今年も僕が1年間作ってきた料理を振り返って勝手にランキング。
11月以降の驚異の失速(笑)、があったにも関わらず194のレシピをご紹介させていただきました。
普通にいってれば200超えだったんでしょうが、それは来年にとっておくとします。
2015年はそれほど迷うこともなく、サクッと選ぶことができました。
あえて言えば次点のも入れたかったかな、というぐらいでしょうか。
それでは、いってみましょう。
まずはいつものこちらから。
【番外編】
福山雅治がフィレンツェで作ったボッタルガのスパゲッティ
こんなに簡単なのにめっちゃ美味しい、そして熱を加えることの難しさをあらためて教えてくれた一皿でした。
そしてボッタルガもやっぱりパウダーよりホールをすりおろした方が断然風味がいいです。
ここでご紹介させていただいた雑誌買ってから15年目にして初めて作ったのですが、こんなに美味しいのになぜもっと早く作らなかったのかと・・・・(笑)
では、ここから2015年ランキングです。
【５位】
スペルト小麦（古代小麦／ファッロ）とツナのサラダ
新しく取り扱いを始めさせていただいたスペルト小麦（古代小麦／ファッロ）は、お気に入りの食材になって何度も登場しました。
鶏のむね肉と合わせたのとどちらにしようかと思ったのですが、シンプルなこちらのサラダを選びました。
ホームパーティーのサイドメニューとしても休日のランチにもぴったりで栄養価も高い一皿です。
来年もまたいっぱい作るんだと思います。
【４位】
たらこと釜揚げしらす、マンダリンオレンジの香りの冷製スパゲッティ
これも定番の一皿なのですが、合わせたマンダリンオレンジ入りオリーブオイルの風味がとても冷製パスタと相性がよく、パスタに爽やかな風を吹き込んでくれました。
冷製パスタにマンダリンオレンジ入りオリーブオイル、というのも僕の中のお気に入りになりました。
焼いたお肉やサラダにお使いいただいても美味しいですので、こちらのオリーブオイルもぜひお試しいただければと思います。
【３位】
タレッジョとサンダニエーレ産生ハムのトロフィエ
タレッジョチーズとサンダニエーレ産生ハムの相性が抜群で、チーズ好きにはたまらない一皿です。
生ハムにタレッジョに生クリームそれぞれが強い味わいを持っていますので、驚くほど簡単に本格的で美味しい一皿が出来てしまいます。
絶対に失敗できないおもてなしが近々ある、なんて方にぜひお試しいただきたい一皿です。
【２位】
ナポリから出来たてが空輸された水牛のモッツァレラと山梨県産かのいわの桃とサンダニエーレ産生ハム
一口食べて思わず笑ってしまうぐらい、驚きの美味しさでした。
ほぼ素材と組み合わせの勝利で僕はなにもしてないに等しい訳ですが、これを書きながら桃の季節が待ちきれないぐらいです。(笑)
カプレーゼも大好きですが、個人的にはこちらの方が上をいく美味しさです。
【１位】
ちょっと高めの牛肉を使ったラグーにポルチーニをプラスしたマファルデ
今年も姪っ子ちゃんにパスタを作る機会が度々あったのですが、いろいろ作ったパスタの中で唯一反応が違ったのがこのパスタでした。
美味しいと思ってくれたパスタは一杯食べてくれて、残念ながらなにかがダメだったパスタは全然食べてくれない素直な姪っ子ちゃん。
一杯食べてくれたパスタでも、僕から「美味しい？」と聞いたら『おいしい！』と元気よく答えてくれるのが普通だったのですが、このラグーは一口食べたときから『おいしー！』と言ってくれて驚異的なハイペースで食べてくれた上、一口食べるごとに僕の方を向いて笑顔で『おいしいね♪』『おいしー！！』と繰り返しながら食べてくれました。
とりあえずこれより後に作ったパスタでもこの現象は起きていませんでしたので(苦笑)、この一皿は彼女にとって特別だったのだと思います。
事務所で作って1人で食べたときも美味しいと思いましたが、やっぱり食べてくれる人が美味しいと言ってくれるのがなによりの喜びです。
これからもこんな一皿を作れるようにがんばります。
【2015年総括】
今回ご紹介させていただいた6皿は僕がどうこうよりも素材の美味しさのおかげであって、どちらかと言うと僕は素材の邪魔をしないことがなによりも大事だったと思います。
素材と塩加減と火加減。
この3つを大切に、食べてくれる人のことを思いながら来年もいっぱいパスタ作りたいと思います。
今年1年、どうもありがとうございました。
2016年もどうぞよろしくお願いいたします。
お節に飽きたら、パスタもね♪(笑)
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