全卵と卵黄を使ったカルボナーラのスパゲッティ

イタリアはローマの郷土料理カルボナーラ。
伝統的なレシピはグアンチャーレにペコリーノ、全卵を使いますが現代のイタリアでは地方によってパンチェッタ使ったりパルミジャーノ使ったり、ときに生クリームを使うところもあったり卵が固まって炒り卵みたいになってるのもあったりと、いろいろなレシピが存在しています。
個人的にはグアンチャーレにパルミジャーノ+ペコリーノ、卵黄2個が1番好きといいますか1番上手に作れるのですが、全卵を使って美味しいカルボナーラを作りたいという願望もあります。
全卵使うとなんか自分の思うような味にならないといいますか、納得いかないといいますか、そんなことが多かったので今日もチャレンジです。
spaghetti alla carbonara8set14.jpg
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
グアンチャーレ 30g
卵黄 1個
全卵 1個
EXオリーブオイル スプーン1杯
パルミジャーノ 30g
ペコリーノロマーノ 10g
バター 10g
海塩(細粒)海塩(粗粒)、黒胡椒、白ワイン 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
ボウルに卵黄を割り入れ、塩ひとつまみ加えてよく混ぜます。
すりおろしたパルミジャーノとペコリーノを加えてよく混ぜます。
グアンチャーレをやや厚めの拍子木切りにします。
フライパンにオリーブオイルとグアンチャーレを入れ、弱火でじっくりと炒め脂を出します。
充分に脂が出てカリカリになったら中火強にして、フライパンが熱くなったら白ワインを入れてアルコール分を飛ばし、弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
残り1分でソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタを入れて中火で和え、塩と茹で汁で味と濃度を調えます。
いったん火を止めて、ボウルのソースをフライパンに加え、余熱でパスタと和わせます。
(水分量が多いようなら中火弱ぐらいで調整してください)
お皿に盛りつけて黒胡椒をひいたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
全卵を使ったカルボナーラとしては珍しく上手くできたと思います。
ちょっとうれしいです。(笑)
最後にパスタとソースを和えるときは、フライパンの火を止めて余熱で和えていただくと失敗が少ないです。
ぜひご家庭で美味しいカルボナーラを!

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