キャビアを楽しむ冷製カペッリーニをワンスプーンで

昨日のブログにも書かせていただきましたが、キャビア自体を楽しむにはそのままお召し上がりいただくのが1番だと思います。
できればキャビアスプーン・・・・は高いのが多いですので、貝で出来たスプーンや陶器のスプーン、なんならコンビニで買ったアイスを食べるときに使うプラスティックのスプーンでもいいかもしれません。
最後のはちょっと雰囲気台無しですが。(苦笑)
さてさて。
美味しいんですけど、正直、高価で量も少ないキャビアです。
もし僕が自分で買うとしたら大切な人に食べさせてあげたいと思うときや、仲間とホームパーティーするときぐらいしか思いつきません。
さすがに自分1人のためにはなかなか買えないと思います。(笑)
そんなキャビアを、どんな風に食べてもらうのが1番だろう? と考えてみました。
ホテルのパーティーなんかで見かける、クラッカーの上にキャビアが飾りのようにちょこっと、というのはなんか面白くありません。
キャビア、と聞くとなんかテンションあがりますよね?
食事の始まりに気分を高め期待を抱かせるような一皿。
美味しいスパークリングワインと合わせて、ねっとりとした食感と鼻腔に抜ける風味を充分に楽しんだ後、キャビアの余韻に泡を流しこむような、そんな一時。
そんなイメージで作ってみました。
capellini al caviale con cucchiaio.jpg
【材料2人分】
カペッリーニ 10g~15g
イタリア産養殖キャビア オシェトラ 10g
EXオリーブオイル岩塩レモンジュース、エシャロット、セルフィーユ 適量
【作り方】
エシャロットをみじん切りにします。
鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の岩塩を入れます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタは少量なので、氷水にとることなくボウルに入れてそのまま冷凍庫に入れます。
(大きめのボウルに氷水を入れ、小さなボウルに入れたパスタを冷やす方がベターではあります)
パスタが冷えたらボウルの中でEXオリーブオイル少量とモンジュース数滴を加え混ぜます。
フォークにパスタ3~4本を絡ませ、スプーンの上でくるくると回して立体的に巻きつけます。
パスタの上にエシャロットを乗せ、さらに上からキャビアを乗せてセルフィーユを散らせば完成です。
【所要時間】15分
【コメント】
コースの始まりがパスタというのはちょっとアレかもしれませんが(苦笑)、それでもシンプルにキャビアを味わうには最適な一皿じゃないかと思います。
ワンスプーンにしたのは量が少ないからってのもありますけど、「これから始まる食事が楽しくなることを予感させる」ために、一瞬で終わらせたかったからです。
なんて言いますか、潔さとかキレ味みたいなのが欲しかったんです。
高価で美味しいものこそ、一瞬が勝負なんじゃないかと。
(お寿司もそんな気がします)
で、ここから続く前菜の盛り合わせに美味しいパテとかハムとか出てきたら・・・・
そんなコースを、誰か僕に食べさせてください!(笑)
ではでは、今日は最後にもう1枚写真です。
キャビアとエシャロットの相性もいいですね。
パスタはもうちょっと少なくても良かったかな、とも思います。
あくまでもメインはキャビアですので。
capellini al caviale_g.jpg
それにしても美しいです。
出来ることなら大盛りで食べたいぐらいです。(笑)

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