最初は普通のミートソースにポルチーニをプラスしようと思ってたんですが、ちょっと用があって駅の方へ向かう途中、「もしちょっと高めのお肉を使ったらどれぐらい変わるのかな？」と思って急遽こちらを買ってみました。
僕は、「高いものを使えば美味しくできるのは当たり前」というのは不正確だと思っていて、価格というのは人が決めたものであって、その食材が持ってるポテンシャルをどこまで引き出せるかがポイントだと思っています。
で、こちらの牛挽き肉、国産黒毛和牛と書かれていましたものの神戸牛という表記はありませんでしたので神戸牛ではないのだと思われます。
がしかし。
火を通してみて驚きました。
いつも使っている挽き肉って、ちょっと失礼かもしれないんですけどどこまでいっても挽き肉じゃないですか？
でもこれは、挽き肉でありながらしっかりと牛肉の味がしたんです。
しかも極上の。
これは間違いなく美味しいのが出来そう、とワクワクしながら作ってました。
【材料１人分】
マファルデ 100g
牛挽き肉 50g
乾燥ポルチーニ 5g
ソフリット スプーン2杯
ホールトマト缶 1/3缶
EXオリーブオイル スプーン2杯
バター 20g
塩(細粒)、塩(粗粒)、胡椒、赤ワイン、パルミジャーノ、香りのEXオイル、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
乾燥ポルチーニはぬるま湯で1時間ほどかけて戻した後、小さめの一口大に切ります。
牛挽き肉に塩、胡椒します。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
フライパンにオリーブオイルを入れ加熱し、温まったら挽き肉を中火強で炒めます。
半分ほど火が入ったらポルチーニを加え、香りが立ってきたら赤ワインを加えアルコールを飛ばします。
ホールトマトとソフリットを入れて弱火で30分煮込みます。
パスタをパッケージの茹で時間より2分短く茹でます。
残り1分でお玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタを3分かけてソースに和え、EXオイルと茹で汁、パルミジャーノと塩(細粒)で味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして刻んだイタリアンパセリを散らし黒胡椒を挽いたら完成です。
お好みでさらにパルミジャーノをプラスしていただいても美味しいです。
【所要時間】45分
【コメント】
ダメだ。
これほんとダメだ。
赤ワインがなきゃダメだ！(←仕事中・笑）
思わず「あ～、ここに赤ワインあったら幸せやろな～」なんて不謹慎なことを考えてしまうぐらい美味しかったです。
もちろん毎回こんな高いお肉を使う訳にはいきませんが、それでもなにか大切なおもてなしやお祝いの日には充分にアリだと思います。
それに、普段の僕のお昼を作る予算と比べると確かに高いですが、たとえば家族4人で外食することを思えば、決して高くはないと思います。
特別な日に気合い入れてこんなパスタ作ったら、「なにこれメッチャ美味しい！！！」と褒めていただけること間違いなしです。
自分の作ったものを食べて大切な人が笑顔になってくれる、というのはなにものにも代えがたい喜びだと思います。
そんな、食卓に広がる笑顔のお手伝いができますようにと願いながら、これからもがんばっていきます。
とりあえずまずは、お肉系ソース大好きな姪っ子ちゃんに作ってあげたいと思います。
おっちゃんがんばるで！(笑)