ブロッコリーとアンチョビ、セミドライチェリートマトのプーリア風カサレッチェ

クタクタになるまで茹でたブロッコリーが絶妙にパスタに絡む、イタリア南部プーリア州の一皿です。
本場ではオレッキエッテと合わせることが多いようですが、今日はカサレッチェで。
casarecce alla pugliese.jpg
【材料1人分】
カサレッチェ 100g
ブロッコリー 1/2株
アンチョビフィレ 2切れ
セミドライチェリートマト 6個 
EXオリーブオイル 大さじ4
バター 10g
ニンニク 1片
唐辛子 1本
岩塩、白ワイン、香りのEXオリーブオイル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の岩塩を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて好みの大きさに切ります。
唐辛子をタテに半分に切り、種を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にしてゆっくりニンニクの香りをオイルにうつします。
ニンニクが色づいてきたら火から外して、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛みを加えます。
刻んだアンチョビを加え中火弱で加熱し、香りが立ってきたら白ワインを加え中火強でアルコールを飛ばします。
適当な大きさに切ったブロッコリーとパスタを鍋に入れ、茹でます。
パスタをパッケージの時間通り茹でます。
(今回はブロッコリー10分茹でてみました。)
ソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタとブロッコリーを一緒にソースに和え、塩と茹で汁、オリーブオイルで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわししたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
それにしてもブロッコリーとアンチョビ、ドライトマトを組み合わせるだなんて、教えてもらったからできますけど思いつくのはなかなか難しいですよね。
歴史の中から生まれてきた、その土地に合った一皿なんだと思いますけど、こんな日常の一皿にこそイタリアらしさを感じる気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です