タコの旨みをトマトソースに凝縮した、タコのラグーのスパゲッティーニ

イタリア語で、Ragù(ラグー)は煮込んだソースを意味します。
単にRagù と言うと、いわゆるミートソースを意味するのですが、
Ragù di pesce(ラグー ディ ペッシェ)だと魚介のラグー、
Ragù di cinghiale(ラグー ディ チンギアーレ)だと猪のラグーという意味になります。
で、今回はタコでラグーを作ってみました。
ミートソースほど重厚ではないですが、タコの旨みがトマトソースと溶け合って美味しくなる一皿です。
Spaghettini al ragu di polpo.jpg
【材料1人分】
スパゲッティーニ 100g
タコの足 小2本
タマネギ 1/4個
ニンジン 1/4本
セロリ 少量
トマトソース 100g
グリーンオリーブ 5個
EXオリーヴオイル 大さじ2
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩のタブレット 1個
塩、白ワイン、仕上げのEXオイル、バジリコペースト イタリアンパセリ 適量
【作り方】
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて適当な大きさに切ります。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
タマネギ、ニンジン、セロリをみじん切りにします。←以下、ソフリットと言います。
(フードプロセッサー等でペースト状にしてもOKです)
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
ソフリットを入れ、弱火で加熱します。
ソフリットが色づいてきたらタコを入れて軽く塩をし、中火で炒めます。
タコが色づいてきたら白ワインを入れ強火にしてアルコール分を飛ばします。
タコを取り出し、ミンサー、フードプロセッサー、包丁 etc. でひき肉に近い状態まで細かくします。
細かくしたタコとトマトソース、刻んだイタリアンパセリ、グリーンオリーブを入れ、弱火で煮込みます。
バジルペーストにEXオリーブオイルを加え、ソース状になるまでのばします。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して塩のタブレット1個を入れます。
パスタをパッケージの茹で時間より1分短く茹でます。
お玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて、黒胡椒を挽き、バジルペーストで作ったソースをひとまわししてイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】45分
【費用】約700円
【コメント】
手間と時間は少しかかるんですけど、かけただけのことはある美味しさです。
そんなに難しいものでもないですので、タコ好きな方はぜひ作っていただきたいです。
オリーブとかバジルペーストとかなければないでいいですし、代わりにケッパーとかズッキーニでも合いそうです。
なにか彩りになる緑のものがあればそれでOKだと思います。

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