加熱していないのに、酸味も水っぽさも感じなかった済んだ味わいのホールトマト

新登場のホールトマト缶(ダイスカット)です。
このホールトマトを初めて試食させていただいたのは、いつもお世話になっているインポーターさんの展示会でした。
その展示会場では火の使用も電磁調理器も禁止されていたそうで、「あらかじめ茹でておいたショートパスタにオリーブオイル、開けた缶からホールトマトをTスプーン一杯、塩少々とパルミジャーノ」という即席冷製パスタな感じでの試食となりました。
「加熱してないホールトマトだから、それなりに水っぽくて酸っぱいんだろな」なんて思いながら口に含んでみたのですが、しかし。
僕の予想はいい意味で裏切られました。
まったく水っぽくも酸っぱくもなく、瑞々しいトマトの風味が口に広がったんです。
「加熱してなくてこれってすごいですね! ぜひこれ扱わせてください!!!」
と、価格も聞いてないのにその場でお願いしてました。(苦笑)
展示会の時点ではまだ業務用2.5kgサイズしかなかったのですが、ようやくここに家庭用400gサイズをご紹介させていただくことができました。
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正直なところ、当店で取り扱っておりますチリエジーノ(=チェリートマト)のソースに甘さではかないません。
瑞々しさにしても、サンマルツァーノDOPの方が上だと思います。
でも僕は、これをイタリアにおけるトマトの多様性だととらえます。
イタリアの八百屋さんに行くと、日本では考えられないぐらい多くの種類のトマトが並んでいました。
大きさの違うもの、形の違うもの、生で食べるトマト、加熱してソースにするトマト、中にはまだ熟していない緑色のもトマトありました。
(緑のはサラダに入れて生で食べるんだそうです)
そのそれぞれに個性があって、用途が違っていて、食べる人の好みも違っていて・・・・
早速このホールトマトを使ってシンプルにパスタを作ってみたんですけど、イタリアを思い出す、どこか懐かしい一皿になりました。
南イタリアの大地と強烈な太陽に育まれた完熟トマトを、収獲後すぐに工場で加工することで酸味を抑えた仕上がりになっています。
チリエジーノともサンマルツァーノともまた違う、イタリアのトマトの味をお楽しみくださいませ。
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