パスタの茹で方に関しまして

パスタの茹で方に関しまして、僕なりに思うところを。
と言っても、実際に僕がやってることをご説明させていただくだけなのですが。(苦笑)
まず、僕が使っているお鍋ですがこんな感じです。
alla cucina.jpg
ここに、ロングパスタなら約4L、ショートパスタなら約3.2Lの水を入れます。
ショートパスタの方が少ないのは、実はカセットコンロのガスを節約するためT-FALでお湯を沸かしてからお鍋に入れるのですが、回数を1回減らすためにです。
まぁ、パスタが浸かればいいか、ぐらいな感じです。
次にパスタを茹でるお湯に入れる塩ですが、最近はこの岩塩を使っています。
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/sep-003/
以前読んだ料理雑誌で、海塩よりも岩塩の方がいいと書かれているのを読んで試しています。
がしかし。
今のところ僕には違いがあまりよくわかりません。(悲)
そのシェフの方は海塩よりも岩塩の方がいい理由も書いてくださっていたのですが、その料理雑誌が見当たらなかったのでご紹介させていただくことができませんでした。
すいません。
もし見つけたらあらためてご紹介させていただきたいと思いますので、今しばらくお待ちくださいませ。
そんな違いのわからない僕ですが、あるとき自宅でパスタ茹でる用の塩が切れてまして、仕方なくコンビニで買ってきた一般的な塩でパスタを茹でたところ、パスタの味が全然違ってて驚いたことがあります。
僕の経験から思うことは、パスタを茹でる塩に限らず塩は美味しいものを使えば間違いなく料理の味は上がるということです。
塩の力は偉大です。
そして、パスタを茹でるお湯に塩を入れるタイミングですが、これはイタリア人の間でも最初に入れる派と沸騰してから入れる派に分かれていたので、どちらが良いのかはわかりません。
大ざっぱな僕は、塩を入れることを忘れなければどっちでもいいんじゃないかと思っています。
多少前後しますが、塩はお湯の量に対して1%です。
友人の家で僕がパスタを作ったとき、僕が作ってる様子を見ていた友人が「けっこう塩入れるんだね~」と驚いていました。
もしかしたら、違いはこのあたりにあるのかもしれません。
沸騰したお湯に1%の塩を入れて、タイマーをセットして、いよいよパスタを入れます。
パスタの入れ方は何でもいいと思うのですが、ちょっと見ため良さげにするならばロングパスタの場合左手でパスタの中央付近を持ち、垂直にお鍋の底に当ててパスタの上部を右手で押さえ、右手をキュッとひねってから放したらパスタが放射状に広がってくれます。
パスタを入れたら火を弱めて表面がポコポコする程度に調整し、まずはパスタとパスタがくっつかないように菜箸などでゆっくりと混ぜます。
強火のままで自然にパスタが対流するぐらいだったり、菜箸で激しく混ぜるとたしかにパスタはくっつかないのですが、パスタとパスタがこすれあってザラザラしている表面が失われてソースとの絡みが悪くなりますので、パスタは静かにゆっくりと茹でます。
最後にパスタの茹で時間ですが、基本的に僕はロングパスタはパッケージに記載してある時間よりも1分短く、ショートパスタはパッケージの記載通りなのですが、これもあくまで目安です。
じっくりとソースを吸わせたい場合はもう少し早く上げますし、逆にソースとサッと合わせたい場合はギリギリまで茹でますし。
また、ブランドや種類によっては記載通りの茹で時間だと全然足りないものもあったりしますので、最後はご自身で食べてみて判断していただければと思います。
長々とお話しさせていただきましたが、大事なのは塩の種類と塩の量、それから茹で時間だと思います。
パスタにしっかり塩味がついていないとどんなにソースが美味しくてもどこかボケた味になってしまいますので、ぜひぜひ美味しいパスタを茹でてくださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です