネツィアのレストランで食べた味とは違いました。
少しでも近づけるように、またの機会にリベンジします。

4種のチーズを使ったクァットロ フォルマッジのペンネ

Quattoro formaggi(クァットロ フォルマッジ)=4つのチーズという、いつもながらにそのままのネーミングのイタリア語です。
クァットロ フォルマッジというと普通パルミジャーノ、ペコリーノ、モッツァレッラ、ゴルゴンゾーラあたりが多いかと思いますが、僕はエンメンタール、グリュイエール、マリボー、パルミジャーノの組み合わせが多いです。
イタリア産1個しか入ってないですね。(苦笑)
まぁ、お好みのチーズをお選びいただけばいいとは思うのですが、ゴルゴンゾーラやブルーチーズ系は他のチーズの風味が消えてしまうぐらい強烈な場合もありますので、お使いの際はくれぐれも量にお気をつけを。
penne ai 4 formaggi.jpg
【材料1人分】
ペンネ 100g
グリュイエール 15g
エンメンタール 15g
マリボー 15g
パルミジャーノ 15g
生クリーム 100ml
バター 10g
塩のタブレット、胡椒、香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
フライパンに白ワインを入れ、強火でアルコールを飛ばします。
生クリームと細かく切ったパルミジャーノ以外のチーズを加え、弱火で加熱します。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和えてバターを加え、パルミジャーノと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて黒胡椒をミルで挽いて、イタリアンパセリを散らして完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
簡単に出来て時間もかからなくて美味しいのが嬉しいパスタです。
ただ、日本でチーズをいろいろ揃えようとすると金額的に嬉しくないのが問題です。(苦笑)
僕の中では、あふれんばかりのチーズの香りに包まれたくなったときにたまに作る、みたいなちょっと贅沢なパスタです。

新じゃがとタコのジェノヴェーゼのリングイーネ

新じゃがとタコをジェノヴェーゼにあわせてみました。
いつものジェノヴェーゼがちょっと贅沢な感じです。
linguine al genovese con polpo e patate.jpg
【材料1人分】
リングイーネ 100g
バジルペースト 大さじ2
タコの足 1本
新じゃが 1/2個
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
バジル 3枚
バター 10g
塩のタブレットパルミジャーノ、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
新じゃがは皮をむいて茹でて適当な大きさに切ります。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて好みの大きさに切ります。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクが色づいてきたらタコを入れ中火強で炒めます。
タコに軽く火が通ったら白ワインを入れ、強火にしてアルコールを飛ばします。
アルコールが飛んだらタコを取りだして新じゃがと同じぐらいの大きさに切ります。
弱火にしてバジルペーストと細かくちぎったバジル1枚を加えます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
タコと新じゃがをフライパンに戻します。
茹であがったパスタをソースに和えてバターとパルミジャーノを加え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて仕上げのEXオイルをひとまわしして刻んだバジルを飾れば完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
ジェノヴェーゼにじゃがいもを加えるのは結構見かけるんですが、ふと思いたってそこにタコも加えてみました。
リグーリアってもともと海に面してる訳だし、とか適当な理由つけて。(笑)
なんとなく組み合わせてみた割には、なかなかの味だったと思います。

サンダニエーレ産生ハムと菜の花のスパゲッティ

久しぶりに生ハムが食べたくなって作ったパスタです。
冷製でもよかったのですが、パスタの余熱で生ハムにほんのり熱が加わるぐらいがこれまた美味しく、菜の花のほろ苦さともよくあいました。
spaghetti con prosciutto crudo e cima di rape.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
サンダニエーレ産生ハム 3枚
菜の花 1/2束
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
大きめの鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
細かく切った生ハム1枚を弱火で炒めます。
生ハムの香りがたってきたら、白ワインを入れて強火にし一気にアルコール分を飛ばします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
途中で半分に切った菜の花を入れます。
ソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタと菜の花をソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして生ハム2枚を飾ったら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
イタリアではパルマ産よりも高級なサンダニエーレ産生ハム。
2009年の春に初めてフリウリ ヴェネツィア ジューリア州にあるサンダニエーレの町を訪れたのですが、小さな町にいくつもの生ハムメーカーが存在していてあらためて生ハムの町であることを知らされました。
アルプスから吹く風が生み出す特別な気候がもたらしたサンダニエーレ産生ハムは、芳醇な香りとまろやかな口どけが特徴で塩分もそれほどきつくないので、パスタともよくあいます。
菜の花の季節が終わる前に、もう一回作ってみようと思わせてくれるパスタでした。

本格派アマトリチャーナのブカティーニ

こちらも定番のアマトリチャーナを、本格的にブカティーニ&ペコリーノを使って作ってみました。
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【材料1人分】
ブカティーニ 100g
トマトソース 80g
パンチェッタ 50g
EXオリーヴオイル 大さじ2
タマネギ 1/4個
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレットパルミジャーノ、ペコリーノ、香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
パンチェッタを加え、弱火で火を通します。
パンチェッタの脂が透明になってきて、外側がカリカリになってきたら薄切りにしたタマネギを加えます。
タマネギが色づいてきたら強火にして白ワインを加えアルコールを飛ばします。
白ワインのアルコールが飛んだらトマトソースを加えます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノとペコリーノ、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリとパルミジャーノ&ペコリーノを散らしたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
よく作るアマトリチャーナも普段はスパゲッティだったりペンネだったりが多いのですが、基本に忠実にブカティーニで作ってみると、なぜそのパスタとソースの組み合わせなのかがわかった気がします。
噛んだときパスタの中に空洞があること。
これがソースと相まって独特の風味を醸し出してくれます。
ブカティーニってアマトリチャーナ以外で使うところをほとんど聞いたことがないのでなかなか使うことなかったんですけど、これからはアマトリチャーナにはブカティーニ!ぐらい気に入ってしまいました。
特にコラヴィータのブカティーニは普通のブカティーニと比べ細めに作られているので、食感が良く食べやすいです。
ペコリーノはクセがあるのでお好みにあわせてパルミジャーノとの割合を調整していただければと思います。
もちろん、お好きな方はペコリーノ100%でもOKです。

海老と帆立、空豆の冷製スパゲッティーニ

春といえば空豆も忘れてはいけません。
イタリアでも、春になると市場でよく見かけました。
優しい色合いは、この季節にぴったりな食材だと思います。
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【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
むき海老 1/2パック
帆立 2個
ミニトマト 5個
空豆 3房
タマネギ 1/4個
レモン入りEXオリーヴオイル 大さじ4
白ワインビネガー 大さじ1
塩のタブレット 適量
【作り方】
むき海老、空豆をそれぞれ塩茹でし、すぐに氷水にとります。
帆立を適当な大きさに切ります。
半分に切ったミニトマトとスライスしたタマネギをボウルに入れ、塩をしてよく混ぜます。
白ワインビネガーを入れてよく混ぜます。
EXオリーヴオイルを加えてよく混ぜます。
むき海老、帆立、空豆と加え軽く混ぜます。
出来たソースは冷蔵庫で冷やしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
(ここで水分が残っているとソースと和わせたときボヤけた味になってしまいます)
ボウルの中でソースと和わせ、お皿に盛って香りのEXオイルをひとまわししたら完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
空豆の優しい緑が鮮やかなパスタです。
彩りを大事にしたかったので、いつものサルデーニャの赤ワインビネガーは使わずに白ワインビネガーにしてみました。
他の魚介類を使ってもきっと美味しいと思います。

ツナときのこのトマトソース、ボスカイオーラのペンネ

個人的に好きなことと、常備してある食材で手軽に作れることもあってよく作るボスカイオーラです。
ロングパスタにもショートパスタにもあいますし、シンプルながら飽きのこない味わいはどこかホッとさせてくれる優しい味わいです。
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【材料1人分】
ペンネ 100g
トマトソース 80g
ツナ 小1缶
しめじ 1/2パック
舞茸 1/2パック
エリンギ 1本
ケッパー塩漬け 少々
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
タマネギ 1/4個
唐辛子 1本
バター 10g
塩のタブレット、胡椒、パルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
タマネギをスライスし、唐辛子は半分に切って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
タマネギを加え中火弱で炒め、軽く色づいてきたらツナを加えやや火を強くします。
ツナの香りがたってきたら適当に切ったキノコとケッパーを加えます。
キノコがしんなりとしてきたら、白ワインを入れて強火にしてアルコール分を飛ばします。
ホールトマトを加え、中火弱で煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
ソースと同量弱ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させた後バターを加えます。
茹であがったパスタをソースに和え、塩とパルミジャーノ、茹で汁で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて黒胡椒をひき、イタリアンパセリを散らして仕上げのEXオイルをひとまわししたら完成です。
【所要時間】50分
【コメント】
きのこはお好きなものをお好きなだけどうぞ。
イタリアっぽくするならマッシュルームとポルチーニの組み合わせがいいと思います。

鯛のカルパッチョ風冷製カペッリーニ

今日は暖かかったで冷製パスタを。
鯛が安かったので初めて冷製に使ってみました。
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【材料1人分】
カペッリーニ 100g
鯛の刺身 6切れ
ミニトマト 8個
ルーコラ 1束
ケッパー塩漬け 10個
レモン入りEXオリーヴオイル 大さじ4
赤ワインビネガー 大さじ1
バルサミコ 大さじ1
塩のタブレット、胡椒 適量
【作り方】
半分に切ったミニトマトとケッパーをボウルに入れ、塩、胡椒をしてよく混ぜます。
赤ワインビネガーを入れてよく混ぜます。
EXオリーヴオイルを加えてよく混ぜます。
バルサミコを加えてよく混ぜます。
出来たソースは冷蔵庫で冷やしておきます。
鯛を薄切りにしてお皿に並べ、塩、胡椒をし軽くEXオリーヴオイルをまわして、冷蔵庫に入れておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
(ここで水分が残っているとソースと和わせたときボヤけた味になってしまいます)
ボウルの中でソースと和わせ、お皿に盛って鯛を並べルーコラを飾ったら完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
カペッリーニは速攻で茹で上がりますしフライパンは使わないですし、お湯が沸く間に材料を切って味付けするな感じだったので簡単でした。
他の魚でもいろいろと試せそうな感じです。
個人的には、イカソーメンをなんとかできないかと考えているのですが。(笑)

ネロパルマのパンチェッタとアスパラのグラティン、目玉焼き添え

昨日の宮井シェフのレシピを元に作ってみました。
イタリアの食後酒として有名なグラッパの生まれ故郷として有名なバッサーノ デル グラッパでは、名産であるホワイトアスパラガスを目玉焼きと一緒に食べる前菜があります。
で、スーパーでホワイトアスパラが売ってたので、バッサーノの前菜のイメージをプラスしながら作ってみたのがこちらです。
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作り方はシェフのレシピそのままに、半熟の目玉焼きを添えただけです。
もちろん食べる時には黄身をつぶしてパンチェッタとチーズ、ホワイトアスパラと混ぜながら食べました。
よく冷えた白ワインと薄く切ったパルミジャーノ、焼き立てのバゲットを用意したこんなランチは、のんびりしたい休日のちょっとした幸せです。

一個人eats 男のイタリアン入門

本日発売の「一個人eats 男のイタリアン入門」という雑誌に、当店のパルマ産黒豚、ネロパルマのパンチェッタが掲載されてます。
もしよろしければご覧くださいませ~。
僕もさっき買ってきて見てみたんですが、巻頭からアルポルトの片岡護シェフが登場してました。
僕がイタリアに行ったとき持って行った料理の本は片岡シェフとラベットラの落合務シェフの本だったので、なんか懐かしいというか嬉しかったです。
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ちなみに掲載されている料理、「ネロパルマのパンチェッタとアスパラガスのグラティン」は大阪高槻にありますリストランテ コンテの宮井シェフにご協力いただいて作っていただきました。
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ネロパルマのパンチェッタの香り高い脂にチーズとアスパラが渾然となった味わいは、思わず笑顔になってしまう美味しさでワインともよくあいました。
宮井シェフ、本当にありがとうございます。
HPでは写真付きでレシピもご紹介させていただいていますので、ぜひこちらもご覧くださいませ。

きのこペーストとトリュフ入り塩のクリームソースのパンタッチェ

目指したのはここで食べた味なんですけど、今となっては美味しかった記憶しかないです。(苦笑)
とりあえずイタリアっぽく仕上げたかったので、あえて舞茸やしめじは使わずにマッシュルームだけにしてみました。
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【材料1人分】
パンタッチェ 100g
マッシュルーム 1パック
きのこペースト 大さじ2 
生クリーム 100ml
バター 10g
トリュフ入り塩塩のタブレットパルミジャーノ香りのEXオリーヴオイル、白ワイン、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
フライパンにバターを溶かし、一口大に切ったマッシュルームを加え軽くトリュフ入り塩をかけて炒めます。
マッシュルームにある程度火が入ったら、強火にして白ワインを入れます。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にしてきのこペーストと生クリームを加え軽く煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、パルミジャーノと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて仕上げのEXオイルをひとまわししてイタリアンパセリを散らして完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
トリュフ入り塩は最後にかけるより最初にかけるほうが、味がこなれて全体の調和がとれるように思います。
目指した味にどこまで近づけたかはわからないのですが、
なかなかにイタリアを感じさせてくれる一皿で美味しかったです。
まぁ、すべてはきのこペーストとトリュフ入り塩という素材のおかげなのですが。(笑)
この組み合わせでリゾット作っても美味しいでしょうね~。

ほうれん草とパンチェッタのアーリオオーリオのキタッラ

オイルベースのパスタが食べたくなったときによく作るほうれん草とパンチェッタのアーリオオーリオです。
シンプルながらオイルとパスタを堪能できる優れものです。
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【材料1人分】
キタッラ 100g
パンチェッタ 50g
ほうれん草 2束
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 2片
唐辛子 2本
塩のタブレット、黒胡椒、白ワイン、仕上のEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
拍子木切りにしたパンチェッタを弱火で炒めます。
パンチェッタがカリカリになってきたら、白ワインを入れて強火にし一気にアルコール分を飛ばします。
適当に切ったほうれん草を入れ、軽く炒めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いて完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
がっつりアーリオオーリオ食べたかったんで、ニンニクと唐辛子をいつもの倍にしてみました。
パスタは太めのほうがいいと思います。
あと、僕は黒胡椒の香りが好きなのでついついガリガリ挽いちゃうんですけど、苦手な方は省いていただいても全然OKです。
ってか、たぶんそっちの方が普通です。(苦笑)

ツナと新たまねぎの冷製カサレッチェ

みずみずしい新たまねぎをツナとあわせて、冷製パスタにしてみました。
ショートパスタを食べたい気分だったのですが、優しい食感にしたかったのでペンネではなくあえてカサレッチェを。
同じソースでも太さや形が変わると味わいが違ってくるのでパスタは楽しいです。
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【材料1人分】
カサレッチェ 100g
ツナ 小1缶
トマト 1個
たまねぎ 1/2個
ケッパー塩漬け 10個
レモン入りEXオリーヴオイル 大さじ4
赤ワインビネガー 大さじ1
バルサミコ 大さじ1
塩のタブレット、胡椒、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
トマトを湯むきして横半分に切り、種を取って一口大に切ります。
薄くスライスしたたまねぎにトマト、ケッパー、油を切ったツナを入れ塩をしてよく混ぜます。
赤ワインビネガーを加えてよく混ぜます。
EXオリーヴオイルを加えてよく混ぜます。
バルサミコを加えてよく混ぜます。
出来たソースは冷蔵庫で冷やしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
ボウルの中でソースと和わせ、お皿に盛って荒みじんに切ったイタリアンパセリを散らして完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
すいません、イタリアンパセリがヘタってたので最後に飾らずソースに混ぜちゃいました。
あと、今回初めてコロンナのレモン入りEXオリーヴオイルを使ってみたのですが、なかなかいい感じでした。
近々お店でもご紹介させていただきますので、お楽しみに~。

鰹のタタキとナスの冷製スパゲッティーニ

神戸もやっと春らしく暖かくなってきました。
今日は鰹のタタキとナスの冷製パスタです。
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【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
鰹のタタキ 1/2パック
ナス 1/2本分
ミニトマト 10個
ケッパー塩漬け 10個
EXオリーヴオイル 大さじ4
バルサミコ 大さじ1
レモン 数滴
塩のタブレット、胡椒、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
皮むきでナスに飾りを入れ、輪切りにして軽く塩をし、油で揚げます。
しっかり油を切って、常温で冷まします。
ソースを作ります。
ミニトマトを1/2に切り、一口大に切った鰹、ケッパーと一緒にボウルに入れ、塩、胡椒をしてよく混ぜます。
EXオリーヴオイル大さじ4を加えてよく混ぜます。
バルサミコ大さじ1を加えてよく混ぜます。
出来たソースは冷蔵庫で冷やしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
(ここで水分が残っているとソースと和わせたときボヤけた味になってしまいます)
ボウルの中でソースと和わせ、お皿に盛ってレモンを数滴絞って
ナスを飾り、荒みじんに切ったイタリアンパセリを散らして完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
予定ではルーコラかわさびの葉を鰹にあわせようと思っていたのですが、
残念ながらなかったのでナスに変更しました。
で、ふと昔に鰹の造りで作ったのを見返してみると、このときもナスを使ってました。
あんまり発想が広がってないですね。(苦笑)
まぁ、もしかしたら心のどこかに鰹にナスをあわせたのが美味しかったというイメージが
残っていたのかもしれないんですけど。
でも今回作ってみて、造りよりもタタキのほうが美味しいと思いました。
特にバルサミコとの相性は抜群です。
それにしても、最近の僕はケッパー塩漬けメチャメチャ使ってますね~。
香りが良くて、他の素材の邪魔はせずにアクセントになってくれる、というので重宝してます。

ホタルイカと菜の花のスパゲッティーニ

先日の菜の花の残りに、これまた旬のホタルイカを使ってパスタを作りました。
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【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
ホタルイカ 1パック
ミニトマト 8個
EXオリーヴオイル 大さじ4
アンチョビペースト 大さじ1/2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
菜の花 1/2束 
ケッパー塩漬け塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
ホタルイカを掃除します。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
ケッパーとミニトマト、アンチョビペーストを入れます。
ある程度トマトが煮詰まったら、ホタルイカを入れ強火にして白ワインを入れます。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
途中で半分に切った菜の花を入れます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタと菜の花をソースに和え、EXオイルと茹で汁で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】60分
【コメント】
こないだのパスタのタコがホタルイカになっただけのような気がします。(笑)
まぁ、美味しかったんでいいんですけど。

春キャベツとパンチェッタのスパゲッティ

イタリアのキャベツはホント硬くてバリバリで旬もなにもあったもんじゃないんですが、やっぱり日本のキャベツの優しい味わいは春を感じさせてくれる一品です。
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
パンチェッタ 50g
キャベツの葉 3枚
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレットパルミジャーノレッジャーノ、黒胡椒、白ワイン、仕上のEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
拍子木切りにしたパンチェッタを弱火で炒めます。
パンチェッタがカリカリになってきたら、白ワインを入れて強火にし一気にアルコール分を飛ばします。
適当に切ったキャベツを入れ、軽く炒めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和えパルミジャーノを加え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いて完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
薫り高いパルマ産黒豚のパンチェッタと春キャベツの優しい甘さが重なってシンプルながら美味しい一皿になりました。
素材の良さと旬が生み出す味わいです。

わさびの花を添えたボンゴレロッソのスパゲッティ

ボンゴレロッソのアクセントにわさびの花を添えてみました。
すいません、わさびの香り大好きなんです。(笑)
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【材料1人分】
スパゲッティ 100g
アサリ 1パック
ミニトマト 8個
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
わさびの花 1/2束
塩のタブレット、白ワイン、仕上げのEXオイル 適量
【作り方】
アサリは砂抜きしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
アサリを入れて強火にし、白ワインを入れフタをします。
アサリが開いたらいったん取りだし、半分に切ったミニトマトを入れて煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタとアサリ、わさびの花をソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
アサリを1度取りだすことで必要以上に火が入らなくてふっくらします。
あと、やっぱりアサリは大きめのもののほうが美味しいです。
彩りの緑は、わさびの花以外にも菜の花やルーコラ、小松菜からイタリアンパセリなどお好みでどうぞ。
また、「魚介系のソースには細めのパスタ」ってのが定番ですけど、太めのパスタにたっぷりソースを吸わせても美味しいのでぜひお試しくださいませ。

タコと菜の花、アンチョビペーストとケッパーのオレッキエッテ

そろそろ終わりを迎える菜の花を使ってパスタを作ろうと思い、
プーリアの郷土料理を元にアレンジしてみました。
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【材料1人分】
オレッキエッテ 100g
タコの足 1本
ミニトマト 8個
EXオリーヴオイル 大さじ4
アンチョビペースト 大さじ1/2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
菜の花 1/2束 
ケッパー塩漬け塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
タコの足を入れて中火で軽く炒め、やや色づいてきたら白ワインを入れます。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にしてケッパーとミニトマト、アンチョビペーストを入れます。
タコをいったん取りだし、適当な大きさに切りフライパンに戻します。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
途中で半分に切った菜の花を入れます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタと菜の花をソースに和え、EXオイルと茹で汁で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
パンテッレーリアのケッパーがあまりに香り高く美味しかったので、塩抜きもせずに使っちゃいました。
ので、塩は入れてません。
ケッパーとアンチョビペーストの塩分だけです。
素朴だけどどこかイタリアの海辺を感じる、そんな一皿でした。

いかなごとコラトゥーラのキタッラ

ちょっと前のものなのですが、神戸に春を告げるいかなごを使ってパスタを作ってみました。
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【材料1人分】  
キタッラ 100g
いかなご 50g
コラトゥーラ 大さじ2
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
菜の花 1/2束
レモン 1/4カット
塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
いかなごを入れて強火にし、白ワインを入れます。
白ワインのアルコール分が飛んだら弱火にしてコラトゥーラを入れます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
途中で適当に切った菜の花を入れます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタと菜の花をソースに和え、EXオイルと茹で汁、コラトゥーラで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけてレモンを飾り、仕上げのEXオイルをひとまわしして完成です。
【所要時間】40分
【費用】約600円
【コメント】
解禁から時間が経っていたこともあって、いかなごが結構大きくなっていました。
僕自身、いかなごが潰れてソースに絡むぐらいが好きなのですが、形を残したい方は半分ぐらい取っておいて最後に乗せるのもいいかもしれません。
コラトゥーラとの相性も良くて美味しかったです。

チンタセネーゼのサラミとナス、ズッキーニ、エリンギの冷製ファルファッレ

取引先の方からチンタセネーゼのサラミを紹介してもらいました。
そのまま食べてもメチャメチャ美味しかったんですけど、せっかくなので手を加えてパスタに。(笑)
farfalle al salame di Cinta Senese.jpg
【材料1人分】
ファルファッレ 100g
チンタセネーゼのサラミ 50g
ナス 1/3本分
ズッキーニ 1/3本
エリンギ 1本
トマト 1個
EXオリーヴオイル 大さじ4
バルサミコ 大さじ1
赤ワインビネガー 大さじ1
レモン 数滴
塩、胡椒、パルミジャーノ、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
輪切りにしたナス、ズッキーニ、エリンギをグリルしてから軽く塩をします。
適当な大きさにカットしたチンタセネーゼのサラミとトマトをボウルに入れ、塩、胡椒、EXオリーヴオイル、赤ワインビネガー、バルサミコ、イタリアンパセリを加えます。
ナス、ズッキーニ、エリンギの粗熱が取れたら、ボウルのソースに加えます。
出来たソースを冷蔵庫で一晩寝かせます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを氷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
(ここで水分が残っているとソースと和わせたときボヤけた味になってしまいます)
ボウルの中でソースと和わせ、お皿に盛ってレモンを数滴絞って荒みじんに切ったイタリアンパセリを散らし、薄く切ったパルミジャーノを飾って完成です。
【コメント】
久しぶりの冷製パスタです。
サラミの風味がソースやナスにも染みこんで美味しいソースになりました。
元々やわらかいサラミだったので火を通したくなかったのですが、
なかなかいい感じに仕上がりました。
チンタセネーゼのサラミは去年フィレンツェに行ってたときも美味しくてよく食べてたのですが、今回紹介してもらったのはそのとき食べたものよりも数段美味しかったです。
近いうちにお店でも扱うつもりなので、お楽しみに~。

コラトゥーラのアーリオオーリオのスパゲッティ、レモンの香り

お世話になってる方がイタリア出張から帰ってきた際
「今回イタリアで食べた1番美味しいものってなんでした?」
と聞いときに教えてくれたのがこのパスタでした。
Spaghetti alla colatura
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
EXオリーヴオイル 大さじ4
コラトゥーラ 大さじ2
ニンニク 2片
唐辛子 1本
レモン 1/4個
塩、イタリアンパセリ、仕上げのEXオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かします。
ただし今回は塩は入れません。
ニンニク1片を包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて適当な大きさに切ります。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
じっくりと、ニンニクの香りをオイルに移していきます。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除き、1片だけ細かく切ります。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
コラトゥーラとお玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁、荒みじんに切ったイタリアンパセリを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
(出来れば塩加減はコラトゥーラだけを使って仕上げてください。)
お皿に盛りつけ、イタリアンパセリを散らし、香りのEXオイルをひとまわししてレモンを飾ったら完成です。
【所要時間】30分
【費用】約350円
【コメント】
コラトゥーラはイワシで作ったイタリア版魚醤のようなものなのですが、まったく臭みがなくイワシを塩漬けにして発酵させた独特の風味が広がる天然の調味料です。
これをアーリオオーリオにしてレモンを搾ったパスタです。
レモンはちょっと多いぐらいが、コラトゥーラの塩味とコクを爽やかに包んでくれて美味しいです。
それにしても、イタリア人って酸味の使い方がホントに上手いですね。
脱帽です。

サルシッチャとナスのラグーのスパゲッティ

サルシッチャを使ってラグーを作りました。
まぁ、平たく言いますと荒挽き生ソーセージを使ったミートソースです。
自分で言うのもなんですが、絶品です。(笑)
Spaghetti al ragu di salsiccia.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
サルシッチャ 1本
EXオリーヴオイル 大さじ2
ホールトマト 1/2缶
タマネギ 1/4個
ナス 1/2本
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット 1
天然海塩、赤ワイン、パルミジャーノ香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対してタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて好みの大きさに切ります。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
サルシッチャの皮を取り、適当な大きさにちぎります。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがやや色づいてきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
薄切りにしたタマネギを入れ、弱火で炒めます。
タマネギが薄く色づいてきたらサルシッチャを入れて中火にし、焼き色がついてきたら強火にして赤ワインを入れます。
赤ワインのアルコール分が飛んだら一口大に切ったナスを入れ、中火弱で炒めます。
ナスがサルシッチャの脂と白ワインの水分を吸って火が通ってきたらホールトマトを加え弱火で煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和えてEXオイルと茹で汁、塩とパルミジャーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、イタリアンパセリを散らしたら完成です。
お好みでパルミジャーノをたっぷりかけてお召し上がりください。
【所要時間】45分
【費用】約900円
【コメント】
やっぱりこのサルシッチャのポテンシャルは尋常じゃないです。
これさえあれば何でも美味しく作れてしまいそうな気がします。(笑)
もし、ミートソースの味に今イチ納得できない方がいらっしゃいましたら
ぜひ一度サルシッチャを使ってみてくださいませ。

鶏とブロッコリーのパスタ

冷蔵庫に残ってた鶏とブロッコリー、ミニトマトでパスタを作りました。
Linguine al pollo e broccoli.jpg
【材料1人分】
リングイーネ 100g
鶏もも肉 小さめ1枚
ミニトマト 8個
ブロッコリー 1/2株
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット 1個
塩、香りのEXオイル、白ワイン、パルミジャーノレッジャーノ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対してタブレット1個を入れます。
鶏は一口大に切って塩、胡椒をしブロッコリーは適当な大きさに切ります。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて好みの大きさに切ります。
唐辛子をタテに半分に切り、種を取り除きます。
(唐辛子は切り口から辛味が出てきますので、辛いのが好きな方は細かく切ってください)
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクが軽く色づいてきたら火から外して、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛みを加えます。
(唐辛子の色が悪くなるのが気になったり、辛すぎるのが嫌な方はここで1度唐辛子を取り出してください。)
切った鶏肉を入れて皮目から中火で加熱します。
焼き色がついてきたら白ワインを加えて強火にし、アルコール分を一気に飛ばします。
適当な大きさに切ったブロッコリーとパスタを一緒に鍋に入れ、パッケージの時間より1分短く茹でます。
ソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタとブロッコリーを一緒にソースに和え、ブロッコリーを潰しながらEXオイルと茹で汁、塩、パルミジャーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして、黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】40分
【費用】約600円
【コメント】
冷蔵庫の残りもので作ったので特別な素材とかはないのですが 、シンプルで優しい味のパスタに仕上がりました。
凝った料理ばかりじゃなくて、たまにはこういう素朴な感じのを作ってみるのもいいと思います。
なんか忘れてたものを思い出させてくれる、みたいな感じです。
あ、ちなみにこれは前回のデジカメで撮ったものではありません。(笑)
たぶん週末にデビューです。
はたしてどうなりますやらやら。

デジタル一眼

仕事に必要だったので買っちゃいました。
Nikon D3000.jpg
でも商品写真よりも、「これでもっといい料理の写真が撮れればなぁ」って思ってます。
もちろん、まずは美味しそうな料理作んないといけないんですけど。(苦笑)
そしていつか、コイツと一緒にイタリアへ・・・・・・
大切に使いたいと思います。