サンダニエーレ産生ハムと菜の花のスパゲッティ

久しぶりに生ハムが食べたくなって作ったパスタです。
冷製でもよかったのですが、パスタの余熱で生ハムにほんのり熱が加わるぐらいがこれまた美味しく、菜の花のほろ苦さともよくあいました。
spaghetti con prosciutto crudo e cima di rape.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
サンダニエーレ産生ハム 3枚
菜の花 1/2束
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット、白ワイン、香りのEXオイル 適量
【作り方】
大きめの鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
細かく切った生ハム1枚を弱火で炒めます。
生ハムの香りがたってきたら、白ワインを入れて強火にし一気にアルコール分を飛ばします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
途中で半分に切った菜の花を入れます。
ソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタと菜の花をソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして生ハム2枚を飾ったら完成です。
【所要時間】 30分
【コメント】
イタリアではパルマ産よりも高級なサンダニエーレ産生ハム。
2009年の春に初めてフリウリ ヴェネツィア ジューリア州にあるサンダニエーレの町を訪れたのですが、小さな町にいくつもの生ハムメーカーが存在していてあらためて生ハムの町であることを知らされました。
アルプスから吹く風が生み出す特別な気候がもたらしたサンダニエーレ産生ハムは、芳醇な香りとまろやかな口どけが特徴で塩分もそれほどきつくないので、パスタともよくあいます。
菜の花の季節が終わる前に、もう一回作ってみようと思わせてくれるパスタでした。

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