暑さで食欲がないときにお薦めです、シンプルなトマトの冷製カペッリーニ。
日本ではなぜかカッペリーニという名称で間違って浸透していますが、イタリア語でカッペリーニというと極細のパスタではなく小粒のケッパーを意味しますのでご注意を。
カペッリ／capelli ＝髪の毛
カペッリーニ／capellini ＝極細パスタ
カッペリ／capperi ＝ケッパー
カッペリーニ／capperini ＝小粒のケッパー
カッペッリ／cappelli ＝帽子
カッペッリーニ／cappellini ＝小さな帽子
なんか早口言葉みたいですね。(笑)
ちなみに全部複数形で、単数形はそれぞれ最後のiの音がoに変わります。
以上、簡単イタリア語講座でした。
【材料１人分】
カペッリーニ 100g
トマト 1個
ニンニク 1/2片
EXオリーブオイル スプーン4杯
白ワインビネガー スプーン1杯
バルサミコ スプーン1杯
レモンジュース スプーン1杯
海塩(細粒)、海塩(粗粒)、黒胡椒 適量
【作り方】
トマトを湯剥きして横に包丁を入れ、種を取って小口切りにします。
ボウルに細かくみじん切りにしたニンニクとトマトを入れ塩(細粒)をしてよく混ぜます。
白ワインビネガー、バルサミコ、レモンジュース、EXオリーブオイルを加えてよく混ぜます。
出来たソースは冷凍庫で冷やしておきます。
お皿とフォークも一緒に冷凍庫で冷やしておきます。
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを冷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
ボウルの中でソースとパスタを和わせ塩とEXオイルで味と濃度を調えます。
お皿に盛って刻んだバジルを飾り、黒胡椒を挽いたら完成です。
【所要時間】25分
【コメント】
太めのパスタで冷製作るのも好きですけど、カペッリーニならではの食感はやはり特別です。
いろんなものを冷製にしてしまう僕ですが、トマトだけのシンプルな冷製パスタは立ち戻る原点と言いますか、ここがスタート地点なんだな、と再確認させてくれる味です。
暑い日のランチにぴったりの一皿です♪