フレッシュバジルペーストと帆立のトロフィエ

昨日ご紹介させていただきました新商品のパスタ、トロフィエ。
手のひらでパスタをこすることによってねじれが生まれ、それがソースと絡み食感の元になっています。
リグーリア発祥のパスタということで、まずは同じくリグーリアの名産バジルペーストと合わせてみました。
Pesto Genovese(ペストジェノヴェーゼ)=ジェノヴァ風ペースト、なんて言い方もしますね。
で、ただいま当店で取り扱っておりますバジルペーストが欠品中のため、バジル買ってきて自分でフレッシュバジルペースト作ってみました。
trofie alla genovese.jpg
【材料1人分】
トロフィエ 100g
帆立 4個
バジル 4茎分
アンチョビフィレ 2切れ
EXオリーブオイル スプーン4杯
ニンニク 1片
松の実 30g
パルミジャーノ 30g
バター 10g
塩(細粒)海塩(粗粒)香りのEXオリーブオイル、飾り用バジル 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の塩(粗粒)を入れます。
ボウルにニンニクと松の実と塩を入れ、ハンドミキサーで細かくします。
(フードプロセッサーがある方はフードプロセッサーをお使いください)
バジルは茎を外して、葉の部分をちぎりながらボウルに加え、ハンドミキサーで細かくします。
オリーブオイルも加え、松の実の粒がなくなるぐらいまで細かくしたらパルミジャーノを加えて少しだけ回します。
お好みの食感のペーストになればOKです。
フライパンにオリーブオイル少量とアンチョビフィレを入れ、アンチョビを潰しながら加熱します。
アンチョビの香りが立ってきたら帆立を加え、中火強で軽く炒めます。
帆立をいったん取り出します。
パスタをパッケージの茹で時間通り茹でます。
残り1分ぐらいでお玉1杯分ぐらいパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
茹であがったパスタをソースに和え、4等分した帆立とボウルのバジルペーストを加え軽く混ぜます。
お皿に盛りつけて仕上げのEXオイルをひとまわししてバジルを飾れば完成です。
【コメント】
バジルペーストを販売している僕がこんなこと言うのもなんなんですけど、やっぱフレッシュなバジルペーストの方が断然美味しいです。
イタリアだと、それぞれの家庭で作るのはもちろん、スーパーでも瓶詰とは別に作りたてのフレッシュなバジルペーストも販売してるんです。
イタリアのものだから、自分のお店で売ってるものだから、なんでもかんでも煽るように「最高級」とか言うのはなんか性格上好きではありません。
イタリアにはフェラーリのような妥協を許さない芸術とも呼べる高級品もあれば、「僕は近所のみんなが普通に買えるような値段の美味しいワインを作りたいんだよね」と言って脱サラした人が作った安価な美味しいワインもあります。
そのどちらもイタリアの文化であり、イタリアの豊かさの象徴でもあると僕は思います。
このレシピブログをご覧いただいて、神戸いたりあ屋でイタリアの食材に触れていただいて、僕が大好きなイタリアやイタリア料理を好きになっていただいたり、興味を持っていただければ嬉しいです。
これからも、僕がイタリアでの暮らしで感じた豊かさをイタリアの食材やレシピを通してお伝えしていければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
って、なんか話が脱線しちゃいましたがぜひぜひ自家製のバジルペースト作ってみてください!ってことです。(笑)
簡単で美味しいですよ♪

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