イカスミを練り込んだ手打ちパスタ、リングイーネを使った海老と帆立のラグーソース

イタリア中東部マルケ州に位置する、人口約2000人の小さな町カンポフィローネの伝統的な手打ちパスタを使ってみました。
イカスミを練り込んだ風味豊かなパスタは、色彩的なインパクトとともにイカスミの風味もお楽しみいただけるパスタは、魚介を使ったソースやボンゴレによく合います。
で、今日は海老と帆立のラグーにしてみました。
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【材料1人分】
イカスミを練り込んだ手打ちリングイーネ 83g
帆立 4個
海老(小さめ) 5尾
ミニトマト 1個
アンチョビフィレ 2切れ
EXオリーブオイル スプーン2杯
ニンニク 1片
唐辛子 1本
塩(細粒)塩(粗粒)香りのEXオリーブオイル、白ワイン、イタリアンパセリ、黒胡椒 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
海老は4尾は皮を剥いて背わたを取ります。
ミニトマトは半分にカットします。
帆立と海老を挽き肉サイズぐらいになるまで包丁で叩きます。
ニンニク1片を包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除きます。
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
唐辛子は縦に2つに割って種を取り除きます。
ニンニクがキツネ色になってきたらフライパンを火から外し、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛味を加えます。
フライパンに刻んだアンチョビと皮を剥いていない海老1尾(←ダシ代わり)を入れて中火強で加熱し、アンチョビがパチパチはじけてきたら叩いた海老と帆立を加えます。
海老と帆立の香りが立ってきたら白ワインを加えアルコールを飛ばし、ミニトマトを加えます。
パスタを1分茹でます。
殻付きの海老を取り出し、残り30秒でソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
(取り出した海老は皮を剥いて美味しくいただきます)
茹であがったパスタをフライパンに加え1分ちょっとかけてソースをパスタに吸わせるように和えます。
お皿に盛りつけて香りのEXオイルをひとまわしして黒胡椒を挽いて刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
パスタの83gは、1箱250gを3回に分けて食べるのを意識してのことです。
こんな簡単にこんな美味しい一皿が出来てしまうとちょっと嬉しくなってしまいますが、すべては素材の力です。
やっぱり手打ちパスタはイタリアを感じさせてくれますね。
日本でも乾燥パスタは浸透してきましたが、手打ちパスタとなるとまだまだイタリアンレストランで食べるものという印象が強いと思います。
ご家庭で本場の伝統的な手打ちパスタをぜひお楽しみいただければと思います。

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