サルシッチャピッカンテを使った簡単ペンネアラビアータ

僕がパスタを作るときに考えていると言いますか気をつけているのは、「素材、塩加減、火加減」です。
素材というのは高いお肉とか新鮮なお魚というのもありますが、それよりもこのカテゴリー的には「この素材を使えば失敗の可能性を減らし間違いなく美味しさをUPしてくれる」みたいな感じです。
塩加減はほんの少しで味が変わってきます。
もちろん塩が多すぎるのは問題ですが、塩が少なすぎて味がしないのも困りものです。
本日使ったサルシッチャやパルミジャーノ、アンチョビやケッパーなどを使えば塩を振ることなく美味しい一皿ができますので、間接的な塩味というのは意識しています。
火加減は焼肉を例えにするとイメージしていただきやすいかと思うのですが、美味しい焼き色は食欲をそそりますけど、焼き過ぎて真っ黒な炭になってしまっては食べれません。
アーリオオーリオのニンニクなどもそうですが、焦げはすべての香りや旨味を駆逐します。
焦がしてしまったらもう1度やり直しぐらいの意識で、焦げそうになったら火を弱めたりフライパンを火から外していただければと思います。
では、本日のペンネアラビアータです。
普通、ペンネアラビアータはニンニクと唐辛子を使ったペンネのトマトソースですが、唐辛子の入ったサルシッチャピッカンテを使えばちょっと邪道ですが簡単に美味しく辛いアラビアータが出来あがります。
ニンニクや唐辛子を焦がす心配もないですのでお気軽にチャレンジしてくださいませ。
penne allarrabiata con salsiccia.jpg
【材料1人分】
ペンネリガーテ 100g
サルシッチャピッカンテ 50g
ホールトマト缶 1/3缶
EXオリーブオイル スプーン2杯
バター 10g
海塩(粗粒)パルミジャーノ香りのEXオリーブオイル、赤ワイン、イタリアンパセリ、黒胡椒 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
サルシッチャの皮を取り、小さめにちぎります。
フライパンにEXオイルを入れ加熱し、温まったらサルシッチャを加え中火強でしっかり焼き色をつけます。
サルシッチャに焼き色がついたら赤ワインを加え、赤ワインのアルコール分が飛んだらトマトソースを加えごく弱火にします。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
残り1分ぐらいでソースと同量弱のパスタの茹で汁とバターを加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをフライパンに加え和えた後、火を止めてパルミジャーノを加えよく混ぜます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いてイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
ニンニクやみじん切りしたタマネギを加えても美味しいと思いますけど、どこまでもシンプルに簡単にしてみました。
こんなに簡単なのに美味しいのは、サルシッチャとパルミジャーノのおかげだと思います。
辛いものにそこまで魅力は感じない僕ですが、ときどき食べたくなる辛さと美味しさです。
辛いものがお好きな方は、さらに唐辛子を追加していただければと思います。

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