パスタの茹で汁を美味しいと思った、衝撃のパスタ新発売です

今まで、「美味しいパスタ」とか「歯ごたえがもちもちのパスタ」とか「ソースによくからむパスタ」とかはいろいろ食べてきましたが
「パスタの茹で汁を美味しいと思ったパスタ」
は初めての経験でした。
パスタの茹で汁は、ソースの濃度や塩加減を調整するのに重要な存在です。
日本でイタリアで、おそらくは1000や2000ではきかない回数、様々なブランドのパスタを茹でてきた僕ですが、パスタの茹で汁に「ちょうどいい塩加減」とか「ちょっと塩が足りないかな」なんて感じたことはあっても、美味しいと感じたことはなかったのでそれはちょっとした衝撃でした。
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ポリ近郊、カステッロ ディ チステルナに位置するグラーニャ社のファミリー企業は航空機の機械系のメーカーで、その高い機械技術を活かし、30年以上に渡ってパスタ製造所の設備管理やブロンズダイスの製造を手掛けていました。
そんな中、「自分達の手で本当に美味しいクオリティの高いパスタを作りたい」との思いから、2000年にそれまでに培った経験と機械技術の分野での知識を用いてパスタ製造所を作り、自社でパスタの生産を始めました。
原材料は厳選されたイタリア産デュラムセモリナを使用し、ダイスは自社で製造したブロンズダイス、乾燥工程にはモミ材を用いた設備を配し、ショートパスタで19時間、ロングパスタでは最長56時間かけて低温乾燥させています。
「元々は航空機の機械を作っていて、パスタ用のブロンズダイスを作っていた会社が美味しいパスタを作りたいと思って生産したパスタ」
このストーリーを聞いただけで、思わずワクワクしてしまったのは僕だけでしょうか?(苦笑)
イタリアでは、Le Gemme del Vesuvio(レ ジェンメ デル ヴェスヴィオ)=ヴェスヴィオ火山の宝石、というブランドのパスタでGreat Taste Award 2010金賞をはじめ、数々の賞を受賞した経歴を持つとともに、多くの星付きレストランでも愛用されています。
そのLe Gemme del Vesuvioのパスタが、Partenope(パルテノペ)というブランド名で日本に届きました。
圧倒的な小麦の香りと、かみしめるほどに広がるもちもち感。
食べてみて僕が感じた感覚を、なんとかお伝えしようと言葉を探してみたのですが、どうしてもありきたりな言葉ばかり浮かんできて思うように表現できません。
官能的な、という言葉がふと浮かんだのですが、そこまで言ってしまうと言い過ぎでしょうか?(苦笑)
なんか、舌で味わってるというよりは脳で味わってるような・・・・ちょっとだけ、そんな感覚に陥っていたようにも思います。
まずは4種類。
定番のスパゲッティは1.5mm~1.6mmの使いやすい太さです。
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こちらはリングイーネです。
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百合の花、という意味の名前を持つジッリ
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ナポリのヴェスヴィオ火山を模したその名もヴェスヴィオ
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他ではなかなか見かけない面白い形もあったりして、見ているだけでも楽しくなる美味しいパスタです。
ぜひお試しくださいませ!!!
◇パルテノペのパスタはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/c/0000000298/

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