福山雅治がフィレンツェで作ったボッタルガのスパゲッティ

福山雅治さんが結婚されましたね。
お相手の吹石一恵さんは、子供の頃近鉄バファローズのファンだったこともあってどちらかというとお父さんの印象の方が僕の中では強いです。
10.19のHRは今も忘れません。
さてさて福山雅治さん。
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これは2002年に発行されたGULLIVER SPECIALで、福山さんが12日間かけてイタリアを巡った旅行記なんですが、なななんと福山さんが訪れた場所を2日前に僕と友人で訪れていたんです
普通の観光客はほぼ行かないような場所でしたので、あんな場所で日本人に会うだけでも驚きなのにそれが福山さんだったりしたらさらにびっくりだったと思います。
イタリアでニアミス、なんか不思議な感じです。
◇中古品なら楽天ブックスにあるようです。
https://search.books.rakuten.co.jp/bksearch/nm?b=1&g=000&sitem=ʡ������Υ����ꥢι�Ե�&x=32&y=10
そして福山さんはフィレンツェのトラットリアに飛び入り修行してボッタルガのパスタも作ってらっしゃいました。
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001の写真では、速水もこみちさんより早く高角度オリーブオイル落としをマスターされています。
で、このレシピを元に僕もボッタルガのパスタを作ってみました。
今まで僕が作ってきたボッタルガのパスタとは違う感じなのですが、はたしてどんな仕上がりになるか楽しみです。
spaghetti alla bottargafukuyama.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
ボッタルガホール 1/4腹
EXオリーブオイル 25cc
フレッシュバジル 4枚
赤唐辛子 1本
ミニトマト 2個
海塩(粗粒)、ルーコラ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
パスタをパッケージの時間より1分短く茹でます。
フライパンにオリーブオイルを入れ、ボッタルガホール半分を粗めのチーズおろしですりおろしていれます。
赤唐辛子をフレッシュバジル指でちぎって加えます。
この時点で、まだ包丁もまな板も使ってないですしフライパンに火も入っていません。
フライパンにパスタの茹で汁を少しずつ加え、木べら等でバジルと唐辛子を潰すようにしてオイルと馴染ませます。
フライパンの様子を見ながら、茹で汁をさらに加えてのばしていきます。
とろみが出てクリーミーな感じになってきたらソースは完成です。
お皿のふちにルーコラとスライスしたミニトマトを交互に並べます。
茹であがったパスタをフライパンに入れ、中火でソースの水分をパスタに吸わせながら混ぜます。
お皿に盛りつけて細かいチーズおろしですりおろして、パスタの上に散らしたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
「くっそ、こんな簡単やのになんでこんな旨いねん!?」
なんか、今まで一所懸命ボッタルガのパスタを作ってきたのはなんだったのかと思うぐらい、滋味あふれる優しい味わいでした。
最初、フライパンにまったく火を入れずに常温のままでソースを作ることで、ボッタルガの風味を損なうことなく味わえるのがポイントだと福山さん談。
あとは、やっぱりホールをすりおろしたほうがパウダーよりもやっぱり風味は豊かですね。
僕は美味しい料理を作るには素材x塩加減x火加減、だと思っているのですが、あらためて熱を加えるということの難しさを教えてもらったような気がします。
また、普段あまりパスタ作らない方が記念日等になにか作りたいというとき、僕は今までアンチョビペーストのフェットゥチーネをお薦めさせていただいてきたんですが、このボッタルガのパスタも同じぐらいのレベルにあると思います。
簡単で失敗しにくい、のと美味しさイタリアらしさ本格的な感じ、をコストパフォーマンス的な感じであらわすとしたなら、かなりのハイレベルだと思います。
お皿のまわりに盛りつけたトマトとルーコラは正直なくてもいいと思いますので、それを考えれば包丁もまな板も必要ありません。
また、普段パスタをよく作る方に「乳化がいまいちよくわからない」とご相談を受けることもあるのですが、このソースを作っていただくと乳化がおわかりいただけるのではないかと思います。
そういう意味でも、お薦めの一皿です。
そして、これはまた近い内に作るだろな、と思うぐらい美味しかったです。
またひとつ、お気に入りの一皿が増えました♪

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