2009年4月23日の日記です。
遅ればせながらフィレンツェ最後の晩餐をご紹介させていただきます。
観光的にはメインでないゾーンにある、トラットリア アルマンドです。
それまでコテコテ系のものを食べる機会が多かったせいか、
最後はなんとなく上品というか洗練されたものが食べたくなりました。
(あくまでイタリア基準ですが)
前菜はピエンツァ産ペコリーノチーズとカルチョーフィのグラタン風です。
元々はカルチョーフィの代わりにポルチーニだったのですが、さすがに季節柄なかったらしく代用品でした。
ペコリーノとオリーヴオイルとカルチョーフィだけのシンプルな一皿なのですが、(たぶん)
織りなす風味がとても素晴らしくて美味しかったです。
次はポルチーニver.も食べてみたいものです。
プリモはカルチョーフィのアーリオオーリオのスパゲッティです。
この組み合わせは初めて見たので注文してみました。
こちらもシンプルながら味わい深い一皿でした。
自分でもチャレンジしてみたいパスタです。
セコンドは牛肉のタリアータ、コロンナータのラルド風味です。
絶妙の焼き加減がラルドの風味と相まって口の中に旨みが広がりました。
サービススタッフの方に薦められた一皿だったのですが、納得の美味しさです。
デザートは自家製プリン。
久しぶりに前菜からドルチェまで制覇しました。
これだけ食べるとさすがにお腹いっぱいです。
この日の晩ゴハンはジェラート1個で済ませてしまいました。
メニューにはコテコテのトスカーナ料理もあったので、
このお店でそれらを頼むとどんなものが出てくるのか興味のあるところです。
ちなみにこのお店、お昼に行くと割引きありました。
価格的にはちょっとお高い感じなので、もし行かれるならお昼が狙い目です。