パスタ上手への第一歩、アンチョビフィレを使いこなして「間接的な塩味」を!

56gのお手頃サイズのアンチョビフィレが新登場です。
地中海最大の島、シチリア島南西部に位置するシャッカの港に水揚げされたカタクチイワシをその日の内に1つずつ丁寧に手開きで内臓や骨を取り除き、シチリア産の天日塩で塩漬けにする製法と鮮度の良さだからこそ味わうことのできる、雑味も生臭さも塩辛さも感じないイワシ本来の風味を楽しむことのできるアゴスティーノレッカのアンチョビフィレです。
すでに扱いのあるフラントイオビアンコのアンチョビフィレと比べますと、フラントイオビアンコの方が塩気が少なくまろやかな味わいですが、かといってアゴスティーノレッカのアンチョビが塩辛い訳ではありません。
なんて言うんでしょう?
「ビシッと塩が決まっている」
みたいな感じです。
フィレとしてはアゴスティーノレッカの方が身がしっかりとしてしている感じでした。
どちらのブランドも丁寧な仕事で美味しいことに間違いはありませんが、このへんの個性の違いは北イタリアのリグーリアと南イタリアのシチリアの差からくるものでしょうか?
お好みによって、また、使う料理によってお選びいただければと思います。
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日々是パスタ修行中の僕が最近意識していることが「間接的な塩味」です。
パスタソースを作るとき、ソースのメインとなる食材やパスタを和えるときに塩をうつのではなく、アンチョビの塩味とパスタの茹で汁の塩味だけで塩を決める・・・、ってこれがまた難しいんですけどね。
でも、上手くできたときは味にふくらみがあると言いますか重層的な感じになる言いますか、とても美味しいパスタになりますので、みなさまもぜひぜひアンチョビを使いこなしてパスタ上手への道を歩んでくださいませ。
ちなみに右下に写っていますこの料理は、バゲットの上にスライスしたシトロン(レモンに似た果実)、水牛のモッツァレラ、そしてアンチョビを乗せているんだそうです。
イタリア人の食材の組み合わせにはいつも驚かされます。(笑)
◇シチリア産アンチョビフィレはこちらからどうぞ
https://item.rakuten.co.jp/italiaya/agos_alice56/

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