ランプレドットとセロリのラグーのペンネ

トスカーナの伝統的な料理でフィレンツェでは街角の屋台でパニーノにしてくれるランプレドット。
日本ではギアラとかアカセンとか呼ばれる、第4胃のことです。
第2胃のトリッパも有名ですが、個人的にはランプレドットの方が好きです。
ペルージャから片道2時間かけてフィレンツェに日帰りで遊びに行ったときのランチは、だいたいこのランプレドットのパニーノ食べてたぐらい思い出の味です。
で、そんなランプレドットを使ってパスタを作ろうと思ったのですが、正直野菜と一緒にじっくりゆっくり煮込んでいる時間もなかったので、いつものお肉系ソースと同じく「炒めてトマトソースで煮込めばなんとかなるだろ」ぐらいの大ざっぱな感じで作ってみました。
penne al lampredotto.jpg
【材料1人分】
ペンネリガーテ 100g
アカセン(ギアラ) 50g
セロリ 1本
ホールトマト缶 1/3缶
EXオリーブオイル スプーン3杯
バター 10g
塩(細粒)、塩(粗粒)、胡椒、白ワイン、パルミジャーノ、香りのEXオイル、小麦粉、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
セロリをやや厚めにざくざく切ります。
アカセンをざくざく切って塩、胡椒した後、軽く小麦粉をはたきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
フライパンにオリーブオイルを入れ加熱し、温まったらセロリを入れて中火強で炒めます。
セロリの香りが立ってきたら赤線を加え、しっかり焼き色がついたら白ワインを入れ強火でアルコールを飛ばします。
ホールトマトを入れて軽く煮詰めます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタを3分かけてソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして刻んだイタリアンパセリを散らし黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】40分
【コメント】
これはこれで美味しかったんですけど、やっぱり炒めるよりゆっくりじっくり煮込むほうがいいんじゃないかと思います。
僕の思い出の味とはちょっと違ってました。(苦笑)
次は時間のあるときにゆっくり煮込んでみたいと思います。
目指すはフィレンツェの思い出の味です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です