ブロッコリーとアンチョビ、ドライトマトのプーリア風ペンネ

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年も美味しいパスタいっぱい作りましょう。
2010年最初にご紹介させていただくのは、イタリアにいた頃、一緒に住んでたプーリア出身のイタリア人が作ってくれたパスタです。
彼が使ったのはオレッキエッテだったのですが、残念ながらなかったので代わりにペンネで。
Penne alla Pugliese.jpg
【材料1人分】
ペンネ 100g
ブロッコリー 1/2株
アンチョビペースト 大さじ2
ドライミニトマトオイル漬け 4個 
EXオリーヴオイル 大さじ4
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット 1個
仕上げのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対してタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて好みの大きさに切ります。
唐辛子をタテに半分に切り、種を取り除きます。
(唐辛子は切り口から辛味が出てきますので、辛いのが好きな方は細かく切ってください)
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクが軽く色づいてきたら火から外して、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛みを加えます。
(唐辛子の色が悪くなるのが気になったり、辛すぎるのが嫌な方はここで1ど唐辛子を取り出してください。)
アンチョビペーストと刻んだドライトマトを加え、弱火で加熱します。
適当な大きさに切ったブロッコリーとパスタを一緒に鍋に入れ、パッケージの時間通り茹でます。
ソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタとブロッコリーを一緒にソースに和え、ブロッコリーを潰しながらEXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて仕上げのEXオイルをひとまわしして、彩りのイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】35分
【費用】約350円
【コメント】
初めて彼が作るのを見たとき、「そんなに長い時間ブロッコリー茹でたらグズグズになるやん!茹ですぎちゃうん?」と驚いたのですが、日本人的には茹ですぎの感があるブロッコリーが潰れてソースのようになってパスタと絡まり、なんとも言えない味わいになりました。
一緒に茹でてるから、パスタにもほんのりブロッコリーの香りが移ってますし。
これに限らず、多くのイタリア人はとにかく野菜を茹でる傾向にあると思います。
食感を残す、とかはあんまり考えてないみたいです。(苦笑)
付け合わせの野菜を茹ですぎるのはちょっとどうかと思うのですが、このパスタのブロッコリーに関しては茹ですぎぐらいのほうが美味しいと思います。

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