イタリアで驚いたことの1つに、野菜の美味しさがあります。
ほんと美味しい。
そんなイタリアの野菜の中で、スーパーに行く度に不思議に思ってたことがありました。
それは何かと言いますと、ピーマンが売ってないんです。
いや、イタリア語でピーマンを意味する peperone(ペペローネ)は売ってるんですけど、赤と黄色のものしか売ってないんです。
「これってパプリカだよなぁ・・・・なんで緑のピーマンがないんだろ?」
と買い物の度に不思議に思ってたある日、不思議なピーマンを見つけました。
半分ぐらい赤い色で、残りの半分が緑色だったんです。
「ピーマンって緑色してるのが当たり前だと思ってたけど、もしかして緑から赤や黄色になるの?」
恥ずかしながら、イタリア行くまで知りませんでした。
ブロッコリーやキャベツみたいに、ピーマンって緑色の野菜なんだと思ってました。
日本では子供の嫌いな野菜ランキングで1・2を争うピーマン。
なぜ完熟する前の状態で売られているんでしょう? 赤く熟したピーマンは甘くて美味しいのに。
あれがピーマンの本当の姿なのだとしたら、日本の子供たちは本当のピーマンを知らずに嫌いだと言ってることになってしまいます。
なんだかちょっと悲しいです。
そしてまたイタリアのピーマンはやたらと大きいんです。
1個の大きさが日本の一般的なピーマン3~5個分ぐらいあります。
赤ピーマンや黄ピーマンをグリルして皮を剥いたのは僕も大好きで、自分でもときでおき作って食べるのですが、やっぱりイタリアの肉厚なピーマンで作るのにはかないません。
そんなことをちょっと思い出しながら、いつものスペルト小麦にグリルした赤ピーマンをプラスしてみました。
【材料1人分】
スペルト小麦 80g
鶏むね肉 170g
グリルした赤ピーマン 7切れ
ミニトマト 4個
オリーブの実 7個
EXオリーブオイル スプーン4杯
白ワインビネガー スプーン2杯
レモン果汁 スプーン1杯
塩、イタリアンパセリ 適量
【作り方】
片手鍋に1Lの水を入れて塩ひとつまみ加え沸騰させます。
火を止めてタイマーを10分にセットして、鶏むね肉とブロッコリーを入れて蓋をします。
その間にミニトマトを半分にカットしてオリーブとともにボウルに入れてよく混ぜます。
白ワインビネガー、オリーブオイルを加えてさらに混ぜます。
10分経ったところで鶏むね肉を取り出し、アルミホイルで包みます。
鶏むね肉を茹でていた鍋にスペルト小麦を入れて中火弱で茹でます。
スペルト小麦は15分~20分ぐらい茹でてお好みの硬さになったところでザルにあげ、流水で洗います。
(ちなみに僕は15分茹でました)
水気をよく切ってボウルの具材と合わせます。
ちぎった鶏むね肉とペペロナータを加えさらに混ぜます。
お皿に盛って、レモン果汁をおとして刻んだイタリアンパセリを散らしたら完成です。
【所要時間】35分
【コメント】
ちなみに、今回使ったペペロナータはこちらです。
そのままお召し上がりいただいても、サラダやパスタ、ピッツァに焼いたお肉のつけあわせにお使いいただいても美味しいですので、ぜひお試しくださいませ。
僕のお気に入りの一品です♪
◇グリルした赤ピーマンはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/oli_peperoni/