失敗しない本場のカルボナーラのリングイーネ

カルボナーラ、何回作っても難しいと思っていますが、それでもやはり美味しく作れるとうれしくなります。
ありがたいことに僕のカルボナーラを食べたいと言ってくれる人もいます。
なんかのTV番組で見たんですけど、日本で1番人気のパスタはカルボナーラなんだそうです。
外食としてのイタリア料理やパスタ、カルボナーラは日本でも当たり前といっていいぐらいに浸透してきましたが、僕としてはカレーぐらい当たり前にご家庭で作られるようになればな、と思います。
そんなことを考えながら、僕なりに気をつけているポイントを書かせていただいたつもりです。
ご参考になりますことを願っています。
linguine alla carbonara28mag15.jpg
【材料1人分】
リングイーネ 100g
グアンチャーレ 40g
卵黄 2個
EXオリーブオイル スプーン1杯
パルミジャーノ 30g
ペコリーノロマーノ 10g
バター 10g
海塩(細粒)海塩(粗粒)、黒胡椒、白ワイン、牛乳 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
ボウルに卵黄を割り入れ、塩ひとつまみ加えてよく混ぜます。
すりおろしたパルミジャーノとペコリーノ加えてよく混ぜます。
この時点で完全に固形になっているかと思いますので、ある程度なめらかになるぐらいまで牛乳をちびちび加えてよく混ぜます。
グアンチャーレをやや厚めの拍子木切りにします。
フライパンにオリーブオイルとグアンチャーレを入れ、弱火でじっくりと炒め脂を出します。
充分に脂が出てカリカリになったら中火強にして、フライパンが熱くなったら白ワインを入れてアルコール分を飛ばし、弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタを入れて中火で和え、塩と茹で汁で味と濃度を調えます。
(卵を入れてからは余裕がなくなりますので、出来るかぎりこの段階で濃度を決めてください)
フライパンのパスタをボウルに加え混ぜます。
ソースの水分が多いと感じたら、ボウルで和えたパスタとソースをフライパンに戻し、ごくごく弱火で火を入れていきます。
菜箸でゆっくりとかき混ぜていくと、水分がとんで卵が固まってくるタイミングで混ぜる菜箸に重みを感じるときがありますので、そのタイミングで火を止めます。
お皿に盛りつけて黒胡椒をひいたら完成です。
お好みでさらにパルミジャーノをかけていただいても美味しいと思います。
【所要時間】35分
【コメント】
味はいつも通り美味しかったんですが、それ以上に写真がソースのねっとり感が出ていていい感じで気に入っています。(笑)
これぐらいの濃度が好きです。
レシピは出来る限り丁寧に書いたつもりなのですが、もしわかりにくい点がありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
ご家庭で美味しいカルボナーラを作っていただいて、食卓に広がるみなさまの大切な方の笑顔が広がることを願っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です